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花を刺す ーエレガント・エディションー
¥1,650
小説というものはもちろん架空の話である。 ただその話が現実からどれほど離れているか、どのように離れているかは作品や作者によって違いがある。 私小説のようにほぼ私たちの日常を舞台にしている作品もあれば、SFやファンタジーのように全く別の世界のことを描いた作品もあるわけで、大木芙沙子氏の作品はこの現実からの乖離具合が絶妙である。 登場人物たちは私たちの世界ではありえない状況に身を置きながら、それぞれ「生活している」のだ。 彼女の作品を読むと私は花壇に帯化した花を見たときのような、しらすの中に謎の甲殻類を見つけた時のような喜びを感じるのである。 それもそのはず、彼女のSNSにおけるハンドルネームは「エレガントザリガニ」。 日常の中の、ある意味狂った感じがたまらない短編集です。 (店主) 著者:大木芙沙子 1,500円+税 B6、158ページ ペーパーバック 発行日:2024年5月13日 Profile 大木 芙沙子 / Fusako Ohki 1988年3月23日生 東京都出身。 2019年よりオンライン文芸誌「破滅派」にて駿瀬天馬のペンネームで作品を発表。2021年よりToshiya Kamei氏の英訳によって英語圏での作品発表を開始。海外オンライン文芸誌やアンソロジーへの参加などを精力的に行う。国内ではKaguya Planetで短編SF小説執筆者に抜擢、「かわいいハミー」を発表。『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)に寄稿。惑星と口笛ブックスより短編集『花を刺す』が刊行。「ふくらはぎ」が2022年下半期同人雑誌優秀作となり『文學界』に転載。他、「うなぎ」(『文學界』2023年5月号掲載)、「トイレットペッパー」(『小説すばる』2023年5月号)、「二十七番目の月」(Kaguya Planet)など。
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このきのこ
¥1,760
書肆ならたけ屋店主おおうちもとひろが、満を辞して書く渾身の回文集。 50以上のきのこの名前をひっくり返し、回文として新たな物語を紡ぎました。 回文ひとつひとつにイラストを付けてくれたのは、漫画家のうつろあきこさん。 じつはおおうちがTwitterで「きのこ回文の本を作りたい」と言った際に名乗りをあげてくれたのがうつろさんなのです。 それぞれのきのこについての解説付き。 きのこ回文の森へようこそ! (店主) 文:おおうちもとひろ 絵:うつろあきこ 出版社:LITTLE MAN BOOKS 1,600円+税 150✕150mm 108ページ 上製本 ISBN978-4-910023-04-5 発売日:2023年2月20日 きのこ回文ってなんですか? 世にも稀なる きのこ回文作家が紡ぐ 愉快で奇妙な 54の物語 ひっそり静かな夜の森。抜き足差し足忍び込むと… そこには、きのこ回文の世界がありました。 よく焼けたシイタケ、耐えるツエタケ、奇抜なツバキン…上から読んでも下から読んでも同じ顔。世界を逆さにのぞくとあらわれる不思議の国へようこそ。きのこたちは皆、あなたの到着を心待ちにしていましたよ。楽しい仲間がほとんどですが、中には猛毒のあるやつもまじっていますので、ご用心。あなたが回文の一部になってしまうようであれば、それはそれ、わたしたちは大歓迎です。どうか、言葉の端から端までゆっくりご堪能ください。それでは、よい航海を(ボン・ボヤージュ)! 文 おおうち もとひろ きのこ回文家。サックス吹き。関東きのこの会副会長。 小出版社専門オンライン書店「書肆ならたけ屋」を経営しつつ、日々あらゆる言葉を逆さまにして暮らしている。 「神の子おおうちもとひろ。人、餅、魚お好みか」 (かみのこおおうちもとひろひともちうおおこのみか) 絵 うつろ あきこ 漫画家。ある日タマゴタケを見つけたことから、きのこ愛に目覚める。コミックエッセイ『かわいいきのこ』(イースト・プレス)を刊行。その他の作品に『宇宙屋台へおいでませ』(全2巻/小学館)などがある。 「良く噛みな。うつろ見てみろ。通な味覚よ」 (よくかみなうつろみてみろつうなみかくよ)
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だめあめだ
¥500
SOLD OUT
回文家コジヤジコ氏がイラストも手がけた回文絵本。 回文は作者の個性が滲み出て面白いのですが、コジヤジコ氏の回文はほのぼのしていて、しかも絵もほのぼのしていてじつにお人柄がでているのです。 (店主) 雨の日に読みたくなる、小さな回文絵本を作りました。 ーーーーーー 回文・絵 コジヤジコ デザイン むらかみ 印刷・製本 レトロ印刷 2022年11月20日 初版第1刷発行 ーーーーーーーーーー 中綴じミシン製本 ※青い糸が雨みたいです 仕上がり75×200mm 表紙 +本文20頁 ーーーーーーーーーー コジヤジコ Twitter: @cozyar_kaibun
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26文字のラブレター
¥1,980
SOLD OUT
都々逸の本です。 恋愛の機微を的確に表現した作品たちは、現代の恋する人たちにもしかと共鳴するのです。 (店主) 絵:いとうあつき/編:遊泳舎 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:B6判(ハードカバー) 頁数:160P 発売日:2019年12月6日 ISBN:978-4-909842-04-6 粋でロマンチックな、26文字のリズムに酔いしれる——。 恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす 江戸末期〜明治にかけて流行した26文字の唄「都々逸(どどいつ)」。本書では、恋愛にまつわる60作品を現代解釈を交えたイラストとともに紹介します。 さらに、スペシャルコラム「都々逸を詠む」では、現代の作家やアーティストの方々による、オリジナル都々逸を掲載。 時代を超えてよみがえった珠玉の恋の唄を、じっくりと味わってみてください。 ○都々逸とは? 俳句が「5・7・5」、短歌が「5・7・5・7・7」であるのに対し、都々逸は基本的に「7・7・7・5」の形式になっているのが特徴です。 寄席で三味線を弾きながら唄われるなどして親しまれ、唄い継がれてきたものが多かったため、思わず口ずさみたくなるような独特のリズムを持っています。 ○SPECIAL COLUMN「都々逸を詠む」執筆者 ・川嶋あい (シンガーソングライター) ・伊波真人 (歌人) ・わかつきひかる (作家) ・ボンジュール鈴木 (シンガーソングライター) はじめに 「都々逸」をご存知でしょうか? 「ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする」 教科書に載っていることでも知られる一節です。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 「都々逸」は「どどいつ」と読み、江戸時代の終わりから明治時代にかけて、主に庶民の間で流行した唄のことを指します。俳句が「5・7・5」、短歌が「5・7・5・7・7」であるのに対し、都々逸は基本的に「7・7・7・5」の形式になっているのが特徴です。 寄席で三味線を弾きながら唄われるなどして親しまれ、唄い継がれてきたものが多かったため、思わず口ずさみたくなるような独特のリズムを持っています。