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へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

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こんなにもユーモアにあふれる老人ホームが他にあるだろうか。
老後は福岡で暮らしたいくらいだ。
宅老所よりあいのホームページは一度訪れていただきたい。
http://www.yoriainomori.com
(店主)

著者:鹿子裕文
出版社:ナナロク社

装画:奥村門土(モンドくん)
装丁:寄藤文平+鈴木千佳子
仕様:四六判 並製 288ページ
発刊:2015年12月
ISBN:978-4-904292-64-8 C0095


ぶっとばせ、貧老!
未来はそんなに暗くない。


「僕たちは、〈老人ホームに入らないで済むための老人ホーム〉を作ります。」
お金も権力もない老人介護施設「よりあい」の人々が、森のような場所に出会い、土地を手に入れ、必死でお金を集めながら特別養護老人ホームづくりに挑む!

これは、自分たちの居場所を、自分たちの手で作ろうとした人々の実話です。
『ヨレヨレ』という雑誌をご存知でしょうか?
創刊号の表紙は、まさかの宮崎駿。しかしこの雑誌には、宮崎駿の「み」の字も、ジブリの「ジ」の字も出てきません。描かれているのは、「宅老所よりあい」という福岡の小さな介護施設で実際に起きたドタバタのみ。直販・直取引だけで販売されているにもかかわらず、『ヨレヨレ』は全国の熱狂的な読者に支えられ、累計1万4000部以上の売り上げを叩き出しました(現在は販売終了)。

この雑誌『ヨレヨレ』の企画、取材、撮影、執筆、編集、レイアウト、制作進行、おつかいなどなどを一人で担っているのが、福岡在住の編集者・鹿子裕文(かのこ ひろふみ)さんです。

そんな鹿子さんの初の書き下ろし単行本がついに刊行となりました。
本のタイトルは、『へろへろ』。
サブタイトルは〈雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々〉。

『ヨレヨレ』同様、「宅老所よりあい」を舞台にしながらも、『ヨレヨレ』では描ききれなかったさまざまな物語――雑誌『ヨレヨレ』誕生のいきさつ、貧乏な施設「よりあい」があの手この手で必死でお金を集め、ついに「総額3億2千万円の特別養護老人ホームを建てるまで」の話――が、『へろへろ』ではたっぷりと語られています。

「老い」という誰もが避けることのできない命題を前に、あるときはバカみたいに楽しく、そしてあるときはジーンと胸に迫るかたちで、次から次に、ジェットコースターのようにさまざまな出来事が展開していく怒涛の288ページ!


〔著者プロフィール〕
鹿子裕文(かのこ・ひろふみ)
1965年福岡県生まれ。編集者。早稲田大学社会科学部卒業。ロック雑誌『オンステージ』、『宝島』で編集者として勤務した後、帰郷。『シティ情報ふくおか』編集部を経て、1998年からフリーの編集者として活動中。2013年、「宅老所よりあい」という小さな老人介護施設で起きているドタバタのみを取り上げる雑誌『ヨレヨレ』を一人で創刊(第4号まで発行)。ありえない企画と不思議な誌面が噂を呼ぶようになり、ブックスキューブリックの「売り上げベスト10」で18週連続1、2、3位を独占するという空前絶後の記録を打ち立てる。杉作J太郎が率いる「男の墓場プロダクション」のメンバー。人生でもっとも影響を受けた人物は早川義夫。
宅老所よりあいのホームページ http://www.yoriainomori.com
twitterアカウント @yorehen

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