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NEON TOUR
¥6,930
これは純度の高いネオン写真集である。 ページをめくって、写真にキャプションも無いことに驚いた。 前作と言えるLITTLE MAN BOOKS刊「NEON NEON」ではネオン製作者やネオンアーティストのインタビューなど、テキストも写真に負けないくらいの重要な位置を占めていた。 ところが本作「NEON TOUR」では、ほぼ文字は無い。 巻末に與那覇潤(よなはじゅん)氏による所感(この與那覇氏による文章が、僕のような辺縁にある者にとっては共感の嵐だったので、ぜひみなさんにも読んでいただきたい)と、各写真のおおまかな撮影地が記されているだけである(「だけ」は言いすぎました。奥付と、表紙にタイトル、著者名も書いてありますね)。 出版社のウェブサイト( https://littlemanbooks.net/ )を見ても、長々とした説明は書かれていないという潔さである。 さて、当店の店主は音楽家でもあるので、デジタル・シンセサイザーもアナログ・シンセサイザーも両方所有している。 両者の違いはいろいろあるが、ひとことで言うならば、アナログに比べてデジタルは”迷いが無い”。 アナログ・シンセサイザーの「不安定」や「不確定」などの要素がデジタルには無いのである。 デジタルはなるほど、たしかに「機能的」ではある。 「良い」か「悪い」かで言ったら「良い」である。 ただおよそ芸術など人間の感性に訴えかけるものについては、”良いものが良いとは限らない”。 このデジタルとアナログに類似した形が、LEDとネオンについてもあるのではないだろうか。 LEDはデザインの自由度が高いし、故障の心配も無い。 「機能的」である。 デジタル・シンセサイザーと同じような迷いの無さを感じる。 「良い」か「悪い」かで言ったら「良い」である。 ただこれも「看板」として利用される時は、人間の感性に訴えかける必要がある。 良いものが良いとは限らないのである。 まあそのようなことを言うと「ネオンは悪い」のような語弊も生まれるので、言い過ぎだったかもしれない。 反省します。 そして、多くを語らないことを良しとした本について、多くを語ってしまったことも反省します。 本書について少々値が張るように感じる向きもあるかとは思いますが、ほぼA4サイズの大きな判型で見る写真は没入感がありますし、LITTLE MAN BOOKSさんの本はどれも装丁が凝っていて、所有すること自体にも喜びを感じられますので、ぜひみなさんお手元へ。 (店主) 写真:中村 治 出版社:LITTLE MAN BOOKS 定価:6,300円+税 判型:280✕210mm 並製本 頁数:296ページ 発売日:2025年1月6日 ISBN:978-4-910023-05-2 C0072 僕たちのなにかが失われる時。 そんな時はいつでも、 ネオンの灯りを頼っていい。 夜の街には、僕たちが紡いできた物語がネオンの灯りとともに保存され、語られるのを待っている。写真家、中村治による、ネオンを巡る旅の記録。 -------- 『「正しさ」には一種類しかないと思い込み、世界のすべてをそれで塗りこめてクリーンにしようとすると、実際には暴力的でギスギスした社会ができあがる。どんなに頭のいいはずの人たちがやっていようと、やっぱりそれはまちがってるんだ。小説のなか、東京タワー脇のプリンスホテルで窓を眺めながら、そう気づかせてくれるのはネオンサインの群れだった。 』 與那覇潤 ------- プロフィール 中村治 1971年生まれ。成蹊大学文学部文化学科卒。中国北京にて語学留学の傍ら、英国の通信社の現地通信員として写真を撮ることから写真家としてのキャリアをスタートする。帰国後、ポートレートを学ぶため写真家、坂田栄一郎に4年間師事。2011年、新宿ニコンサロンにて、福建省の山間部に点在する客家の村とそこに生きる人々を撮影した『HOME』を発表し、2019年に『HOME-Portraits of the Hakka』(LITTLE MAN BOOKS)を上梓。同作で第20回さがみはら写真新人奨励賞を受賞。2021年、今写真集の前作となる『NEON NEON』(LITTLE MAN BOOKS)を上梓。2025年、キヤノンギャラリー銀座/大阪にて写真展『NEON TOUR』開催。 デザイン:大倉真一郎 寄稿:與那覇潤 印刷・製本:藤原印刷株式会社 プリンティングディレクション:花岡秀明
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GOOD DESIGN FILE 愛されつづけるデザインの秘密
¥1,980
SOLD OUT
僕は辞典なり図鑑なりは写真のほうがありがたいと思っていたのだが、この本はイラストがばっちり決まっている。 コラムも興味深い。 (店主) 著:高橋 克典/絵:彩蘭弥 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:四六判変形(ソフトカバー) 頁数:248P 発売日:2020年7月7日 ISBN:978-4-909842-05-3 あの商品はなぜ、人々の心をつかむのか?」 サントリー角瓶、無印良品、ポッキー、iPhone、コカコーラ、シャネルスーツ、キッコーマン醤油ほか、あらゆるジャンルから選出した47の商品・ブランドに、フルカラーのイラストとともに迫る! 外資系企業5社のトップを歴任し、数々の企業を売上アップに導いた著者ならではの視点で、小さな会社の経営者やフリーランスが抱える悩みを解決。危機の時代を生き抜くための「効率」と「安定」の経営術とは? ロゴデザインから法律問題まで、幅広い内容のコラムにも注目。金のインクが光る高級感あふれる装丁が書棚を彩る一冊。 目次 1章「愛されつづけるデザイン」 ・iPhone ・ヴァイオリン ・コカ・コーラ ・サントリー角瓶 ・Gショック ・しょうゆ卓上びん ・SUWADA つめ切り ・ゼムクリップ ・ポッキー ・柳宗理のレードル ほか コラム「ロゴデザインと日本の「家紋」」 2章「デザインと経営」 ・デザインが企業の持続的成長を支える ・労働生産性アップのためにデザインを活用 ・デザインに関する知的財産権 はじめに みなさんの目の前に、AとBの二つの製品があります。機能や品質はほとんど同じですが、値段はBよりAの方が3割も高いです。ところがAのデザインはとても魅力的で、一目で気に入ってしまいました。みなさんなら、どちらの製品を買いますか? これは、本書を通して私がみなさんに問いかける質問です。数百円の製品から一千万円を超える製品にまで、通底している課題は全く同じ。買い手にとっては、AとB、どちらの答えがあっても不思議ではありません。 しかし、もしあなたが製品やサービスを売る立場だったら、絶対に「3割高く売りたい」と思うはずです。それを叶えてくれるのが「デザイン」なのです。実際にデザインの力によって、同じ機能や品質の製品でも、3割どころか10倍、20倍高くても売れることがあります。その上、長い期間に渡って売り続けることも可能です。 本書では、世界中にある優れたデザインの製品を紹介します。その多くが長い歴史を有しており、50年、100年を超えて愛されている製品もあります。こうした製品を持った企業がどれほど高い利益を長期間に渡って享受できているかは、想像に難くありません。なにしろ開発費や製作コストを大幅に節約でき、市場における認知度は非常に高く維持できる上、派生商品も容易に開発できるのです。 今、日本経済は未曾有の環境変化に遭遇しています。その最たるものが、少子高齢化による労働人口の減少です。もちろん定年の延長や廃止、外国人の登用、またIT化やAI導入などで労働生産性アップに取り組んでいる企業も少なくありませんが、大多数の中小企業は、利益の低下に悩みを抱えています。 これでは従業員の賃金も上がらないため、消費も伸びません。日本経済がデフレから本格的に脱却できずにいるのも、ここに原因があります。そんな厳しい状況下に「新型コロナウイルス」という、とてつもない災禍が日本経済に襲いかかってきました。今こそ消費者が「欲しい」と思う商品やサービスを提供していくことが、企業の生き残りにつながるのではないでしょうか。 そもそも日本企業の時間あたりの労働生産性は、2019年時点でOECD(経済協力開発機構)加盟35カ国中21位と低く、主要先進7カ国の中ではデータを追える1970年以降、最下位を続けています。そこで本書では、デザインの力によって一人当たりの労働生産性を飛躍的に上げる経営術についてお伝えしていきます。製造業はもちろん、GDPの7割を占めるサービス業にも応用できます。経営に携わる多くの方に、参考にしていただけるはずです。 冒頭のAとBの例のように、みなさんがデザインを気に入って、周りの製品より3割高い製品を購入したとします。最初は「少し高かったな」と感じても、飽きのこないデザインであれば簡単に買い換えることはなく、長期間に渡って使用するはずです。買い替え需要は減るものの、そもそも一製品あたりの利益率が大幅にアップしているので、経営的には問題ありません。これがデザインの力です。 限りある労働力を最大活用するために、また少ない予算で最大利益を上げるために、デザインの力を大いに活用してみませんか? 小さな会社を経営している方や、個人でフリーランスとして活動している方もいらっしゃると思います。はじめにお断りしておきますが、デザインを活かした経営に向いているのは、大企業よりも、むしろ中堅以下の規模の会社です。 では、実際に超長期間に渡って売れ続けるデザインを編み出したり、経営に取り入れるためにはどうしたらいいのでしょうか。そこにはいくつかの法則がありますが、まずは「百聞は一見にしかず」です。世界的に大成功したデザインの秘密を解き明かしながら、これから50年、100年と使い続けられる製品をつくり出すためのヒントを探っていきましょう。 高橋 克典 (タカハシ カツノリ) (著) アルシュ株式会社代表取締役。これまでに「シャルルジョルダン」「住商オットー」「カッシーナ・イクスシー」「WMFジャパンコンシューマーグッズ」など数々の外資系企業の経営に携わる。コンサルティングや講演活動も実施。著書に『ブランドビジネス』(中公ラクレ)、『カッシーナ・スタイル』(ダイヤモンド社)、『海外VIP1000人を感動させた外資系企業社長の「おもてなし」術』(ダイヤモンド社)、『小さな会社のはじめてのブランドの教科書』(ダイヤモンド社)などがある。 http://www.terranos.jp/ 彩蘭弥 (アラヤ) (絵) 旅を愛する画家。アジアを中心に旅をしつつ、現地でのスケッチをもとに日本画を描いている。東映「神・鬼・麗 三大能」の背景画制作や、株式会社バルコス鳥取店・東京目黒本店の店内装壁画制作など、幅広い仕事を手がける。挿絵を担当した本に『はつみみ植物園』(東京書籍)がある。2017年より毎年、銀座・藤屋画廊にて個展を開催。 https://chacha-portfolio.weebly.com/
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つくるをひらく
¥2,200