時代を経て、日常的に触れる機会は少なくなったように思えますが、歌謡曲の歌詞にもそのリズムが応用されているなど、実は今でも都々逸は日本文化の中に息づいているのです。 また、韻を踏んだり掛詞を用いたりと、言葉遊びの要素もあり、洒落っ気に満ちています。いわゆる「粋」とでも言いましょうか。人気テレビ番組「笑点」の大喜利のお題として目にすることもありますね。即興で唄われることも多かったようで、気取らず自然に楽しめるからこそ、広く世間に親しまれたのでしょう。 そんな都々逸には、恋愛にまつわる唄も数多く、心地よいリズムとともに、ストレートに情感に訴えかけてくる力があります。本書では、古くから唄い継がれてきた都々逸の中から、恋愛にまつわる60作品を選びぬき、現代解釈を交えたイラストとともに紹介します。 さらに、スペシャルコラム「都々逸を詠む」と題して、現代の作家やアーティストの方々に、オリジナル都々逸を制作していただきました。 時代を超えてよみがえった珠玉の恋の唄を、じっくりと味わってみてください。 いとうあつき 1990 年生まれ。東京都在住。文教大学教育学部卒業。 2016 年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。 Web: itoatsuki.tumblr.com/ Twitter: @atuki2126 Instagram: @atsuki_ito_
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言の葉連想辞典
¥1,980
普段使わないような美しい言葉もたくさん載っているので、想像力や創作意欲が喚起される一冊。 漢字一字のテーマごとに連想される語句が並ぶ。 (店主) 絵:あわい/編:遊泳舎 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:B6判(ハードカバー) 頁数:160P 発売日:2019年6月5日 ISBN:978-4-909842-03-9 イラストから連想して言葉を探せる、新しい辞典。 「思わずグッとくる、洗練された言い回しを知りたい」 「心が洗われるような、美しい日本語を味わいたい」……。 本書は、日常を少しだけ豊かにしてくれる粋な言葉の数々と、繊細で美しいイラストが詰まった「表現の宝箱」。 語彙力を磨きたい大人や、表現力を磨きたいクリエイターにもおすすめの、インスピレーションを与える一冊です。 『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』につづく「YUEISHA DICTIONARY」の第3弾! 全ページにイラストが入っている、「直感で楽しめる」辞典を作りました。 言葉を調べるだけでなく、読み物としても、画集としても、様々な楽しみ方のできる一冊。 シリーズ通して装丁にもこだわっているので、贈り物にもおすすめです。 はじめに 世の中には無数の言葉があります。 文章を書くとき、あるいは人と話をするとき、 まったく同じ内容だったとしても、 使う言葉によって、その印象は大きく変わります。 どんな言葉を選ぶかは、とても重要なことなのです。 ぶ厚い辞典が大型のショッピングセンターなら、 本書はセレクトショップならぬセレクト辞典。 「日常を少しだけ豊かにしてくれる」という視点から 選び抜いた言葉を紹介します。 どうかみなさんが新しい言葉と出会い、 願わくばお気に入りの言葉を見つける きっかけになれますように。 あわい 1981東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後イラストレーターとして活動を始める。2013年頃から女性をモチーフにしたイラストレーションを描き始める。Web広告、雑誌、似顔絵などの制作を手がける。誠文堂新光社イラストノート誌「第14回ノート展」準大賞受賞。 P55「斟酌」の読みが「かんしゃく」となっておりますが、正しくは「しんしゃく」です。 訂正してお詫び申し上げます。
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悪魔の辞典
¥1,760
SOLD OUT
「成功:失敗というラベルの付いた濁り酒の上澄み」 なんて素敵じゃないか。 でも全体的には著者の悪魔的な面が遺憾なく発揮された風刺辞典である。 (店主) 著:中村徹/絵:Yunosuke 出版社:遊泳舎 定価:本体1600円+税 判型:四六判変形(ハードカバー) 頁数:288P 発売日:2018/12/4 ISBN:978-4909842008 「人間とは何か?」を問う、日本一エグい辞典が登場! アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』を原案に、500単語を悪魔的視点で書き下ろし。 さらに150点を超えるユーモアたっぷりのイラストも収録しました。 文字とイラストの両面から人間の本質を問う、問題作です。 『ロマンスの辞典』(著・望月竜馬/絵・Juliet Smyth)とともに、“言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」の第1弾! 言葉の魅力をより引き出すイラストもたくさん収録された、時に深く、時に笑える、遊べる辞典です。 まえがき アンブローズ・ビアスに愛をこめて 16歳のときに、古書店で手に取った一冊の本の衝撃を今でも忘れられない。その本の名は『悪魔の辞典』。1911年にアメリカで出版されたアンブローズ・ビアスの名著である。 様々な言葉の意味を、まったく別の角度から再定義したビアスの『悪魔の辞典』は、辞典という形式を取りながらも、定義という名の鎖に繋がれた言葉たちを解放し、自由を与えたといっても過言ではない。その風刺を利かせた視点やユーモアたっぷりの言い回しが、私の捻くれた性格に拍車をかけたのは無論である。 本書は偉大なる文筆家、アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』を原案として、ビアスに魅せられた捻くれ者が作った、新しい『悪魔の辞典』である。語句の選定、意味・用法の記述については、人間の普遍的な滑稽さに加え、現代社会や我が国特有の習慣に対する風刺や疑問点などを軸に、筆者の主観で決めさせていただいた。また、掲載した言葉の多くにはイラストも添えているので、そちらも楽しんでいただきたい。どのイラストも、文章の刺激をより増幅させる絶妙なスパイスとなっているはずだ。 とはいえ、100年以上前にビアスが解き放った数多の言葉たちを再び鎖に繋ぐ気など毛頭ない。本書を手にしてくださった読者の方々それぞれが「こんな考え方もあるのか」「この言葉は私ならこう定義付けする」というように、一つひとつの言葉について考える機会になれば、幸いである。 著・中村 徹(なかむら・とおる) 編集者・ライター。高知県出身。大学でコミュニケーション学を専攻。 『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?』『言の葉連想辞典』など数々の編集・執筆を担当。 言葉やビジュアルを通して、人生を考えるきっかけになる本を探求する。 Yunosuke(ユーノスケ) イラストレーター/グラフィックデザイナー。広島県出身。都内在住。 雑誌、書籍のイラストレーションをはじめ、ショップ・企業ののロゴ、グッズのデザインなど イラストとデザインの両面から幅広く活動中。
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ロマンスの辞典
¥1,760