ものを「つくる」ひとの話はやっぱり面白いですよ。 百人百様の体験があるし、それを元にした哲学がある。 ところが実際に手を動かす段階ではそれらの思考を手放して、半ば自動的に体が反応したりする。 さて、この5人の場合は? (店主) 著者:光嶋裕介 出版社:ミシマ社 定価:¥2,200(税込) 判型:四六判並製 頁数:224 ページ 発刊:2021年01月29日 ISBN:9784909394460 Cコード:0095 装丁:鈴木千佳子 後藤正文、内田樹、いとうせいこう、束芋、鈴木理策。 5名の表現者たちの創作の根幹を、 建築家、ドローイング・アーティストである著者がひらき、 自らの感覚をひらく、対話と思考のノート。 後藤「何もかもやり尽くされたような時代にも開拓されているものがある」 内田「早い段階で自分のスタイルを確立すると伸び悩みますよ」 いとう「何もないことを言うためにわざわざ書くことがある」 束芋「鑑賞者にも責任を負って見てもらおうと考えたんです」 鈴木「写真のために写真を撮らないという目標がある」 …一流のつくり手、アーティストたちの名言に触れ、 著者のようにどんどんゴキゲンになろう! 創作・ものづくりを第一線でつづけるために。 学びの天才・光嶋裕介が、最強の聞き手として迫る! 目次 まえがきに代えて 第1章 皮膚感覚で思考する ・ミュージシャンの創作について思いを馳せる前夜 ・いま「新しさ」とは――後藤正文との対話 ・余韻――奇跡のような小さな記憶の断片を思い出す 第2章 集団で思考する ・高くそびえ立つ師との対談前夜 ・大人が増えれば「公共」は立ち上がる――内田樹との対話 ・余韻――成熟した大人になるために 第3章 対話的に思考する ・前夜――幻想やポエジーの正体を知りたくて ・多孔性・反幻想・無時間――いとうせいこうとの対話 ・千本ノックのあとの余韻 第4章 手で思考する ・三きょうだいの真ん中同士の対談前夜 ・赦す・ゆらぎ・死――束芋との対話 ・余韻――制作することと赦すこと 第5章 目で思考する ・前夜――眼の延長としてのカメラとは? と想像する ・創造における身体と言語の関係――鈴木理策との対話 ・余韻――偶然を捉え世界を愛でるおおらかな写真 つくりながら生きる道〜対話を終えて思うこと 著者情報 著: 光嶋裕介(コウシマユウスケ) 1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年同大学院卒業。ドイツの建築設計事務所で働いたのち2008年に帰国、独立。神戸大学客員准教授、早稲田大学や大阪市立大学などで非常勤講師。建築作品に内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》、《旅人庵》、《森の生活》、《桃沢野外活動センター》など多数。著書に『幻想都市風景』(羽鳥書店)、『建築武者修行――放課後のベルリン』(イースト・プレス)、『これからの建築――スケッチしながら考えた』(ミシマ社)、『増補 みんなの家。――建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』(ちくま文庫)など。
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NEON NEON
¥2,970
総ページ数600を超えるボリュームのうち多数を占めるカラーのネオン写真。 夜の街に思い入れのある大人は、いつの間にか心の中にネオンを灯しているはず。 漫画家赤塚不二夫氏の娘赤塚りえ子氏のインタビューとともに、代表的ネオン作品「ニューアカツカ」の写真も。 (店主) ニホンノネオン研究会 編著 中村治 撮影 出版社:LITTLE MAN BOOKS 2,700円+税 / 220×144mm / 608ページ / 並製本 ISBN978-4-910023-03-8 C0072 2021年12月21日発行 東京周辺ネオンガイド 写真集+インタビュー 最強のネオン本、登場です。 -- 今夜、 ネオンを 見に行こう。 東京の夜には、記憶の底には、ネオンが輝いている。 ネオンとは、細長いガラスの管にガスを封入し、そこに電流を流すことによって発光する、そのような照明機材です。従来、享楽や猥雑、夢や欲望の象徴としての役割を担ってきたネオンは、社会や文化の変化とともに消えていこうとしています。2019年から2021年にかけて、私達は東京周辺の街を歩き、ネオンのある風景を撮影してきました。そして、ネオンに関わる仕事をする人たちに、話を聞いて回りました。この本には、こうしたネオンの風景写真と、ネオンに関わる人たちのインタビューが、計608ページに渡って収められています。日が落ちて周囲が暗くなったら、本書のページをめくり、1つのページの上で、いくらかの時間を過ごしてみてください。そして、ネオンを探しに出かけてみてください。きっと、記憶の底で輝くネオンに出会うことができるはずです。それはあなただけのネオン。世界で1つしかないネオンの輝きなのです。 ● INTERVIEW 横山幸宣(アオイネオン) 荻野隆(アオイネオン) はらわたちゅん子 赤塚りえ子(アーティスト) 亀田和美(協和電子株式会社) 酒蔵力(居酒屋) 千原徹也(アートディレクター) 高橋秀信(スマイルネオン) -- プロフィール ニホンノネオン研究会 日本のネオンを取り巻く環境の研究を目的として、2019年に結成。街中で輝くネオンやアートとしてのネオン、人々の心の奥底に輝くネオンの在処を探索し、写真や言葉によって後世に伝えることを意志とする。構成メンバーは流動的で、離散と集合を繰り返している。新規会員は常に募集中。2021年、初の書籍『NEON NEON』を上梓。今後はイベントやオリジナルグッズの制作なども通じて、日本のネオンの振興に貢献していく予定である。 中村治 広島生まれ。成蹊大学文学部卒。『移りゆく時代の変化に於いても、固有の価値を持ち続けるもの』をテーマに作品を撮り続けている。 ロイター通信社北京支局の現地通信員として写真家のキャリアをスタートする。坂田栄一郎に4年間師事。2006年独立以降、東京を拠点としつつ、各地で人物と風景を中心に撮影を続けている。 中国福建省の山間部に点在する客家土楼とそこに暮らす人々を撮影した写真集、『HOME-Portraits of the Hakka』(LITTLE MAN BOOKS 刊)にて、2020年、第39回土門拳賞最終候補、第20回さがみはら写真新人奨励賞受賞。 https://samphoto.jp
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HOME Portraits of the Hakka
¥4,950
中国漢民族である「客家(はっか)」とその建築物を写した迫力の写真集。 写真家中村治氏の深い視点から撮られた写真は、大判でしっかりした装丁の書籍で見ると圧倒的である。 (店主) 著者:中村 治 Osamu Nakamura 出版社:LITTLE MAN BOOKS 4,500円(+税)/280×260mm/120ページ/上製本 ISBN978-4-910023-00-7 C0072 2019年8月1日発行 装丁:文京図案室 三木俊一 寄稿:田原(詩人、翻訳家) 印刷/製本:株式会社山田写真製版所 プリンティングディレクション:熊倉桂三 中国福建省山間部に住む客家(はっか)と呼ばれる人たちとその住居を撮影した、中村治の1st写真集。黄色い光に包まれながら、「私」と「家」を巡って綴られる記憶と記録。 第20回『さがみはら写真新人奨励賞』受賞 -- 中国福建省山間部に住む客家(はっか)と呼ばれる人たちとその住居を撮影した、中村治の1st写真集。黄色い光に包まれながら、「私」と「家」を巡って綴られる記憶と記録。 故郷を失うことは、自分を失うことなのだろうか。 中国南東の山間部に異様な建物が点在するエリアがある。外界を拒絶するようにそびえる土壁。 一歩足を踏み入れれば、100 部屋はあろうかというほどの猥雑な集合住宅があらわれる。黄河中下流域から戦乱を逃れてきた「客家人」たちのこの住処は、客家土楼と呼ばれ、世界遺産にも登録される歴史的建造物だ。 1700 年もの歴史を刻むこの建築群には、老人の姿が目立つ。 中国の発展は人里はなれたこの山間にとっても他人事ではない。都市部へと出稼ぎに行き、都会の生活に浸った若者たちは、もう客家土楼に戻ってこない。主をなくした住処は中国の成長と反比例するように急速に荒廃しはじめている。 経済の発展には、時に様々な犠牲を伴う。しかし、歴史が年輪に刻まれるように、受け継がれなければならないものもあるはずだ。それこそが、今の自分自身を形づくるものなのだから。 -- プロフィール 広島生まれ。成蹊大学文学部卒業。ロイター通信社北京支局で現地通信員として写真を撮ることからフォトグラファーのキャリアをスタートし、雑誌社カメラマン、鳥居正夫アシスタントを経て、ポートレイト撮影の巨匠坂田栄一郎に5年間師事。2006年独立し、広告雑誌等でポートレートを中心に活動している。
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Laugh and Smile しあわせは、みんなの笑顔
¥1,760
SOLD OUT
スヌーピーファン必携の作品集。 小さなサイズながら400ページ超の厚みでたくさんの笑いを楽しめます! ブックデザインは祖父江慎氏率いるコズフィッシュ。 (店主) 定価:税込1,760円(本体1,600円+10%) 編:ブルーシープ ブックデザイン:コズフィッシュ 仕様:A6変形、412ページ、並製 ISBN: 978-4-908356-33-9 -- スヌーピーやピーナッツ・ギャングの 笑顔あふれるハッピーな1冊 2022年1月15日から、東京・南町田のスヌーピーミュージアムで開催している「しあわせは、みんなの笑顔」展にあわせて刊行する本です。 「ピーナッツ」に登場する個性豊かな犬や子どもたちは笑いだってユニーク。チャーリー・ブラウンは、いつでも誰にでも徹底的に笑い者にされてしまい、気の毒だけれどもおもわず笑ってしまいます。スヌーピーは意地悪ルーシーにからかわれたら笑って踊り、そのルーシーもシュローダーにつれなくされたら笑って自分をなぐさめる。そのほか、うれしさ弾けるストレートな笑い、じんわりと幸せを感じる微笑み、そして悪だくみのニヤニヤ笑いまで、「ピーナッツ」らしい豊かな笑いのあれこれをたっぷり紹介した412ページです。 1章:笑わせておくれよ、チャーリー・ブラウン 2章:笑って笑って吹き飛ばせ! 3章:ニヤニヤがとまらない 4章:ハッピー!ハッピー!ハッピー! 5章:ついニコニコしちゃうしあわせ 6章:スマイルの連鎖 インタビュー1:ユーモアは、シュルツのパーソナリティから来ている/ジーン・シュルツ インタビュー2:「ピーナッツ」が落語に似てて驚きました/春風亭一之輔 ◎チャールズ・M・シュルツ 漫画家。1922年、アメリカ・ミネソタ州生まれ。理髪店を営む父の影響で幼少の頃から新聞漫画に親しんでいた。通信教育で絵を学び、1950年より「ピーナッツ」の新聞連載を開始。以来、亡くなるまでの50年にわたり「ピーナッツ」を描きつづけた。 ◎展覧会「しあわせは、みんなの笑顔」展 2022年1月15日(土) ー 7月10日(日) スヌーピーミュージアム(東京・南町田)
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和田誠展
¥4,400
2021〜2023全国巡回「和田誠展」公式図録。 和田誠氏の多彩な仕事ぶりをフルカラーで堪能できます。 このかた自身が文化を作り上げていったような、偉大な人だったと思いますね。 (店主) 2021年10月22日(金)発行 販売:ブルーシープ 定価:税込4,400円(本体4,000円+10%) ブックデザイン: direction Q 仕様:A5並製、520ページ ISBN: 978-4-908356-29-2 -- 和田誠の作品・生涯・言葉=500ページの決定版 街中で見かける「あ、知ってる」と思うイラストやデザイン、それは和田誠の仕事かもしれません。イラストレーター、グラフィック・デザイナーだけでなく、映画監督、エッセイスト、作詞・作曲家とさまざまなジャンルで一級の仕事を残してきた和田誠。好きなことを続けることで他の分野に仕事が広がり、83年の生涯で生みだした作品は綺羅星のようです。 本書は、全国巡回する展覧会の公式図録として、和田誠の4歳から83歳までの作品を見渡すことができるビジュアル年表と、和田誠を語る上で欠くことのできない30のトピックスとその作品を特集し、さらに語られた和田誠の言葉を選び出し、500ページを超す1冊にまとめました。ページをめくるたび、知らなかった和田誠と出会える、そんな永久保存版です。 ◎和田誠(1936-2019) 大阪府生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイスト、装丁家、映画監督と多くの顔を持つ。多摩美術大学を卒業後、たばこ「ハイライト」のデザインをはじめ「週刊文春」の表紙や星新一作品の挿画などを手がける。エッセイでは独特のセンスを発揮。『夜のマルグリット』のポスターで日本宣伝美術会賞受賞、映画『快盗ルビイ』でブルーリボン賞『ねこのシジミ』で日本絵本賞・毎日デザイン賞を受賞。 ◎展覧会「和田誠展」 2021年10月9日(土)〜12月19日(日) 東京オペラシティ アートギャラリー 以降、熊本市現代美術館、新潟、北九州、愛知ほか巡回予定
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はじめまして、ルート・ブリュック
¥2,200
ライオン(?)かわいい。 浅学ながら存じませんでしたが、焼き物をこんなに美しく仕上げるアーティストが存在したんですね。 日本での展覧会は終了していますが、この本で後追いしましょう。 カラー写真多数で作品世界を堪能できます。 (店主) 発行:ブルーシープ(2018年) 定価:本体2,000円+税 ISBN:978-4-908356-05-6 知られざる、フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック。来年4月からの回顧展に先駆けた、日本初のビジュアルブック。 ルート・ブリュックは、1942年からアラビア製陶所の美術部門に所属。愛らしい陶板から公共建築の大型壁画まで、約50年にわたり多彩な作品を生み出しました。来年4月、東京ステーションギャラリーで、日本初の大規模展が巡回をスタート。代表作やフィンランドのラップランド地方を撮りおろした写真、日本を代表するクリエイターたちの言葉から、美しい色と詩情をたたえた作品世界へと誘います。 1「蝶」皆川明 / 2「母と子」マーリア・ヴィルカラ /3「響きあうもの」酒井駒子/ 4「模様」鹿児島睦 /5「色」志村ふくみ、志村洋子/ 6「時」葛西薫 /7「空間」成相肇/ 8「アイス・フロウ」 /9「ルートとタピオ」前田景、今村玲子
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渡部雄吉写真集 張り込み日記
¥2,970
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昭和33年に起きた事件を写真で追うドキュメンタリー。 当時の刑事たちの捜査への気迫が多数のモノクロ写真から伝わってきた。 ミステリ作家の乙一(おついち)氏によるテキストも緊張感を高める。 (店主) 構成と文:乙一 出版社:ナナロク社 装丁:祖父江慎+柴田慧(cozfish) 仕様:B5判 ソフトカバー PUR製本 トリプルトーン印刷 204ページ 発売:2014年11月 ISBN:978-4-904292-52-5 C0072 昭和33年、茨城県水戸市千波湖畔―。 子供たちが発見したのは 切り取られた体の一部だった。 犯人の手掛かりを追って、舞台は、東京へ。 ベテランと若手、2人の刑事が真相に迫る。 「実際の捜査」を20日間にわたって密着撮影、 140点以上を収録した実録写真集!! 60年前に、写真家・渡部雄吉が撮影したのは、 実際の殺人事件を捜査する刑事2人組の捜査記録でした。 20日間にわたり撮影された、のべ1000枚以上の写真を、 ミステリー作家として人気を集める乙一が構成に参加、 一冊の写真集となりました。 写真の合間には、乙一による事件概要を記載。 徐々に解明される事件の全貌を追いながら、 渡部雄吉の写真の真に迫る美しさが堪能できる一冊です。 ●あとがきより 僕がこの写真集に感じていたテーマは「日本」だった。 太平洋戦争終結から13年ほどが経過しているとはいえ、戦後の気配を色濃く写真の中に感じることができたし、事件解決の直後に東京タワーが完成していることも印象的だった。 ページをめくるうちに建物が高くなり、背景となる都市の暗闇は増す。2人の刑事がその深奥へと入っていくような構造にしたかった。人探しをする刑事の姿に、都市に埋没しそうな自我を探す現代人の姿を重ねた。刑事が探していた男の正体に関しては、本来の名前を捨て他人になりすまして生きねばならなかったという事実が、日本の抱えているテーマに合致するような気がして腑に落ちた。もちろん、それらは僕が勝手に写真から感じていたイメージであり、読者の皆様はそれぞれにこの写真集をたのしんでいただけたらなとおもう。 ―あとがき(本書構成・乙一)より抜粋 ●本書について 本書の刊行にあたって、2つの先行する写真集の存在があります。 渡部雄吉が撮影した本作品は、神保町でイギリスの古書店バイヤーにオリジナルプリントが発見されたことを契機に、2011年、フランスの出版社Editions Xavier Barralが『A Criminal Investigation』として初めて刊行されました。2013年には、日本で保管されていたオリジナルネガフィルムから新たにプリントし再構成した作品を、日本の出版社roshin booksが『張り込み日記』として刊行しました。本書はこの2冊を源に誕生いたしました。 ナナロク社版では、印刷に際してオリジナルネガフィルムから直接、製版を作りました。 フィルムのノイズや、パーフォレーション(フィルムの両端にある穴)などをデザインに生かしています。 印刷はトリプルトーン(3種類のモノクロ印刷の掛け合わせ)による重厚な表現を行いました。 〔プロフィール〕 渡部雄吉(わたべ・ゆうきち) 1924年山形県酒田市生まれ。写真家。 1943年から写真家として活動。1950年に独立し、総合雑誌に作品を発表。1974年、日本写真協会年度賞を受賞など、国内外で賞を受賞。著書に『STAINED GLASS』『大いなるエジプト』『アラスカ・エスキモー』『揚子江下り』『水の都・蘇州』『神楽』『巴里物語』他、多数。1992年、紫綬褒章を受章。1993年、死去。
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写訳 春と修羅
¥1,760
詩:宮沢賢治 写真とエッセイ:齋藤陽道 解説:若松英輔 装丁:大原大次郎 仕様:B6判 コデックス装 本文160ページ 発刊:2015年2月 ISBN:978-4-904292-51-8 C0072 「写訳」とされているように齋藤の写真は、 賢治の詩を「画」に翻訳する。 解説しているのではない。だが、齋藤の写真は、 私たちを賢治が感じていた世界に連れて行ってくれる。 ―巻末解説「言葉を写す詩人たち」(批評家・若松英輔)より NHKEテレ「ハートネットTV」で取り上げられるなど、 注目の写真家、齋藤陽道による3冊目の著作は、 詩人・宮沢賢治の詩を写真で翻案した、 これまでにない奇妙で美しい作品集。 彼方の世界の音律を紡いだ 詩人・宮沢賢治の4篇の詩、 「序」「春と修羅」「告別」「眼にて云ふ」。 音の無い世界を生きる写真家・齋藤陽道が、 東北を中心に撮影した78枚の写真群。 言葉の奥に流れている 無限の声に耳をすます、一冊。 〔プロフィール〕 齋藤陽道(さいとう・はるみち) 1983年東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。 2010年写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。2013年ワタリウム美術館にて新鋭写真家として異例の大型個展を開催。近年はMr.Children やクラムボンといったミュージシャン、俳優・窪田正孝との作品など注目を集める。 写真集に『感動』(赤々舎)、『宝箱』(ぴあ)、宮沢賢治の詩を写真で翻訳した『写訳 春と修羅』(小社)がある。 2017年、7年にわたる写真プロジェクト「神話(一年目)」を発表。
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もう一度 倫敦巴里
¥2,420
SOLD OUT
著者:和田誠 出版社:ナナロク社 デザイン協力:大島依提亜 仕様:A5判 上製 カラー多数 176ページ 発刊:2017年1月 ISBN:978-4-904292-71-6 C0095 和田誠、1977年初版の伝説的名著『倫敦巴里』が、 未収録作を加え、『もう一度 倫敦巴里』としてついに復活! 川端康成の『雪国』を、もし植草甚一が、野坂昭如が、星新一が、長新太が、横溝正史が書いたとしたら。(『雪国』文体模写シリーズ) イソップの寓話「兎と亀」をテーマに、もし黒澤明が、山田洋次が、フェリーニが、ヒッチコックが、ゴダールが映画を作ったとしたら。(「兎と亀」シリーズ) ダリ、ゴッホ、ピカソ、シャガール、のらくろ、ニャロメ、鉄人28号、星の王子さま、ねじ式、007、「雪国」……数々の名作が、とんでもないことに!? 谷川俊太郎、丸谷才一、清水ミチコ、堀部篤史(誠光社)の書き下ろしエッセイを収録した特製小冊子付(※丸谷才一さんのエッセイのみ、再録となります)。 ※本書は、1977年8月、話の特集より刊行された『倫敦巴里』に新たに「『雪国』海外篇」「雪国・70年2月号・72年11月号・73年12月号・75年2月号・77年2月号のつづき」を加え、再編集したものです。著者監修のもと、原画がカラーで描かれていた作品は、カラーで掲載しています。 〔プロフィール〕 和田 誠(わだ・まこと) 1936年生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社、1968年よりフリー。1965年雑誌「話の特集」にADとして参加。1968年から4年数カ月「週刊サンケイ」の表紙に似顔絵を描く(AD田中一光)。1977年より「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当し、現在に至る。出版した書籍は200冊を超える。1974年講談社出版文化賞(ブックデザイン部門)、1993年講談社エッセイ賞、1994年菊池寛賞、1997年毎日デザイン賞など受賞多数。