恋愛にかんする言葉を集めて解説した辞典。 どの言葉もひとことで説明されていて、それは詩的なメタファーでもある。 「嫉妬:強く縫いつけられた愛の裏地」 深い。 (店主) 著:望月竜馬/絵:Juliet Smyth 出版社:遊泳舎 定価:本体1600円+税 判型:四六判変形(ハードカバー) 頁数:288P 発売日:2018/12/4 ISBN:978-4909842015 日本で一番ロマンチックな辞典ができました。 「ロマンス」という まったく新しい切り口から505単語を選定。 雰囲気たっぷりに描かれた131点のイラストも収録しています。 読んでも、眺めても、ページをめくるだけでも楽しめる、プレゼントにも最適な一冊です。 同時刊行の『悪魔の辞典』(著・中村徹/絵・Yunosuke)とともに、“言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」の第1弾! 言葉の魅力をより引き出すイラストもたくさん収録された、時に切なく、時にキュンとする、ロマンチックな辞典です。 まえがき 日常に「ロマンス」というフィルターを 本書は、調べ物をするにはまるで役に立たない辞典である。なぜなら掲載されている語句が「ロマンス」という極めてあやふやな基準によって選定されたからだ。しかもその意味は、すべて私の主観によって書かれている。 「ロマンス」という言葉にどんなイメージを抱いているだろうか。まず、似た言葉に「ロマン」というものがある。おおよそ夢や冒険といった観念と隣り合わせで使われるものだ。「男の『浪漫』」という風に、漢字で表されることもある。一方で「ロマンス」は主に恋愛事を指すことが多い。さらに、その極北にあるのが、景色や言葉、雰囲気などに広く用いられる「ロマンチック」という言葉だろう。 それぞれの言葉の本来の意味はさておき、本書ではそれら三要素をひっくるめて「ロマンス」として扱った。いわゆる辞典とは一線を画す一冊に仕上がった。それゆえ、記した言葉の意味のほとんどは、受け手のみなさん一人ひとりによって異なる捉え方ができるはず。もしも本書のどこか一箇所だけでも、みなさんの感受性にキュンと刺さることができたなら、これほど幸福なことはない。 本書は単なるフィルターである。そこに正解など存在しない。だからこそ、本書を手がかりに、日常の中に隠されたロマンスを見つけ出していただきたい。この世界という舞台は、視点というスポットライトの当て方をほんの少し切り替えるだけで、悲劇にも、喜劇にもなり得るのだ。引くのでも、読むのでもなく、ただ感じるつもりで、どうか思いのままにページをめくっていただきたい。 望月 竜馬(もちづき・りゅうま) 編集者・ライター・ロマンチスト。大分県出身。 思わずくすぐったくなるような、感性を刺激する本作りがテーマ。 担当作に『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『言の葉連想辞典』などがある。 Juliet Smyth(ジュリエット・スミス) イラスト絵画を中心に、愛する喜びをテーマにした作品を描く。 シンプルな線の絵に、自身で紡いだ詩を添えた形でTwitter やInstagram に掲載。 挿絵、個展、企業とのコラボなど、幅広く作家活動を展開する。 誰にもある「忘れたくない一瞬」を表現するのが生涯の目標。
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名前のないことば辞典
¥1,980
「畳語」と呼ばれる同じ語を2回繰り返す言葉を集めて、ゆるい解釈とゆるいイラストで説明した辞典。 「きみ、意外にごわごわしてるんだね。」って熊手を持ったクマが言われてて、なんか笑いました。 (店主) 著:出口かずみ 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:四六判変形(ハードカバー) 頁数:272P 発売日:2021年2月22日 ISBN:978-4-909842-06-0 知っているのに引きたくなる、新感覚の絵辞典。 「わくわく」「もじもじ」「だらだら」など、日常で何気なく使っている感覚的で曖昧な言葉約300 語を、いぬ、ねこ、ぶた、くま、はりねずみなどの動物たちが、ストーリー仕立てでコミカルに紹介します。 古事記や万葉集の時代からある「言葉じゃない言葉」の奥深さを、楽しく学べる一冊です。 “言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」。『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『言の葉連想辞典』につづく第4弾! オノマトペ(擬音語・擬態語)、感嘆詞などをイラストを用いて紹介した”絵本のような辞典”ができました。 親しみやすいポップなイラストは、大人から子どもまで楽しめます。 はじめに ある日、某輸入食品店のレジで量り売りのコーヒー豆を注文したときのことです。店員さんに「これを二百グラム、ええと……あの……これを……」と、なぜかいきなり頭が真っ白になりました。豆を〝挽く〞というワードがどうしても出てこなくなったのです。店員さんは笑顔で優しく、うんうんと相槌を打ちながら私の口から〝挽く〞という言葉が出るまでゆっくり待ってくれたのですが( しばらく泳がしやがったな、とあとで思いましたが)、私は身振り手振りと一緒に「あの、豆をこう、ガリガリ……」と必死で伝えたのです。 やっと店員さんが「お挽き、して?」と誘導してくれ、「そうそれ! 挽いてください!」と晴れて頼めました。その場に安堵の空気と笑いが生まれ、「ガリガリ」が手伝ってくれたかもなと振り返って思ったのでした。 こんなふうに日常では気がつかないくらい、物事を表現する際に便利に使ってしまっている「名前のないことば」たちを、いぬ、ぶた、あひる、くま、かめ、ねこ、はりねずみの7種類の動物たちの日常に溶け込ませてまとめてみました。どこかの小さな町でこんなことが繰り広げられているかもしれない、と読んで楽しんでいただけたらと思います。 出口かずみ (でぐち かずみ) 1980 年、佐賀県生まれ。猫2匹と暮らしながら絵を描いている。主な著書に『どうぶつせけんばなし』『画集 小八』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『おべんとういっしゅうかん』(学研プラス)、『ポテトむらのコロッケまつり』(文:竹下文子、教育画劇)、『たくはいびーん』(文:林木林、小峰書店)など。好きな名前のないことばは「ごろごろ」。
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よるのいぬいのるよ
¥800
SOLD OUT
ならたけ屋店主も「きのこ回文家」を名乗るほど回文には一家言あるのだが、コジヤジコ氏の回文の詩的な感じは私には全く出せないのである。 もちろん回文としてのクオリティも完璧で、そこに安福望さんのイラストがイメージ通り以上のかわいらしさを添えている。 こういう本をみなさんに知っていただくことが、ならたけ屋の使命なのです。 (店主) 36の回文とイラストで構成したコジヤジコの小さな回文詩集です。 作(回文):コジヤジコ イラスト:安福 望 デザイン:こまゐ図考室(駒井和彬) 印刷・製本:藤原印刷株式会社 発行所:食パンとペン 2020年11月22日 初版第1刷発行 ーーーーーーーーーー A6縦変(14cm × 9cm)/40頁 ーーーーーーーーーー 『よるのいぬいのるよ』をお買い上げいただいた方に「よるのいぬカード」を差し上げます。かわいいです。※写真4枚目 ーーーーーーーーーー コジヤジコ(こじやじこ) 1977年生まれ。回文家。 回文絵本『まくらからくま』(作:コジヤジコ / 絵:伊藤彰剛 / 岩崎書店)、回文絵本『いました姉妹』(作:コジヤジコ / 絵: 若林夏 / 世界:シスター社)。 Twitter: @cozyar_kaibun 安福 望(やすふく・のぞみ) 1981年生まれ。イラストレーター。 『食器と食パンとペン』(キノブックス)、柳本々々との共著 『バームクーヘンでわたしは眠った』(春陽堂書店)
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小田嶋隆のコラムの向こう側
¥1,980
2022年6月に惜しまれつつ亡くなった小田嶋隆氏の、最後のコラム集。 ファン必携の一冊。 (店主) 著者:小田嶋隆 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:四六判並製 頁数:256 ページ 発刊:2022年08月31日 ISBN:9784909394705 Cコード:0095 装丁:尾原史和 稀代のコラムニストの遺稿集にして傑作コラム集 「書くことがない」という書き出しの伝説コラム、親友へ捧げる詩、「晩年は誰のものでもない」、自らの病について、など人間オダジマがあふれる作品から、フェミニズム、嫌酒権、ウクライナへの思い…生前最後の一本を含む社会派コラムまで、コロナ下に書かれた18本を厳選。 ●本書編集人・三島邦弘より 本書は、さる2022年6月24日にお亡くなりになった小田嶋隆さんの遺稿コラム集です。遺稿集とはいえ、小田嶋さんの生前より進めていた企画です。5月末、小田嶋さんから電話があり、「医者は、夏を迎えられないかもしれない、とか言ってるんです」と軽やかにおっしゃいました。その際、『小田嶋隆のコラムの切り口』の編集を「とても気に入っており、ああいう編集でもう一冊まとめてほしい」とご希望いただきました。それで急きょ、進めることになりました。6月20日にご自宅へお見舞いにうかがったとき、小田嶋さん自ら、本書のタイトル案を述べられ、その場で、『小田嶋隆のコラムの向こう側』に決まりました。 『小田嶋隆のコラムの切り口』は紙媒体に掲載されたコラムを中心にまとめたのに対し、本書は、全てウェブ媒体(小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」)に載ったもので編集しました。その意味で、『コラムの切り口』の姉妹編のような位置づけの一冊でもあるはずです。 2020 年春のコロナ以降のロングコラム18選を収めた、文字通り、小田嶋さんのラスト・コラム・ ブック。くりかえしくりかえし、楽しんでいただけましたら幸いです。 目次 まえがきに代えて 第1章 コロナと孤独とコラムニスト 第2章 コラムの逆回天 第3章 さらば、酒と友と 第4章 晩年は誰のものでもない 第5章 コラムの向こう側 著者情報 著: 小田嶋隆(オダジマタカシ) 1956年東京赤羽生まれ。幼稚園中退。早稲田大学卒業。一年足らずの食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『小田嶋隆のコラム道』『上を向いてアルコール』『小田嶋隆のコラムの切り口』(ミシマ社)、『ポエムに万歳!』(新潮文庫)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『東京四次元紀行』(イースト・プレス)など多数。2022年6月24日、病気のため死去。享年65。
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小田嶋隆のコラムの切り口
¥1,650
稀代のコラムニスト小田嶋隆氏によるコラムの書き方第2弾。 TBSラジオ「たまむすび」のコメンテーターとしての活躍も記憶に新しい氏だが、本業のコラムニストとしてはこんな風に考えていたのである。 文章術を学ぶためだけではなく、読み物としても楽しめるシリーズ。 (店主) 著者:小田嶋隆 出版社:ミシマ社 定価:¥1,650(税込) 判型:四六判並製 頁数:200 ページ 発刊:2020年03月20日 ISBN:9784909394323 Cコード:0095 装丁:尾原史和(BOOTLEG) こんなふうにも書けるのか! 枠組みを決めて書く 会話に逃げる 分析を装い、本音をぶち込む オチをつける 長文も短文も、かように 天才コラムニストの技がいかんなく詰まった傑作コラム集。 ブログ、SNSなどの執筆の参考にも… 爆笑必至です。 目次 まえがき 第1章 枠組みの勝利 第2章 分析を装い、本音をぶち込む 第3章 会話に逃げる 第4章 オチに注目! 第5章 裏を見る眼 第6章 長いコラムはかように 第7章 短いコラムはかように あとがき 著者情報 著: 小田嶋隆(オダジマタカシ) 1956年東京赤羽生まれ。幼稚園中退。早稲田大学卒業。一年足らずの食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『小田嶋隆のコラム道』『上を向いてアルコール』(以上、ミシマ社)、『ポエムに万歳!』(新潮文庫)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『ザ、コラム』(晶文社)など多数。
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小田嶋隆のコラム道
¥1,650
稀代のコラムニスト小田嶋隆氏による、コラムの書き方。 コラムを書いて面白い人は、コラムの書き方を書いても面白いのである。 (店主) 著者:小田嶋隆 出版社:ミシマ社 定価:¥1,650(税込) 判型:四六判:頁数:256 ページ 発刊:2012年05月21日 ISBN:9784903908359 Cコード:0095 装丁:尾原史和(SOUP DESIGN) 内容 足掛け5年、ミシマ社ホームページ及び「ミシマガジン」に掲載された人気連載「コラム道」、ついに書籍化。 深遠かつ実用的、抱腹絶倒間違いなし。天才コラムニスト、本業を初めて語る! 「コラムは、道であって、到達点ではない。だから、コラムを制作する者は、方法でなく、態度を身につけなければならない。」 「(コラムの)書き出しに芸はいらないのである。」 「さよう。コラムは、メモとはまったく別の地点に着地することが多い。」 「「乗れている時は読み直すな」というポイントも、実は、「〆切」によってもたらされる」 ……書き出し、オチ、文体と主語、裏を見る眼…天才コラムニストによる「超絶!文章術」。 内田樹氏との夢の対談も収録。 書店員の方々の声 いやいや「面白い」とはこういう文章のことを言うのでしょう。「日光見ずして結構と言うなかれ」のごとく「『コラム道』を読まずして「面白い」と言うなかれ」です。 (三省堂書店営業本部 内田剛) もし秋元康が『アイドルの作り方』という本を書いたら、インテルの長友が『サイドバック道』という本を書いたら、みんな読むだろう。この『小田嶋隆のコラム道』は、まさにそれ。 (紀伊國屋書店梅田本店 浅山太一) 正しいコラムの書き方指南書、正座して読め!!みたいな本を想像していて押忍!先輩!と正座して読みはじめましたが、なーんだ、おもしろいじゃないですか!先輩!しかもなんかかっこいい。 (ジュンク堂書店仙台ロフト店 佐藤純子) 目次 PART1 第一回 コラム道に至る隘路 第二回 コラムとは何か 第三回 コラムと枠組み 第四回 会話はコラムの逃げ道か 第五回 モチベーションこそ才能なり 第六回 書き出しについてのあれこれ 第七回 結末、結語、落ち、余韻、着地 第八回 コラムにメモはいらない? 第九回 文体と主語(その1) 第十回 文体と主語(その2) 第十一回 推敲について PART2 第十二回 すべては要約からはじまる 第十三回 裏を見る眼 第十四回 長さとコラム 特別対談 小田嶋隆×内田樹 著者情報 著: 小田嶋 隆(オダジマ タカシ) 1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『我が心はICにあらず』(光文社文庫)、『人はなぜ学歴にこだわるのか』(知恵の森文庫)、『1984年のビーンボール』『サッカーの上の雲』(以上、駒草出版)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『その「正義」があぶない。」(日経BP社)、共著に『9条どうでしょう』(毎日新聞社)、『人生2割がちょうどいい』(講談社)などがある。