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池田修三 絵葉書と豆本 第1集「はじまり」
¥1,760
SOLD OUT
木版画:池田修三 編著:藤本智士 出版社:ナナロク社 装丁:名久井直子 仕様:107×214mm 絵葉書22枚、一筆箋4枚 豆本画集 発刊:2014年6月 ISBN:978-4-904292-49-5 C0071 大切なあの人に。 すべて使い終わると小さな本が残ります。 2013年、初めての作品集と全国各地での展覧会が大きな話題を呼んだ池田修三の木版画の世界。 たくさんのご要望におこたえして、待望のポストカードブックを刊行いたしました。 絵葉書を全部使ったあとは、豆本画集としてお楽しみいただけます。 大切な方への贈り物にも最適です。 絵葉書22枚、一筆箋4枚、豆本画集、解説付き。 〔プロフィール〕 池田修三(いけだ・しゅうぞう) 1922年秋田県生まれ。木版画家。1977年、日本版画協会を退会しフリーに。1980年代に秋田相互銀行(秋田あけぼの銀行)のカレンダーや通帳、NTTや日本生命などの企業カレンダー、テレホンカードなどに作品が採用され、秋田を中心に広くその名を知られるようになった。2004年に82歳で死去するまで、情緒あふれる子どもたちの情景やセンチメンタリズムを感じる作品を創り続けた。 公式サイト www.shuzoikeda.jp 藤本智士(ふじもと・さとし) 1974年兵庫県生まれ。編集者。雑誌『Re:S』編集長を経て、現在、秋田からニッポンのふつうを提案する雑誌『のんびり』の編集長を務める。『ニッポンの嵐』の編集・原稿執筆を手掛けるほか、著書に『ほんとうのニッポンに出会う旅』(リトルモア)、イラストレーターの福田利之氏との共著『BabyBook』(コクヨS&T)、『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)など。
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池田修三 絵葉書と豆本 第2集「いろどり」
¥1,760
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木版画:池田修三 編著:藤本智士 出版社:ナナロク社 装丁:名久井直子 仕様:107×214mm 絵葉書22枚、一筆箋4枚 豆本画集 解説付き 発刊:2015年4月 ISBN:978-4-904292-58-7 C0071 大好評第2弾!! 大切なあの人に。 すべて使い終わると小さな本が残ります。 2013年、初めての作品集と全国各地での展覧会が大きな話題を呼んだ池田修三の木版画の世界。 2014年にポストカードブック第1弾が刊行され、このたび、待望のシリーズ第2弾「いろどり」が刊行となりました! 作品集には収録されていない作品も、新たに3点追加されています。 絵葉書を全部使ったあとは、豆本画集としてお楽しみいただけます。 大切な方への贈り物にも最適です。 絵葉書22枚、一筆箋4枚、豆本画集、解説付き。 〔プロフィール〕 池田修三(いけだ・しゅうぞう) 1922年秋田県生まれ。木版画家。1977年、日本版画協会を退会しフリーに。1980年代に秋田相互銀行(秋田あけぼの銀行)のカレンダーや通帳、NTTや日本生命などの企業カレンダー、テレホンカードなどに作品が採用され、秋田を中心に広くその名を知られるようになった。2004年に82歳で死去するまで、情緒あふれる子どもたちの情景やセンチメンタリズムを感じる作品を創り続けた。 公式サイト www.shuzoikeda.jp 藤本智士(ふじもと・さとし) 1974年兵庫県生まれ。編集者。雑誌『Re:S』編集長を経て、現在、秋田からニッポンのふつうを提案する雑誌『のんびり』の編集長を務める。『ニッポンの嵐』の編集・原稿執筆を手掛けるほか、著書に『ほんとうのニッポンに出会う旅』(リトルモア)、イラストレーターの福田利之氏との共著『BabyBook』(コクヨS&T)、『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』、『池田修三 絵葉書と豆本 第1集「はじまり」』(ナナロク社)など。
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画詩集 いのちの花、希望のうた
¥1,870
画:岩崎健一 詩:岩崎航 出版社:ナナロク社 装丁:小川あずさ 判型:B6変形判、本文212ページ 発刊:2018年6月 ISBN:978-4-904292-81-5 C0071 初詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』刊行後、糸井重里、谷川俊太郎、末井昭各氏が絶賛した筋ジストロフィーの詩人・岩崎航。 今作は、同じ病をもつ兄・岩崎健一による繊細で鮮やかな花の絵70点を掲載した初の画集であり、弟・岩崎航の詩を添えた「兄弟共作 画詩集」です。 「母」「ふたり」「踏みだす」「暮らし」「はたらく」「旗印」「希望」の7章にわたる構成。ふたりの書き下ろしエッセイも収録しました。
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フェルメール
¥2,200
著者:植本一子 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292839 Cコード:C0072 定価:¥2,200(税込) 発売日:2018.10.5 200ページのカラー写真と、5万字に及ぶ3週間の旅の日記。 写真家・文筆家の植本一子が、7ヵ国14都市にある17の美術館を旅して、現存するフェルメール全35作品を撮り下ろしました。 フェルメールの筆遣いと息づかい、絵画とそこに集う人々をカメラとペンで記録した「全点踏破」の旅を体験する、新しい美術書です。 〔著者プロフィール〕 植本一子(うえもと・いちこ) 1984年広島県生まれ。2003年キヤノン写真新世紀で荒木怪惟氏より優秀賞を受賞。広告、雑誌、CDジャケット、PV等で活動を続ける。主な著書に、『かなわない』(タバブックス)、『家族最後の日』(太田出版)、『降伏の記録』(河出書房新社)など。
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川島小鳥写真集 明星
¥3,300
著者:川島小鳥 出版社:ナナロク社 帯:谷川俊太郎の書下ろし詩 装丁:佐々木暁 仕様:タテヨコ変形 上製 240ページ 発刊:2014年12月 ISBN:978-4-904292-54-9 C0072 第40回木村伊兵衛写真賞受賞作品 大活躍の写真家・川島小鳥の作品集第3作! ここはぼくらのたのしい星。 前作『未来ちゃん』(2011年)の刊行以後、川島小鳥が、丸3年間、30回以上台湾に通い撮影。 人、動物、景色、すべてがアイドルのように輝いている作品集です。 タテの写真はタテに、ヨコの写真は横にそのままとじた、一度見たら忘れられない造本になっています。 巻末には楽しいおまけつき。 〔プロフィール〕 川島小鳥(かわしま・ことり) 1980年東京都出身。写真家。早稲田大学第一文学部仏文科卒業、沼田元氣氏に師事。 2011年、写真集『未来ちゃん』(小社)刊行と同時に『BABY BABY』(学研)を復刊。2014年、『川島小鳥写真集 明星』(小社)刊行。2015年、同作にて第40回木村伊兵衛写真賞受賞。2017年、福井・金津創作の森にて、個展『境界線で遊ぶ 川島小鳥展』を開催。 公式サイト:http://kawashimakotori.com/
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ホロホロチョウのよる 四月と十月文庫 2
¥1,320
著者:ミロコマチコ 出版社:港の人 B6判変型/ソフトカバー/本文128頁/カラー口絵2頁 1,200円(本体価格・税別) 2011年9月刊 ISBN978-4-89629-238-1 C0095 独特なタッチで描く動植物が人気の画家ミロコマチコが綴る抱腹絶倒の書き下ろし画文集。 大阪・東京を中心に活躍する新進気鋭の画家・ミロコマチコの初めての画文集。力強いタッチと独自の色彩で描く動物や植物の数々。こよなく愛するネコの鉄三との、面白くも微笑ましい毎日。本書は、若い世代を中心に人気のミロコマチコが、これまでの創作活動と、大阪と東京を行き来しながら奮闘する日々を綴った爽快エッセイ。近年の作品だけでなく、初期の作品も多数収録。 ■著者 ミロコマチコ 画家・絵本作家。1981年大阪府枚方市生まれ。動植物を主に描き、大阪・東京での個展・グループ展等を中心に活動。2010年に初の絵本「やまのいえで」をカイトプレスより刊行。同年より美術同人誌「四月と十月」の同人となる。2011年「HBファイルコンペvol.21」藤枝リュウジ賞受賞。 ■目次 ホロホロチョウのよる I はじめての個展/褒めながら描く/夜行バスで眠ること/ワニの壁/お下がりの子ども図鑑/どうぶつたち/ブロッコリ II カメ、学校へ行く/ミロコという名前/ぼーっとしない/絵描きの娘/鉄三さん、ありがとう/アフリカゾウ/しろねこのうた III ミロコしんぶんし/展覧会のあれこれ/大きなクジラ/どうぶつ手帳/おにの子どもたち、カミナリダンスでイチ、ニ、サンダー! /絵本が作りたい あとがき
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日本国憲法
¥1,100
写真:齋藤陽道 出版社:港の人 四六判変型/小口折製本/本文88頁 1000円(本体価格・税別) 2022年4月刊 ISBN978-4-89629-406-4 C0032 日本国憲法は誰のものか? もう一度読み、感じ、考える私たち自身の憲法。 日本国憲法の条文全文に、写真家・齋藤陽道さんのカラー写真24点を組み合わせたハンディな一冊。 戦後70余年、私たちの幸福と平和の土台となってきた憲法を、いまの暮らしのなかでそれぞれの人生を生きる人々の姿を深くとらえた写真とともに読み直す。 ■著者 齋藤陽道(さいとう・はるみち) 1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。2010年、写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。2013年、ワタリウム美術館個展。2014年、日本写真協会新人賞受賞。 写真集に『感動』、続編の『感動、』(赤々舎)。著書に『写訳 春と修羅』(ナナロク社)、『異なり記念日』(医学書院・シリーズケアをひらく、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)、『声めぐり』(晶文社)がある。
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アイム Snapshots taken by homeless people.