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ちいさいミシマ社 最初の晩餐
¥1,980
同名映画の監督自身によるノベライズ。 食事ってほんとに家族を思い起こさせるよね。 映画も観なきゃ。 (店主) 著者:常盤 司郎 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:四六判並製 頁数:224 ページ 発刊:2020年03月20日 ISBN:9784909394347 Cコード:0093 装丁:鈴木千佳子 父の遺言は、目玉焼きでした。 2019年11月、染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏らをキャストに迎えて公開され、高崎映画祭で最多受賞した構想7年の渾身の映画を、監督自らが小説化。 父の通夜に、久々に集まった家族と親戚。ぎこちない空気の中で、母は一風変わった「通夜ぶるまい」の料理を淡々と出していく。目玉焼き、焼き芋、ピザ…一品ごとに父との時間が蘇り、やがて家族が知らなかった「家族の秘密」が浮き彫りになっていく…。 再婚同士の家族が「家族になる瞬間」を描いた、「ちいさいミシマ社」初の小説。 著者情報 著: 常盤 司郎(トキワ シロウ) 福岡県生まれ。映画、CM、ミュージックビデオの監督・脚本をはじめ、サザンオールスターズ初のドキュメントムービーなど様々な分野で活躍。実の父との関係を綴った短編映画『クレイフィッシュ』(2010)がShort Shorts Film Festivalで最優秀賞と観客賞を開催初のダブル受賞。そして、『最初の晩餐』(2019)が第34回高崎映画祭で最優秀監督賞ほか最多4部門を受賞。本作が劇場長編映画デビュー作であり、初の小説となる。
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コーヒーと一冊 イナンナの冥界下り
¥1,100
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紀元前4000年の昔からシュメール神話に登場するイナンナは、豊穣の女神であると同時に戦いの女神でもあり、世界を支配しようとする野心あふれる母神だ。 言語の歴史において「心」を表す語の誕生は文字の誕生のだいぶ後になるのだが、そういった「心」の認識をイナンナの神話から読み解く小さな一冊である。 (店主) 著者:安田登 出版社:ミシマ社 定価:¥1,100(税込) 判型:四六判並製(角丸) 頁数:96 ページ 発刊:2015年12月08日 ISBN:9784903908700 Cコード:0095 装丁:文平銀座 紀元前3000年に生まれた原初の神話が現代によみがえる! アフロディーナもヴィーナスも聖母マリアも、もとは皆、「イナンナ」から始まった!? 能楽師である著者が、古典中の古典「イナンナの冥界下り」を現代語訳、その隠された現代的意味を解説する。ウツ、自殺......「心」の副作用に見舞われている「不安創出社会」の次の時代のヒントがここに。 目次 プロローグ 現代語訳「イナンナの冥界下り」 あらすじ シュメールの神々の神統図 女神イナンナと女性の時代 エピローグ 著者情報 著: 安田登(ヤスダノボル) 1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、様々な活動を行う。「イナンナの冥界下り」をシュメール語で能楽を柱に上演する公演は、2015年11月から各地で随時行われる予定。著書に『異界を旅する能~ワキという存在』(ちくま文庫)、『日本人の身体』(ちくま新書)、『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』(ミシマ社)など多数。
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超訳 古事記
¥1,760
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注釈も無いので、リズムを乱すことなく軽々と読んでいける。 そもそも音楽家である著者の文章もリズム感がいいのだ。 古事記は国学院大学の「古事記ビューアー」でも読めるので、比べてみるのも面白い。 (店主) 著者:鎌田 東二 出版社:ミシマ社 定価:¥1,760(税込) 判型:四六判ソフト上製 頁数:200 ページ 発刊:2009年10月22日 ISBN:9784903908151 Cコード:0014 装丁:寄藤文平 日本誕生の神話は、こんなに面白かったのか! 生老、病死、愛憎、諍い、霊・・・ 全ての物語の要素が宿る『古事記』。本邦最古の書が、1300年の時を超え、「今の言葉」になって蘇る! 宗教学者であり、フリーランス神主、神道ソングライターでもある著者が、魂をこめて日本中の人たちに贈る、感動の超訳。 ~ミシマ社創業3周年記念企画~ 「元が『語り』だけに、リズムがあって読みやすい。まったくの初心者でも十分に楽しめる。これだけのものを語ってしまうことができる著者に脱帽。」 (「日本経済新聞」09年12月20日) 「力強くみずみずしい日本語は音読にも最適だろう。『古事記』入門の新たなる決定版。」 (「週刊文春」09年11月19日号) ◆本書の読み方 ○注釈がないため、どんどん読み進めることができます。 ○古代の自由な世界を、感じるままに味わってください。読めばパワーが沸いてきます! ○朗読もおススメです。 ◆本書のポイント ○1300年前、稗田阿礼が語り、太安万侶が聞き書きした、同じ方法で作られました。 ○著者は10歳のとき、『古事記』を読んで救われました。その恩返しの気持ちがこめられています。 ○巻末に、「神々の系図」と簡単な「神名解説」「解説」があります。 ◆目次 SCENE:1 世界の誕生 SCENE:2 天の国 SCENE:3 地の国 SCENE:4 国譲り 目次 序 SCENE:1 世界の誕生 体をもったふたりの神 形なき世界に島が生じる 伊邪那岐 伊邪那美 、ひとつに溶ける 島々を産む 伊邪那美命、神々を産む 黄泉の国にて 呪いの言葉を封じこめる 三柱の神の子、誕生 SCENE:2 天の国 「お母さんが恋しい」 高天原にて姉の天照と、神々を生む まっ暗な世界 踊りに踊り、舞いに舞う 五穀が生まれる 八俣の大蛇 歌の国 SCENE:3 地の国 大穴牟遅、稲羽の素兎を助ける 兄神たちの憎しみ 須佐之男命、試練を課す 大穴牟遅、大国主神となる 出雲の国、栄える SCENE:4 国譲り 天照大御神、地上にわが子を遣わす 地上の国と高天原とのにらみ合い 一騎打ち 出雲大社、建立 天孫降臨 猿田毘古大神、道を塞ぐ 邇邇藝命、恋に落ちる 木花の佐久夜毘売、三人の子を産む 海幸彦と山幸彦 綿津見神の宮へ 山幸彦、豊玉毘売と結婚する 娘婿の嘆き 海幸彦、弟の守り人となる 豊玉毘売の出産 初代天皇、誕生 結 神々の系図 神名解説 解説 参考文献 あとがき 著者情報 著: 鎌田 東二(カマタ トウジ) 1951年、徳島県阿南市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。京都造形芸術大学客員教授。文学博士。宗教哲学・民俗学・日本思想史・比較文明学などを幅広く研究。17歳で聖地巡礼に目覚め、以来40年以上にわたり、国内外の聖地を参拝して回る。石笛・横笛・法螺貝奏者。フリーランス神主。神道ソングライターとして200曲以上を作詞作曲し、時にライブも行う。著書に『神道とは何か』(PHP新書)、『聖地感覚』(角川学芸出版)、『神と仏の出逢う国』(角川選書)など多数。
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ちいさいミシマ社 動物になる日
¥2,420
百合小説、と括るのは躊躇われるが、私とユミちゃんの青春を描いた「動物になる日」。 甘酸っぱくも真相をつくような筆致にどきりとする。 (店主) 著者:前田エマ 出版社:ミシマ社 定価:¥2,420(税込) 判型:四六判変形並製 頁数:200 ページ 発刊:2022年06月10日 ISBN:9784909394682 Cコード:0093 装丁:脇田あすか 死んだ人の形見を貰えるとしたら匂いがほしい。 モデル、エッセイ、ラジオパーソナリティなど、 多彩な活動が注目を集める著者による、 はじめての書き下ろし小説集。 少女の感性をみずみずしく描き、あらゆる境界をゆさぶる表題作「動物になる日」と初小説作品「うどん」を収録。素朴な疑問を手放さず、現代の生を潔く鮮やかに問う意欲作。 ●あらすじ 動物になる日 小学校四年生の「私」は、ピアノ教室でひとりの少女に出会う。文通を重ねて知る、女子校の存在、少女漫画のキュン、動物たちの交尾。「好きな人はいますか?」少女の問いかけに「私」が想像するのは、死んだネコを回収したゴミ収集車の男だった――少女がやがて体毛を剃り、香水の匂いを纏ってゆく一方、「私」は父親の匂いを嗅ぎ、命の違いを実感してゆく。 うどん 「私はお客さんの好きな食べ物を知っている。嫌いな食べ物も知っている。しかし名前は知らない」――「うどん屋」には、老人も、ろう者も、やがて同僚になる女性も、小学生も、家族を亡くした人も、訪れる。毎日のように顔を合わせていても、突然来なくなることがある。淡々と進む飲食店での日々に、きぬ子が見つけた、食べる場所と働き方のかたち。 装画・挿画:大杉祥子 著者情報 著: 前田エマ(マエダエマ) 1992年神奈川県生まれ。東京造形大学卒業。モデル、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたり、エッセイやコラムの執筆も多数おこなっている。ミシマ社が発刊する雑誌『ちゃぶ台』にエッセイ「習字のこと」(6号)「中学の頃」(7号)「高校受験」(9号)を寄稿。本書が初の小説集となる。
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三流のすすめ
¥1,760
かく言う僕も三流書店主であり、三流音楽家であり、三流きのこ愛好家である。 一流でないのはともかく、二流でもなく、三流なのである。 三流はいいぞ。 そして著者の経歴面白すぎる。 (店主) 著者:安田登 出版社:ミシマ社 定価:¥1,760(税込) 判型:四六判並製 頁数:256 ページ 発刊:2021年07月26日 ISBN:9784909394545 Cコード:0095 装丁:寄藤文平・古屋郁美(文平銀座) 三流=多流(いろいろなことができる人)。 □一つに決めない □目標を持たない □天才ではない □ほとんどガマンしない □評価されない …こうした「ない」が、これからは尊ばれる! 古典の知恵と鋭い洞察が導く、今を生きるヒント。 本当は一流をめざすことができないのに、周囲の期待に流されてめざしちゃったりする人もいます。本当は人生を楽しむことが一番得意な人なのに、毎日がとてもつらくなる。そういう人は一流をめざすことはきっぱりやめて、三流にシフトしたほうがいいと私は思います。本書は、そういう方のための本です。――本文より 三流とは、一人ひとりの可能性を最大限に大切にする生き方。 ポストコロナ期の処世術にして希望の書。 目次 序章 三流のすすめ 第1章 これぞ三流! 第2章 螺旋的に生きる 第3章 『鶉衣』に学ぶ三流 第4章 三流の聖典『論語』 第5章 『中庸』は三流の実践書 第6章 『人物志』――才能や資質の見分け方 第7章 道徳・法・術――『人物志』が説く三材 第8章 「国の身体」となりうる三流人 第9章 三流的生き方・実践編 著者情報 著: 安田登(ヤスダノボル) 1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、さまざまな活動を行う。著書に『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』、コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』、『すごい論語』(以上、ミシマ社)、『身体感覚で「論語」を読みなおす。』(新潮文庫)、『能~650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『野の古典』(紀伊國屋書店)、『見えないものを探す旅~旅と能と古典』」(亜紀書房)など多数。
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世界は小さな 祝祭であふれている(新装版)
¥1,980
現在オランダ在住の写真家の著者が、東京在住時とアムステルダム在住時の両方の日常を綴ったエッセイ集。 じつは店主は小野氏と少し交流がありまして、来日の際にもお会いしたことがあるのですが、穏やかながらも力強いかたという印象でした。 世界中を巡った著者が最終的に選んだ地ということもあり、オランダに住みたくなりますよ。 (店主) 著者:小野博 出版社:モ・クシュラ ISBN:9784907300036 Cコード:C0072 定価:¥1,980(税込) 発売日:2016.1.28 判型:四六判変型 仕様:上製、216ページ 装丁:岡本健+ 美大受験、浪人時代、学生生活、社会人生活と、岡山から東京に出てきた小野さんが、生きづらさを抱えながら煩悶した日々の思い出を語るエッセイ。オランダと日本の風景を同じ「希望の地平」で映し出した写真。そして国籍を問わず、さまざまな背景を持つ人々の織り成す日常を肯定し許容することのできるオランダ、アムステルダムという場所の特異性を、あたたかくユーモラスな眼差しで浮かびあがらせた日記の3部構成。生きることの背中を、やさしく押してもらえるような一冊です。 著者プロフィール: おの・ひろし/写真家。1971年岡山県生まれ。2002年からオランダ・アムステルダム在住。多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。サンドベルグ・インスティテゥート ファインアート科課程終了。1999年にコニカ写真奨励賞を受賞して50ヶ国を巡り「地球の線」を制作。また2003年「旅――「ここではないどこか」生きるための10のレッスン」(東京国立近代美術館)に出展。2008年 個展「大切なことは小さな声で語られる」(大原美術館)。著作に「ライン・オン・ジ・アース」(エディマン刊)がある。
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表現のたね
¥1,650