¥2,310
Homedoor (編) 出版社:ライツ社 定価 2,310円(本体2,100円+税10%) 判型 A4判 よこ210mm × たて297mm 頁数 224ページ 発刊 2022年4月28日 ISBN:9784909044365 書籍の内容紹介 Snapshots taken by homeless people. 日本初、ホームレス状態にある人たちがカメラで街を切り取った写真集 クラウドファンディングで600万円以上の支援を集めた話題のプロジェクトがついに書籍化! 彼らの世界をみる視点が、世界が彼らをみる視点に変化を与えることを願って。 ・河川敷で10年以上暮らす元建設業の男性 ・ネカフェ(インターネットカフェ)を転々とする元ホストの男性 ・教会に通う元引きこもりの女性 カメラを手にしたのは、年齢も性別も状況もさまざまなホームレス状態の人たち。巻末には1人ひとりのインタビューを収録。 (pp. 138-139)美術館。子どものあれで、懐かしいなと思って。幼稚園のとき、先生に「うまく描けましたから、 二科展に出したら優勝したんです。子どもさんと同行してください」って言われて。新聞に名前載ってね。 ここで表彰式やったの。この階段で、家族で、写真撮って。 (pp. 74-75)別に僕が三脚を立ててカシャカシャ撮ったんじゃなくて、バスに乗って撮ったんですよ。ここで撮りた いなっていうポイントではあったんですけど、尾崎豊の 「十七歳の地図 SEVENTEEN'S MAP」を意識して撮りました。歩道橋が歌詞の中に出てくるんですよね。 【発起人】 2010年から大阪でホームレス支援を続けてきた認定NPO法人「Homedoor」。 代表の川口加奈は「プロフェッショナル 仕事の流儀」「セブンルール」などで特集される注目の社会起業家 ● 視点を変える わたしたちは2017年からホームレス状態の人たちにカメラを渡し、日常を撮影してきてもらうという活動を続けてきました。 それぞれの視点で切り取った日常の風景には、独自の世界が広がっています。いつもの川沿いのベンチから見る朝焼け、夜の公園、隣人の昼寝。レンズを通してのぞいた視点がそのまま、そこにあります。 また、撮影された写真にはしばしばストーリーが存在します。 たとえば「なぜこの写真を撮ったのか?」と質問すると、昔自分が大工として働いていた頃に建てたビルだったり、よく休憩をする公園に置いてあるオブジェだったり。1枚の写真から背景にある思いもよらぬストーリーが浮かび上がります。 「ホームレス」は状態を指し、人に対して使う言葉ではないため、本書ではホームレス状態にある人もしくはカギカッコつきの「ホームレス」と表記を統一しています。 『アイム』というタイトルには、「ホームレスという1つの人格はない」というメッセージを込めました。 撮影者ごとにページブロックが分かれているこの写真集の特徴を示した言葉にもなっています。 ● 誤解と偏見を解消する このプロジェクトの核は、ホームレス問題について「まず、知ってもらいたい」ということにあります。 ホームレス問題は、ほかの社会課題に比べて支援金が集まりにくいという傾向があります。 なぜなら、よく「ホームレスになるのは自分の責任だ」と思われてしまうからです。 しかしながら、ホームレス状態に陥るきっかけは、突然の病や失業、介護離職による困窮、人間関係の悪化など、誰にでも起こりうる出来事がほとんどです。 わたしたちは、写真集を通して多くの人がホームレス状態にある人たちの視点や声に触れるきっかけをつくることで、新たな理解を促し「誤解と偏見」を解消する機会をつくりたいと切に願います。 そして、本の売上はHomedoorから、ホームレス状態の人たちへの支援に役立てられます。 ● 新しい支援の形をつくる 「路上での生活って、心が死んでいくんです。1日がね、違った意味で『時間との戦い』なんです。 早く日が暮れてくれへんかなーって。 路上で生活してることを恥ずかしいと思っていたし、人目も気にしていた。でもカメラを託されて、心が死んでいた生活の中に、生きる目的が生まれたんです。」 (朝日新聞の記事より、撮影者のインタビューの一部より抜粋) 【巻末解説】 フォトジャーナリスト安田菜津紀 「彼らは街をよく知っている。ヘリコプターで見下ろしたような風景が見える場所、スズメの子どもたちが生まれる季節、ひっそりとキツネが暮らしている茂み、猫が顔を出す小窓。私が普段は黙って通りすぎてしまうであろう瞬間を、カメラでそっと、拾い上げてくれていた」(解説より抜粋) 【書籍仕様】 表紙:アスファルトの質感を再現した特殊板紙 スリーブ:スリーブ入りの豪華仕様。種類は4種類 製本:背がないため180度開くドイツ装 【編者プロフィール】 認定NPO法人「Homedoor」 「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」ことを目指し、2010年に大阪で設立。個室型シェルターの運営、シェアサイクルでの就労支援等などを行い、年間約1000名の新規相談に対応。2017年に認定NPO法人に認定。
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恋をして生きてきたんだよな
¥1,595
著者:青春bot 出版社:ライツ社 定価 1,595円(本体1,450円+税10%) 判型 四六判変形(たて188mm×よこ118mm)並製 頁数 224ページ 発刊 2020年2月19日 ISBN:9784909044259 インスタグラムで11万フォロワー! 「やばい泣く」「共感えぐい」「心臓を握り潰されそうになりました」 と大反響の圧倒的青春イラストエッセイ「青春bot」がついに書籍化。 臆病すぎた恋、素直になれなかった恋、思わせぶりな恋、 すれ違った恋、無敵だった恋、忘れられなかった恋……。 思い出したくないことまで、思い出してしまう。 苦しくなるのに、でも、また恋をしたくなる一冊です。 【青春botからのメッセージ】 恋なんて本当はするつもりじゃなかった。 でも、好きになってしまいました。 今日まで描いてきたのは、インスタグラムの中で「青春bot」になる前の、 馬鹿なわたしの、たった1年間の片想いの話。 その人は誰が見ても一番で。 好きにならないように、いい感じの距離をとりながら、 周りからのちょっとした優越感に浸れていられたらそれで良かったんだけど。 いつの間にか自分を見失って、1人で空回りして、 意味わかんないLINE送って、あっという間にはじけて消えた。 大人になったはずだった、うまくやれるはずだったのに、 結局わたしは何も成長してなくて、初恋かよって言いたくなるくらい無様な恋をしました。 それからわたしは、記憶の一つひとつを絵と言葉にして、 インスタグラムの中に吐き出しながら、気持ちの整理をしていきました。 そしたら、わたしの作品なんかに、 「共感えぐい」「今のわたしの感情そのままで、うるっときました」 「心臓を握り潰されそうになりました」「これ見て気づきました。わたし恋してたんですね」 みたいなことを言ってくれる人がたくさんいました。 信じられないくらい苦くて、酸っぱくて、最悪……だったけど、 その人がいたから、青春ってどんなものなのかわかった気がします。 こんなわたしにも、できることがあるのなら。 この本を読んで、また恋をしたいなって思ってもらえれば嬉しいです。 わたしは描くことで、あの人を思い出にできました。 いつか、あなたの「あの頃」も、ちゃんと思い出になりますように。 【本の仕様】 紙の本ならではの「アイテム感」にこだわりました。 ・表紙には、キラキラ感が可愛いホログラム箔を加工 ・本文は、鮮やかな「蛍光ピンク」を練り込んだインキでイラストを印刷 ・小さな手でも持ちやすく。通常の四六版サイズより幅を1cm短くしました 著者情報 青春bot Instagram @seisyunbot https://www.instagram.com/seisyunbot/ Twitter @seisyunbot https://twitter.com/seisyunbotdesu TikTok @seisyunbot https://vt.tiktok.com/88Gbk5/
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神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析
¥2,200