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誰もが知らず知らずのうちに行うアウトプット。 そのための「たね」となる、知らず知らずのうちのインプット。 それらを大切に描いたエッセイ集です。 著者アサダワタル氏の「コミュニティ難民のススメ」も当店にてお取り扱い中です。 https://naratakeya.base.shop/items/67475486 (店主) 著者:アサダワタル 出版社:モ・クシュラ ISBN:9784907300029 定価:¥1,650(税込) 発売日:2012.12.4 判型:四六判変型 仕様:並製、208ページ 装丁:石黒潤(FRASCO) 「表現とはなにか?」「表現とはいったい誰が扱うものなのか?」そんな問いを根幹に持ち続けながら、様々なフィールドで活動をしてきたアサダワタルさん。本書は、すべての人が「表現」に対する当事者性を獲得することを願って書かれました。「記憶」「感覚」「揺らぎ」「フローな日常」という4部構成で、アサダワタルさんの日常の中から紡がれた23篇の物語が綴られています。ぜひ、読者の皆さんの日常の風景や感覚をなぞりながら、読んでみてください。読み終わったあとに、一刻一秒、流れていく日常の中に表現のたねを見つけていただければ嬉しいです。 本書と同じコンセプトで、路地と暮らし社さんより、CDアルバム「歌景、記譜、大和川レコード」も発売中です。 アサダワタル 1979年大阪生まれ。作家、ミュージシャン。 言葉と音楽を駆使して、何気ない暮らしに埋もれる「表現」に光をあてる、自称 “日常編集家”。2002年、バンド「越後屋」のドラマーとしてNOISE McCARTNEY RECORDSよりCDをリリース。2003年以降、サウンドユニット「SjQ」(HEADZ/cubicmusic) のドラム担当と平行して、ソロプロジェクト「大和川レコード」始動。2005年に自主レーベルより1stCD『選び採取れた日常』をリリース。2000年代後半は、地域コミュニティに関わるアートプロジェクトの企画演出や、小学校などを舞台にした音楽ワークショップを実施するなど、より日常生活に根ざした音楽活動に移行する。2010年以降、これらの経験を踏まえて「表現と日常」をテーマにした著作『住み開き』(筑摩書房)『コミュニティ難民のススメ』(木楽舎)などを発表。
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渡部雄吉写真集 張り込み日記
¥2,970
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昭和33年に起きた事件を写真で追うドキュメンタリー。 当時の刑事たちの捜査への気迫が多数のモノクロ写真から伝わってきた。 ミステリ作家の乙一(おついち)氏によるテキストも緊張感を高める。 (店主) 構成と文:乙一 出版社:ナナロク社 装丁:祖父江慎+柴田慧(cozfish) 仕様:B5判 ソフトカバー PUR製本 トリプルトーン印刷 204ページ 発売:2014年11月 ISBN:978-4-904292-52-5 C0072 昭和33年、茨城県水戸市千波湖畔―。 子供たちが発見したのは 切り取られた体の一部だった。 犯人の手掛かりを追って、舞台は、東京へ。 ベテランと若手、2人の刑事が真相に迫る。 「実際の捜査」を20日間にわたって密着撮影、 140点以上を収録した実録写真集!! 60年前に、写真家・渡部雄吉が撮影したのは、 実際の殺人事件を捜査する刑事2人組の捜査記録でした。 20日間にわたり撮影された、のべ1000枚以上の写真を、 ミステリー作家として人気を集める乙一が構成に参加、 一冊の写真集となりました。 写真の合間には、乙一による事件概要を記載。 徐々に解明される事件の全貌を追いながら、 渡部雄吉の写真の真に迫る美しさが堪能できる一冊です。 ●あとがきより 僕がこの写真集に感じていたテーマは「日本」だった。 太平洋戦争終結から13年ほどが経過しているとはいえ、戦後の気配を色濃く写真の中に感じることができたし、事件解決の直後に東京タワーが完成していることも印象的だった。 ページをめくるうちに建物が高くなり、背景となる都市の暗闇は増す。2人の刑事がその深奥へと入っていくような構造にしたかった。人探しをする刑事の姿に、都市に埋没しそうな自我を探す現代人の姿を重ねた。刑事が探していた男の正体に関しては、本来の名前を捨て他人になりすまして生きねばならなかったという事実が、日本の抱えているテーマに合致するような気がして腑に落ちた。もちろん、それらは僕が勝手に写真から感じていたイメージであり、読者の皆様はそれぞれにこの写真集をたのしんでいただけたらなとおもう。 ―あとがき(本書構成・乙一)より抜粋 ●本書について 本書の刊行にあたって、2つの先行する写真集の存在があります。 渡部雄吉が撮影した本作品は、神保町でイギリスの古書店バイヤーにオリジナルプリントが発見されたことを契機に、2011年、フランスの出版社Editions Xavier Barralが『A Criminal Investigation』として初めて刊行されました。2013年には、日本で保管されていたオリジナルネガフィルムから新たにプリントし再構成した作品を、日本の出版社roshin booksが『張り込み日記』として刊行しました。本書はこの2冊を源に誕生いたしました。 ナナロク社版では、印刷に際してオリジナルネガフィルムから直接、製版を作りました。 フィルムのノイズや、パーフォレーション(フィルムの両端にある穴)などをデザインに生かしています。 印刷はトリプルトーン(3種類のモノクロ印刷の掛け合わせ)による重厚な表現を行いました。 〔プロフィール〕 渡部雄吉(わたべ・ゆうきち) 1924年山形県酒田市生まれ。写真家。 1943年から写真家として活動。1950年に独立し、総合雑誌に作品を発表。1974年、日本写真協会年度賞を受賞など、国内外で賞を受賞。著書に『STAINED GLASS』『大いなるエジプト』『アラスカ・エスキモー』『揚子江下り』『水の都・蘇州』『神楽』『巴里物語』他、多数。1992年、紫綬褒章を受章。1993年、死去。
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へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々
¥1,650
こんなにもユーモアにあふれる老人ホームが他にあるだろうか。 老後は福岡で暮らしたいくらいだ。 宅老所よりあいのホームページは一度訪れていただきたい。 http://www.yoriainomori.com (店主) 著者:鹿子裕文 出版社:ナナロク社 装画:奥村門土(モンドくん) 装丁:寄藤文平+鈴木千佳子 仕様:四六判 並製 288ページ 発刊:2015年12月 ISBN:978-4-904292-64-8 C0095 ぶっとばせ、貧老! 未来はそんなに暗くない。 「僕たちは、〈老人ホームに入らないで済むための老人ホーム〉を作ります。」 お金も権力もない老人介護施設「よりあい」の人々が、森のような場所に出会い、土地を手に入れ、必死でお金を集めながら特別養護老人ホームづくりに挑む! これは、自分たちの居場所を、自分たちの手で作ろうとした人々の実話です。 『ヨレヨレ』という雑誌をご存知でしょうか? 創刊号の表紙は、まさかの宮崎駿。しかしこの雑誌には、宮崎駿の「み」の字も、ジブリの「ジ」の字も出てきません。描かれているのは、「宅老所よりあい」という福岡の小さな介護施設で実際に起きたドタバタのみ。直販・直取引だけで販売されているにもかかわらず、『ヨレヨレ』は全国の熱狂的な読者に支えられ、累計1万4000部以上の売り上げを叩き出しました(現在は販売終了)。 この雑誌『ヨレヨレ』の企画、取材、撮影、執筆、編集、レイアウト、制作進行、おつかいなどなどを一人で担っているのが、福岡在住の編集者・鹿子裕文(かのこ ひろふみ)さんです。 