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あの曲はなぜカッコいいのか?を解説した本書。 ちょっと! 選曲がグサグサ刺さるんですけど! ジョー・サンプル〈虹の楽園〉とか、店主が学生の頃めっちゃ聴いてたやつじゃん! ここの一番下に目次が載せてありますが、皆さんの気になる曲もあるかもしれません。 坪口氏といえば菊地成孔氏と東京ザヴィヌルバッハを始めたことで記憶していましたが、今や音楽業界内で広く活躍されていて、解説者としても間違いのない存在ではないでしょうか。 音楽もサブスクの時代ですから、多くのかたが曲を聴きながら楽しめることでしょう。 (店主) 著者:坪口昌恭 出版社:アルテスパブリッシング 定価:本体2000円[税別] B5判変型・並製 | 144頁 発売日 : 2022年7月25日 ISBN 978-4-86559-256-6 C1073 ジャンル : ジャズ/ポピュラー音楽 カバーデザイン:加藤賢策(LABORATORIES) 編集協力:池上信次 冨田ラボ/冨田恵一さん推薦! “カッコいい”曲ではいったい何が起きているのか? 凄腕ジャズ・キーボーディストが“神曲”を分析、創造性の秘密に迫る! 「あの曲がスペシャルに聞こえるのはなぜか? 緻密で具体的な理論解説を これほどポップに文章化した本をほかに知りません」 冨田ラボ/冨田恵一(音楽家・音楽プロデューサー) “カッコいい”曲ではいったい何が起きているのか? 並の曲とはどこがどう違うのか? ロバート・グラスパー、ブラッド・メルドーを始めとする最新型ジャズから、 ウェザー・リポート、マイルス・デイヴィス、チャーリー・パーカー、 ディアンジェロ、ジェイムズ・ブレイク、デヴィッド・ボウイ、 さらにはYMO、SMAP、ブルガリアン・ヴォイスまでを 見開き2ページに1曲の読みやすい構成で、鋭くディープに分析! 東京ザヴィヌルバッハ、Ortanceほかで活躍する凄腕ジャズ・キーボーディストが 「神曲」を分析、コード譜やメロディー譜、リズム譜を駆使して、 作曲・アレンジで発揮されるクリエイティヴィティの秘密に迫る! タワーレコードのフリー音楽誌『intoxicate』の人気連載が待望の書籍化! [目次より] 「長短変換とブルースの串刺し」ロバート・グラスパー〈アフロ・ブルー〉 「エモい必殺技。短三度下降転調の快感」ドナルド・フェイゲン〈 I.G.Y.〉 「逆配列鍵盤が作る世界最強シンセ・マジック」ウェザー・リポート〈ブラック・マーケット〉 「黒くならないポリモーダルなブルース感」ブラッド・メルドー〈ダスティ・マックナゲット〉 「ドラムマシンはドラム・セットの夢を見るか?」スクエアプッシャー〈SQUAREPUSHER THEME〉 「背筋を震わせる、神秘の女声合唱団」ブルガリアン・ヴォイス〈ショプスコの詩〉 「内声の妙、人力の機械音楽」イエロー・マジック・オーケストラ〈東風〉 プロフィール 坪口昌恭 Masayasu Tzboguchi 1964年福井県生まれ、大阪育ち。福井大学工学部応用物理学科卒業後、1987年に上京。ジャズとエレクトロニクスを共存させ、伝統と先鋭を股にかけ独自のキャラクターを放つピアニスト&シンセシスト、クリエイター。主宰するエレクトロ・ジャズ・ユニット「東京ザヴィヌルバッハ」(2012年、2013年にNY公演)、ミクスチャー・バンド「Ortance」、キューバ勢ジャズメンとのNY録音リーダー作、ソロ・ピアノ作、モジュラー・シンセ作、ピアノ・トリオ・リミックス等自己名義のアルバムを20枚発表。「Radio-Acoustique」「坪口昌恭TRIO」、レクチャー・シリーズ『TZBOLABO』も並行して主宰。2011年映画『Lily』の全音楽を作曲・制作。2016年アニメ『ReLIFE』の全劇中音楽を作曲・演奏。菊地成孔、大友良英、伊藤ゴロー、原田知世、JUJU、小泉今日子、宇多田ヒカル、UAほか90枚以上のCDやツアーに参加。「DCPRG」「RM jazz legacy」「akiko×坪口昌恭」の鍵盤奏者・参謀役として、またさまざまなアーティストとのコラボ、インプロヴィゼイションなど現在進行形のジャズをアピールする一方で、バリー・ハリス・メソッドの継承者としても後進の指導にあたっている。尚美学園大学/同大学院 芸術情報学部 音楽表現学科 教授(Jazz専攻/Jazz & Contemporary分野主任)。 公式サイト:http://www.tzboguchi.com/ Twitter:https://twitter.com/tzboguchi_msys Facebook:https://www.facebook.com/masayasu.tzboguchi/ Instagram:https://www.instagram.com/masayasu_tzboguchi/ CONTENTS はじめに──スポーツの実況解説のような音楽分析 ビバップ〜クラシック〜Jポップ、驚きの関係〜チャーリー・パーカー〈コンファメイション〉 名曲オペラがクラブ・ジャズになる通過点〜マイルス・デイヴィス〈ブルー・イン・グリーン〉 1つのベース・ラインが作る2つのトーナリティ〜アース・ウィンド&ファイアー〈レッツ・グルーヴ〉 原曲を超える、アメイジングなリハモ術〜バド・パウエル〈ニューヨークの秋〉〈ウン・ポコ・ローコ〉 エモい必殺技。短三度下降転調の快感〜ドナルド・フェイゲン〈I.G.Y.〉 長短変換とブルースの串刺し〜ロバート・グラスパー〈アフロ・ブルー〉 ジャズとビートルズは親戚だった!?〜ジェローム・カーン〈オール・ザ・シングス・ユー・アー〉、ザ・ビートルズ〈ミッシェル〉 粋な計らい、ヒップホッピーな黒魔術〜ホセ・ジェイムズ〈セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー〉 Jポップ名曲に学ぶ「夏と海と音楽理論」〜山下達郎〈THE THEME FROM BIG WAVE〉 都会の夜、マイナー・ナインスの掟〜スティーヴ・スワロウ〈レディース・イン・メルセデス〉、ブルックス・ボウマン〈イースト・オブ・ザ・サン〉 コード・チェンジ・モンスター〜きゃりーぱみゅぱみゅ〈ファッションモンスター〉 凝縮されたビバップ・イディオム〜セロニアス・モンク〈アスク・ミー・ナウ〉 逆配列鍵盤が作る世界最強シンセ・マジック〜ウェザー・リポート〈ブラック・マーケット〉 ウルトラ級「流行りもの混合音楽」〜〈ウルトラマンの歌〉〈ウルトラセブンの歌〉〈帰ってきたウルトラマン〉 クラシカルなベースの位置〜中谷美紀〈汚れた脚 The Silence of Innocence〉 黒くならないポリモーダルなブルース感〜ブラッド・メルドー〈ダスティ・マックナゲット〉 気まぐれからの不穏な構築美〜デヴィッド・ボウイ〈スー(オア・イン・ア・シーズン・オブ・クライム)〉 世界の一級食材を集めたグルメ・ミュージック〜坂本龍一〈アモーレ〉 ドラムマシンはドラム・セットの夢を見るか?〜スクエアプッシャー〈SQUAREPUSHER THEME〉 哀愁のフジロック進行とルーディメンツ〜FKAツイッグス〈Video Girl〉 「クロスオーヴァー・キーボーディスト」35年目の再研究〜ジョー・サンプル〈虹の楽園〉 メロディ・ラインの光と影〜ジョン・レノン〈スターティング・オーヴァー〉 革命のサイケ・トラックに隠された12キー〜フライング・ロータス『Los Angeles』 劇伴仕事で考えたこと〜ガブリエル・ヤレド『こわれゆく世界の中で』〈セント・パンクラス〉 ポップスに潜むジャズの醍醐味〜ビリー・ジョエル〈ザンジバル〉 拍のアタマは感覚で決めるもの!?〜ショナ族〈仮小屋のための枝伐採〉 22/16拍子でつじつま合わせ〜ジェイムス・ブレイク〈アンラック〉 アイドルだってたまには容赦ない〜SMAP〈Battery〉 「霧の向こうから差してくる光」を音にする〜エバーハルト・ウェーバー〈Maurizius〉 最小限の音が作り出す、最大の説得力〜セロニアス・モンク〈リズマニング〉 あの大物も嫉妬したビッグバンド名曲〜ジャコ・パストリアス〈リバティ・シティ〉 うれしくてやがて哀しきサウダージ〜ムーンチャイルド〈All The Joy〉 クラシック×人力テクノ→ポスト・クラシカル〜ニルス・フラーム〈Hammers〉 マシンを超える高精度分解能「人力ドラム」〜ホセ・ジェイムズ〈U R The 1〉 「美しさ」は「複雑さ」でできている〜ビル・エヴァンス〈ワルツ・フォー・デビイ〉 ホーン・セクションは、地味な響きが新しい〜ディアンジェロ〈スパニッシュ・ジョイント〉 水平と垂直を行き来するギター・サウンド〜ビル・フリゼール(ポール・モチアン・トリオ)〈ストレート・ノー・チェイサー〉 音楽は「音色」でできている〜アンダーワールド〈Glam Bucket〉 背筋を震わせる、神秘の女声合唱団〜ブルガリアン・ヴォイス〈ショプスコの詩(独身のおじいさん)〉 重症化必至。ミニマル中毒に気をつけろ〜フィリップ・グラス『浜辺のアインシュタイン』 合わないトライアド(三和音)は存在しない〜ライル・メイズ(パット・メセニー・グループ)〈ソング・フォー・ビルバオ〉 クロスオーヴァー界最強のワン・パターン職人〜リチャード・ティー〈A列車で行こう〉 この世でもっとも美しい3rdセブンス〜ロベルト・シューマン〈トロイメライ〉 ロックで生まれた超名演ジャズ〜ケニー・カークランド(スティング)〈ブリング・オン・ザ・ナイト〜ホエン・ザ・ワールド・イズ・ランニング・ダウン〉 モードで悶々。