そんな鹿子さんの初の書き下ろし単行本がついに刊行となりました。 本のタイトルは、『へろへろ』。 サブタイトルは〈雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々〉。 『ヨレヨレ』同様、「宅老所よりあい」を舞台にしながらも、『ヨレヨレ』では描ききれなかったさまざまな物語――雑誌『ヨレヨレ』誕生のいきさつ、貧乏な施設「よりあい」があの手この手で必死でお金を集め、ついに「総額3億2千万円の特別養護老人ホームを建てるまで」の話――が、『へろへろ』ではたっぷりと語られています。 「老い」という誰もが避けることのできない命題を前に、あるときはバカみたいに楽しく、そしてあるときはジーンと胸に迫るかたちで、次から次に、ジェットコースターのようにさまざまな出来事が展開していく怒涛の288ページ! 〔著者プロフィール〕 鹿子裕文(かのこ・ひろふみ) 1965年福岡県生まれ。編集者。早稲田大学社会科学部卒業。ロック雑誌『オンステージ』、『宝島』で編集者として勤務した後、帰郷。『シティ情報ふくおか』編集部を経て、1998年からフリーの編集者として活動中。2013年、「宅老所よりあい」という小さな老人介護施設で起きているドタバタのみを取り上げる雑誌『ヨレヨレ』を一人で創刊(第4号まで発行)。ありえない企画と不思議な誌面が噂を呼ぶようになり、ブックスキューブリックの「売り上げベスト10」で18週連続1、2、3位を独占するという空前絶後の記録を打ち立てる。杉作J太郎が率いる「男の墓場プロダクション」のメンバー。人生でもっとも影響を受けた人物は早川義夫。 宅老所よりあいのホームページ http://www.yoriainomori.com twitterアカウント @yorehen
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深夜百太郎 入口
¥1,650
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宮部みゆき氏もお薦めしているのでこちらのツイートをご覧ください。 https://twitter.com/midnight100taro/status/667728797836296192 (店主) 著者:舞城王太郎 写真:MASAFUMI SANAI 出版社:ナナロク社 装丁:祖父江慎+コズフィッシュ 仕様:B6判変形 並製 432ページ 発刊:2015年9月 ISBN:978-4-904292-61-7 C0093 舞城版「百物語」 2冊連続刊行の第1弾!! 「怖いんやったら、 今明かりは点けん方がいいで?」 2015年の夏、100日にわたって毎夜発表された 舞城王太郎が描く百の怪奇小説、 佐内正史が写した百の怪異写真。 その「入口」となる50話を収録。 あらゆる恐怖を見つめる50小説50写真! ! ! 本書は5月24日から7月12日までの50日間に発表された作品です。 ●目次 アナタタ/倒れた木/地獄の子/踏切/二階の火の玉王子様/ゆらゆら/グルグル/ミルナレ地蔵/家族の手/蛍の光/友達の部屋/笑う鬼/あじさいの中/夜のダム/兵頭くん/山の小屋/穴の蓋/河童の地蔵/ファミレスの子供/叔母の主張/図書館の彼女/軽トラの荷台/隣の豚/座敷のあじさい/床下の猫の通り道/エロ本小屋/車の河/入れない家/夏の落ち葉/手握り/トイレットペーパー・ゴースト/オクリカエシ/夢の猿/耳に入る虫/風呂の外/横内さん/空の大王/忠犬バッチ/トイレ問答/体育館でかくれんぼ/パソコン共用/手招き/パクった傘/アルバム/高架下の首吊りストーカー/猫の段ボール/客が一人のバス/夜中の暗い風呂/買ってない品物/車の蛇/全50話 〔プロフィール〕 舞城王太郎 Maijo Otaro 1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。 MASAFUMI SANAI 佐内正史 1968年静岡県生まれ。1995年、第12回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。1997年『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。『わからない』『message』『俺の車』『鉄火』など写真集を多数刊行。小説家との共著に、角田光代『だれかのことを強く思ってみたかった』、吉田修一『うりずん』がある。2012年、詩集『人に聞いた』を刊行、同年CD+BOOK「川本真琴and幽霊」でミュージシャン川本真琴との共作として作詞、作曲、演奏、歌を担当した。近年は自主レーベル「対照」より『浮浪』『DUST』『赤車』『パイロン』『度九層』他、精力的な出版活動を展開している。
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深夜百太郎 出口
¥1,650
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深夜百太郎の後編。 「深夜百太郎 入口」とセットでどうぞ。 (店主) 著者:舞城王太郎 写真:MASAFUMI SANAI 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292624 Cコード:C0093 舞城版「百物語」 2冊連続刊行の第2弾!! 二つの街を行き来する百物語、遂に出口へ。 その先で何を見たの? 50写真!一話完結50小説! 〔プロフィール〕 舞城王太郎 Maijo Otaro 1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。 MASAFUMI SANAI 佐内正史 1968年静岡県生まれ。1995年、第12回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。1997年『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。『わからない』『message』『俺の車』『鉄火』など写真集を多数刊行。小説家との共著に、角田光代『だれかのことを強く思ってみたかった』、吉田修一『うりずん』がある。2012年、詩集『人に聞いた』を刊行、同年CD+BOOK「川本真琴and幽霊」でミュージシャン川本真琴との共作として作詞、作曲、演奏、歌を担当した。近年は自主レーベル「対照」より『浮浪』『DUST』『赤車』『パイロン』『度九層』他、精力的な出版活動を展開している。
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すべてのものは優しさをもつ
¥1,870
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僕がいいなと思ったのはこれだな。 「もともとは何もなかったはずなのになくしてしまったような気がする」 仮名の開き方も絶妙。 (店主) 著者:島楓果 出版社:ナナロク社 定価:1870円(本体1700円+税) 仕様:164ページ、B6変型 装丁:名久井直子 ISBN:978-4-86732-008-2 C0092 「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選として、刊行が決まった著者による第一歌集。「百発百中」と唸らせた、日常への観察眼。本の裏側には金で箔押しされた一首が光る。 島楓果(しま・ふうか) 1999年3月生まれ。富山県在住。
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