アレンジがコントロールする感情〜JUJU〈even if〉 地球のウラ側にいた、もうひとりのTZBO〜モノ・フォンタナ〈Bahía Carmesí〉 ピアノの音を奏でる6本の弦〜パスクァーレ・グラッソ〈アイル・リメンバー・エイプリル〉 ドラム・セットを民族楽器に置換した深淵ポップス〜マイケル・リーグ〈センティネル・スピーシーズ〉 フリージャズ恩人に潜むビバップの歌心〜山下洋輔〈音楽乱土〉 ズレてもノれるファンク・マジック〜ジェームス・ブラウン〈アイ・ガット・ザ・フィーリン〉 新しさは、じつはとっくの昔から〜ブラッド・メルドー〈マドリード〉 淡いハーモニーが情感を膨らませる琉球音階の名曲〜上間綾乃〈てぃんさぐぬ花〉 90年代トウキョウ発お洒落アイコン〜ピチカート・ファイヴ〈キャットウォーク〉 ブギウギ・ピアノにある音ない音〜アルバート・アモンズ〈ブギ・ウギ・ブルース〉 ライヴとスタジオの極彩色アルバム〜マイルス・デイヴィス『ライヴ・イヴィル』 西洋、ブラック、そして日本ビート〜イエロー・マジック・オーケストラ〈BEHIND THE MASK〉 内声の妙、人力の機械音楽〜イエロー・マジック・オーケストラ〈東風〉 ドイツ人気質のテクノの規範クラフトワーク〜〈ラジオランド〉 [Column] トリビュート・トゥ・グレイト・ピアニスト ①菊地雅章〜最終作『花道』に至るエピソード ②マッコイ・タイナーに思いを馳せて あとがき 人名・曲名索引 坪口昌恭ディスコグラフィ 著者プロフィール
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熱帯の真実
¥4,620
言わずと知れたブラジル音楽界の雄、カエターノ・ヴェローゾが語る圧倒的ヴォリュームの一冊。 ラテン音楽ファン・関係者必携。 (店主) 著者:カエターノ・ヴェローゾ 翻訳:国安真奈 出版社:アルテスパブリッシング 定価:本体4200円[税別] A5判・上製 | 544頁 発売日 : 2020年9月28日 ISBN 978-4-86559-218-4 C1073 ジャンル : ブラジル音楽 解説:中原仁、岸和田仁 装丁:川名潤 ブラジル音楽界の至宝が激動の時代を縦横に語る 自伝的哲学的随想、ついに邦訳刊行! 50年以上にわたってブラジルのポピュラー音楽界をリードし続けてきた 最重要ミュージシャンのひとり、カエターノ・ヴェローゾが類い希な知性を発揮した 著書“ Verdade Tropical”の邦訳、ついに刊行! 「トロピカリズモとともに始まった僕の冒険は、一度も死んだことはない」 生まれ育ったサント・アマーロでの幼少期の記憶に始まり、 妹マリア・ベターニアとともにプロのミュージシャンとしての道を歩み始める若き日々、 ジョアン・ジルベルトへの崇敬、劇作家・哲学者・詩人・作家などとの豊かな交流、 ジルベルト・ジルやムタンチスらとともに牽引したトロピカリズモ・ムーヴメントの詳細、 プレスリーやビートルズ、ストーンズなど欧米のロックからの影響、 そして軍事政権下で拘束された2ヶ月と亡命先ロンドンでの2年間…… 1950年代から70年代にかけてのブラジルの音楽と文化、社会、政治を語った この大著はブラジルで1997年、大名盤『リーヴロ(本・書物の意)』とともに発表されたもので、 その全訳に、20周年記念版(2017年)の新たな(長大な)序文を加えたのが本書です。 改行が少なくてうねうねと続く複雑で独特な文章を翻訳したのは、 音楽ファンからの信頼も篤いポルトガル語通訳・翻訳の第一人者、国安真奈さん。 そして、訳者あとがきでの各章の解題に加えて、 J-WAVE「サウージ!サウダージ」でもおなじみの音楽プロデューサー/ラジオ番組製作者の中原仁さんと、 「ブラジル特報」編集人・岸和田仁さんのおふたりに、解説をご寄稿いただきました。 読み応えのある本編の心強いガイドとしてお役立てください。 プロフィール カエターノ・ヴェローゾ Caetano Veloso カエターノ・エマヌエル・ヴィアナ・テーリス・ヴェローゾは1942年8月7日、バイーア州サント・アマーロ・ダ・プリフィカサォン生まれ。 67年にガル・コスタとのデビュー・アルバム『ドミンゴ』を、翌年には初のソロ・アルバム『アレグリア・アレグリア』をリリース。『ジョイア』(75)、『エストランジェイロ』(89)、『リーヴロ』(97)、『セー』(2006)など、これまでに30を超えるスタジオ録音盤、16のライヴ盤、多くの編集盤を発表している。86年には映画『オ・シネマ・ファラード』を監督。 60年代に興ったトロピカリズモ・ムーヴメントの先頭に立ったカエターノは、ロンドンでの亡命生活を経て、70年代には盟友ジルベルト・ジル、実妹マリア・ベターニア、ガル・コスタとともにドッセス・バールバロスを結成。数々の作品はブラジル文化の様々な方面から反響を呼び、現在もなおブラジルで最もエネルギッシュで革新的な存在であり続けている。来日は四度を数える。 『熱帯の真実』のほか、歌詞108編をコメント付きで収めた2冊組『Letra Só』『Sobre as letras』(2003、コンパニーア・ダス・レトラス)と、音楽や文学、映画、演劇、政治についてのエッセー集『O mundo não é chato』(2005、同)を刊行している。 国安真奈 くにやす・まな 1960年生まれ。父親の転勤に伴い、15歳で渡伯、23歳までサンパウロ市で暮らす。サンパウロ大学卒(社会学)。帰国後、官公庁・企業のためのポルトガル語通訳・翻訳業に従事。ブラジル音楽のライナーノート執筆や歌詞対訳も数多く手掛ける。おもな訳書に『アントニオ・カルロス・ジョビン ボサノヴァを創った男』(青土社、1999)、『ボサノヴァの歴史』(2001)、『パジャマを着た神様 ボサノヴァの歴史外伝』(2003)、『トロピカーリア ブラジル音楽を変革した文化ムーヴメント』(2005、以上音楽之友社)、『台風エリス』(2003、東京書籍)、『赤と黒 フラメンゴの偉大なる一〇〇年』(2006、雲母書房)がある。 CONTENTS 謝辞 新版・序 カルメン・ミランダはサンバを踊れなかった イントロ [パート1] エルヴィスとマリリン ベターニアとレイ・チャールズ バイーア間奏曲 [パート2] トランス 有意義な風景 ドミンゴ バイウーノス アレグリーア・アレグリーア 日曜日の公園で トロピカーリア 2002 具象詩 シコ 前衛であること 食人習慣 パニス・エ・シルセンシス 禁ずることを禁ずる チヴィーノ・マラヴィリョーゾ [パート3] ナルシスの休暇 [パート4] バーハ69 ロンドン・ロンドン リングア 選択的親和性 愛せ、さもなくば去れ バック・イン・バイーア アラサー・アズル 小径 訳者あとがき 国安真奈 [解説]本書読者のためのカエターノ・ヒストリー 中原仁 [解説]非バイーア的バイアーノ──哲人カエターノを育んだトロピカルな人的多様性 岸和田仁 人名索引 曲名・アルバム名索引
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〈叢書ビブリオムジカ〉 レヴィ=ストロースと音楽
¥2,750
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昔店主が書店員をしていた頃、同僚とこんな会話をしたことがある。 同僚:「レヴィ=ストロースって、焼肉みたいですよね」 僕:「『ロース』とかが?失礼な。構造主義の大家だぞ!」 同僚:「どんな本を書いてるんですか?」 僕:「『生のものと火を通したもの』とか…」 同僚:「やっぱり焼肉じゃないですか!」 …それはともかく、レヴィ=ストロースがここまで音楽に言及していたとは。 神話と音楽の構造主義的関係やいかに、という書。 (店主) 著者:ジャン=ジャック・ナティエ 訳者:添田里子 出版社:アルテスパブリッシング 定価:本体2500円[税別] A5判・並製 | 248頁 発売日 : 2013年9月12日 ISBN 978-4-903951-69-0 C1010 ジャンル : 現代思想/音楽 装丁:折田 烈(餅屋デザイン) 音楽という謎が人文科学の進歩の鍵を握っている。 ──クロード・レヴィ=ストロース 音楽をみずからの思想のモデルとし、あらゆる神話体系を音楽によって読み解く── 現代最高の知性の最深部にせまる知的冒険の書! 「音楽じたいが人文科学の最後の謎となり、人文科学はそれに突き当たっているので、この謎が人文科学の進歩の鍵を握っているのである」(レヴィ=ストロース『生のものと火を通したもの』より) 構造主義の始祖とされ、現代の人文諸科学に巨大な影響をあたえた人類学者クロード・レヴィ=ストロース(1908-2009)。彼の思想の根底には、世界と音楽の「相同性(ホモロジー)」への確信があった。 音楽記号学の泰斗ナティエが、20世紀最大の知性と音楽との関係を解き明かす! プロフィール ジャン=ジャック・ナティエ(Jean-Jaques Nattiez) 1945年、フランス、アミアン生まれ。エクス=アン=プロヴァンス大学で近代文学、一般言語学や記号学を学ぶ。68年、エクスにフランスではじめて記号学の修士課程が開かれ、音楽記号学として言語と音楽の比較を講義。音楽記号学のパイオニアと目されている。 現在、モントリオール大学音楽学部教授。 一般音楽学、音楽記号学、民族音楽学の著書・論文多数。日本語に翻訳されている著書に、『音楽記号学』(春秋社)、『音楽家プルースト』(音楽之友社)、『音楽・研究・人生』(春秋社)。 添田里子(そえだ・さとこ) 昭和女子大学名誉教授 早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。パリ第4・ソルボンヌ大学フランス語学科修士取得。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程満期退学。専攻はプルースト。 「『ペレアスとメリザンド』──メーテルランクの修辞法」(『昭和女子大学文化史研究第5号』、2012年)、ジャン・ジャック・ナティエ著『レヴィ=ストロースと音楽』(翻訳、アルテスパブリッシング、2013年)、ジャン・ジャック・ナティエ著『音楽・研究・人生』(翻訳、春秋社、2005年)。 CONTENTS I 人類学者レヴィ=ストロース II 音楽家レヴィ=ストロース III 論争家レヴィ=ストロース IV さまざまな構造主義 V 構造主義者レヴィ=ストロース VI レヴィ=ストロースとワーグナー──愛の断念 VII レヴィ=ストロースから《ペレアス》へ VIII 比較記号学Ⅰ─音楽・神話・言語 IX レヴィ=ストロース対現代音楽家 X 現代音楽家対レヴィ=ストロース── XI 構造と形式──誤解 XII 論争の影響と後継者 XIII ベリオのオマージュ──思想家・著作家レヴィ=ストロースへ XIV 比較記号学Ⅱ──物語としての音楽 XV 音楽学者レヴィ=ストロース──ラヴェルの《ボレロ》分析 XVI 音楽は物語を語るか XVII 神話と音楽の起源神話 XVIII 考え方の起源 XIX 構造主義と呪術 XX 矛盾した道程の失敗と成功 訳者あとがき 参考文献 人名索引
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ジャズの「ノリ」を科学する
¥1,980
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これは大事。 ジャズの演奏における8分音符のタイミングの問題は昔からあって、いろんな人がいろんなことを言っていたんだけれども、今や波形で視覚的に詳らかにできる時代になったわけです。 耳だけでは速すぎて追えない「ノリ」も、視覚的に理解すれば真似がしやすい。 ジャズミュージシャンは押さえておくべき一冊。 (店主) 著者:井上裕章 出版社:アルテスパブリッシング 定価:本体1800円[税別] A5判・並製 | 176頁 発売日 : 2019年11月25日 ISBN 978-4-86559-213-9 C1073 ジャンル : ジャズ/演奏法 装丁:福田和雄(FUKUDA DESIGN) 「ノリ」の感覚を数値化・分析した画期的なジャズ研究! チャーリー・パーカー「後ノリ革命」の秘密をあざやかに解明! 「どうしたら本当にカッコいいジャズを演奏できるのか」に悩んでいた著者は、 スウィングからビバップ、クール、ハードバップに至る ジャズの巨匠たちの演奏をコンピューターに取り込んで、 リズムのズレと一致の法則を発見。 ミュージシャンや時代による 8分音符のタイミングのちがいを 数値化・視覚化することによって、 モダン・ジャズを創ったC・パーカー「後ノリ革命」の 秘密をあざやかに解明! さらにその8分音符タイミングの変遷をたどっていくと、 ホーキンス、ヤングからパーカーへ、パーカーからマイルスへと 橋渡しされてきたジャズ発展の歴史が一目瞭然! ジャズを愛するミュージシャンとリスナー、必読の研究本です! どのタイミングで音を出せば、スピード感とグルーヴ感をもって体の奥底からスウィングするのか? ジャズ演奏者の前に立ちはだかるこの難関を突き崩す画期的ジャズ本 ──平子勝昭(博多のジャズ喫茶「バックステージ」店主) ジャズを始めた誰もがぶつかる8分音符の演奏法という壁。 この問題にユニークな視点で取り組み、視覚的に系統立てて分かりやすく説明した類のない試みです ──田部俊彦(小倉のライヴハウス「ビッグバンド」マスター/サックス奏者) プロフィール 井上裕章(いのうえ・ひろあき) 1954年生まれ、福岡県出身。九州大学医学部在学中よりジャズ・ピアノを始め、卒業後医師になってからも福岡市を中心にアマチュアとしてバンド活動を続けている。国内プロ・ミュージシャンとの共演も多い。ウィントン・ケリーやレッド・ガーランドなどのハードバップ・ピアニストにねざしたスタイルを核として、最近はキース・ジャレットの影響を受けている。フレーズの組み合わせではなくメロディーを綴ってゆく即興で、リスナーの心に届く1小節をめざしている。また、ジャズの「ノリ」やパーカー・フレーズを 10年以上にわたり研究しており、ジャズ・ドクターとしてワークショップ「Jazz 肝心帳」を定期的に開催。地元のジャズ仲間とともにジャズの本質を日々追い求めている。 CONTENTS はじめに 第1章 ジャズのリズムをヴィジュアル化してみる 8分音符のタイミングとは? リズムを図解・数値化するために 波形図 遅れ値/ハネ値/裏拍値/タイミング値 タイミング図 遅れハネ散布図 箱ひげ図 ノリ 第2章 パーカーの後ノリ革命──スウィングからビバップへ スウィング・ジャズとビバップの違い ホーキンス、ヤングとパーカーのタイミングを比較する 2人のスウィング・ジャズの巨匠とパーカー 僕が本当に証明したかったこと 3人の共演曲「JATP Blues」を選んだわけ 8分音符表裏拍の楽譜通りのタイミング 「JATP Blues」にみる8分音符のタイミング 逆影響 全盛期ホーキンスとパーカーのタイミングを比較してみた パーカーの直弟子マイルス・デイヴィス パーカーと全盛期のヤング 結局はそれぞれの「人」のタイミングだった 革命の足跡 Author’s Notes ◎スウィング・ジャズ(1930年代~40年代) ◎ビバップ(1940年代後半) ◎「JATP Blues」 ◎コールマン・ホーキンス ◎レスター・ヤング ◎チャーリー・パーカー 第3章 レスター・ヤングからチャーリー・パーカーへ ヤングとスウィング・ジャズの巨匠たちとの比較 モダン・ジャズのパイオニア──ヤングとクリスチャン ヤングと創成期ビバッパーとの比較 ビバップの創始者パーカー Author’s Notes ◎カウント・ベイシー楽団とパーカー ◎カウント・ベイシー楽団とビバップ ◎ディジー・ガレスピー ◎ロイ・エルドリッジ 第4章 ファッツ・ナヴァロとマイルス・デイヴィス──ビバップからクールへ ファッツ・ナヴァロのイーブン8分音符──ビバップの発展 マイルス・デイヴィスの革新──クールの誕生 マイルス・デイヴィスの変貌 Author’s Notes ◎ファッツ・ナヴァロ ◎『クールの誕生』 ◎マイルス・デイヴィス 第5章 パーカーとヤングの遺産──ハード・バップへ パーカーとヤングの強力な影響 遅れ値、ハネ値、裏拍値の変遷 ハード・バップ期の8分音符のタイミング分類 8分音符のタイミングの違いはこんな風に聴こえる Author’s Notes ◎ハード・バップの魅力 第6章 モダン・ジャズの巨匠たちの8分音符 8分音符タイミングの5タイプ (1)ホーキンス型:ウェス・モンゴメリー (2)ヤング型:チャーリー・クリスチャン、グラント・グリーン (3)パーカー型:ソニー・ロリンズ、ハンク・モブレー、マイルス・デイヴィス (4)ナヴァロ型:クリフォード・ブラウン、アート・ファーマー (5)クール=デイヴィス型:ジャッキー・マクリーン、ジョン・コルトレーン、デクスター・ゴードン Author’s Notes ◎お薦めのこの人、この1曲、この1枚 第7章 ビハインド・ザ・ビートの巨匠──デクスター・ゴードンとエロール・ガーナー デクスター・ゴードンの8分音符の使い分け 元祖ビハインド・ザ・ビート:エロール・ガーナー Author’s Notes ◎デクスター・ゴードン ◎エロール・ガーナー 第8章 ドラムスとベースの微妙な関係 ベースとシンバルとハイハットの発音位置 ハード・バップ・ドラマーたち──ケニー・クラーク、マックス・ローチ、アート・ブレイキー、フィリー・ジョー・ジョーンズ 1 シンバル・レガートのハネ値 2 シンバル・レガートの不均等性 3 不均等性を考える 4 フット・ハイハットのタイミング 5 ハード・バップ・ドラマーの予定時刻 ベースのタイミング──ポール・チェンバースとレイ・ブラウン 「後ノリ」のベース Author’s Notes ◎アート・ブレイキー ◎フィリー・ジョー・ジョーンズ ◎マックス・ローチ ◎ケニー・クラーク ◎ポール・チェンバース ◎レイ・ブラウン 付録 練習方法 タイミングに注意して聴いてみる 自分の演奏を分析してみる あとがき 参考音源[CD] 参考文献
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