商品は細心の注意をもって丁寧に取り扱っておりますが、猫アレルギーの方はご一考ください。
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花を刺す ーエレガント・エディションー
¥1,650
小説というものはもちろん架空の話である。 ただその話が現実からどれほど離れているか、どのように離れているかは作品や作者によって違いがある。 私小説のようにほぼ私たちの日常を舞台にしている作品もあれば、SFやファンタジーのように全く別の世界のことを描いた作品もあるわけで、大木芙沙子氏の作品はこの現実からの乖離具合が絶妙である。 登場人物たちは私たちの世界ではありえない状況に身を置きながら、それぞれ「生活している」のだ。 彼女の作品を読むと私は花壇に帯化した花を見たときのような、しらすの中に謎の甲殻類を見つけた時のような喜びを感じるのである。 それもそのはず、彼女のSNSにおけるハンドルネームは「エレガントザリガニ」。 日常の中の、ある意味狂った感じがたまらない短編集です。 (店主) 著者:大木芙沙子 1,500円+税 B6、158ページ ペーパーバック 発行日:2024年5月13日 Profile 大木 芙沙子 / Fusako Ohki 1988年3月23日生 東京都出身。 2019年よりオンライン文芸誌「破滅派」にて駿瀬天馬のペンネームで作品を発表。2021年よりToshiya Kamei氏の英訳によって英語圏での作品発表を開始。海外オンライン文芸誌やアンソロジーへの参加などを精力的に行う。国内ではKaguya Planetで短編SF小説執筆者に抜擢、「かわいいハミー」を発表。『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)に寄稿。惑星と口笛ブックスより短編集『花を刺す』が刊行。「ふくらはぎ」が2022年下半期同人雑誌優秀作となり『文學界』に転載。他、「うなぎ」(『文學界』2023年5月号掲載)、「トイレットペッパー」(『小説すばる』2023年5月号)、「二十七番目の月」(Kaguya Planet)など。
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Tamioo日記 Vol.5 上海再印刷+メキシコ+ラダック+バイク旅 編
¥2,145
世界中を旅し、現地の文化と濃密に接してきたタミオー氏が、その濃密をそのまま紙面に落とし込んだ、エネルギー溢れる一冊。 虫眼鏡推奨の大量の小さな文字と写真、イラストが混然となって押し寄せ、読む者を圧倒します。 間違えました。 「読むんじゃない、感じるんだ」と帯に書いてありました。 タミオー氏はじつは拙著「このきのこ」のブックデザインをしてくれたかたであり、その振り幅の広さに驚きます。 Vol.1〜4は絶版ですが、5だけ読んでも問題ないでしょう。 (店主) 著者:タミオー 定価:1,950円+税 判型:文庫本サイズ(W10.5 X H14 X D2cm ) 頁数:全430ページ 発売日:2017年11月 ● 上海再印刷(台湾・ベトナム・香港・上海) ● メキシコ ● インド(ラダック・ラジャスターン州・バイク旅) 「読むんじゃない、感じるんだ」のタミオー日記 な、なんと6年ぶりの第5弾。 あらすじ - - - - - - 2度目の海外印刷は、新天地を求めベトナムへ。紙質、印刷の質、印刷許可証などの問題により、1ヶ月半頑張ってみるも、ベトナムでの印刷を断念。そして、前回印刷した上海に移動。印刷会社と戦いながら苦難を乗り越え何とか印刷にこぎつける。合計約4ヶ月半の自分出版の旅。色々な方々に支えられて印刷した時の記録。 2度目のメキシコへ。1ヶ月間のぶらり一人旅の記録。 上海再び、N氏+A氏との奇妙な男達の共同生活を経て、単身インドへ飛び、憧れの地ラダックへ。薄い空気・下痢と闘いながら秘境中の秘境ザンスカールをトレッキング。その後、どうしても押さえられない衝動に駆られ、スリナガルでYAMAHAの125ccのバイクを購入し、ムンバイを目指したバイク旅も収録。 - - - - - - 写真と旅の日記手帳を原寸大で再現! 筆者がタイ・チェンマイに滞在し印刷会社にて印刷。日本に逆輸入した本です! 全430ページ、フルカラー、文庫本サイズ(W10.5 X H14 X D2cm )、2017年チェンマイにて印刷。 ※文字が極小なので虫眼鏡のご使用をおすすめします。 ※タイで印刷してきたため、ページによっては多少の製本ズレ、印刷ズレを起こしている場合がございます。それも「味」としてあらかじめご了承ください。 ------------------ Printed in Thailand 2017年11月発売 1,950円(※税抜き価格です) ------------------ ●2016年から準備を始め、約1年ビザランを繰り返しながらタイに滞在。チェンマイの印刷会社で、印刷・製本しました。 詳しくはブログでどうぞ。 http://www.tamioonews.com/news/
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このきのこ
¥1,760
書肆ならたけ屋店主おおうちもとひろが、満を辞して書く渾身の回文集。 50以上のきのこの名前をひっくり返し、回文として新たな物語を紡ぎました。 回文ひとつひとつにイラストを付けてくれたのは、漫画家のうつろあきこさん。 じつはおおうちがTwitterで「きのこ回文の本を作りたい」と言った際に名乗りをあげてくれたのがうつろさんなのです。 それぞれのきのこについての解説付き。 きのこ回文の森へようこそ! (店主) 文:おおうちもとひろ 絵:うつろあきこ 出版社:LITTLE MAN BOOKS 1,600円+税 150✕150mm 108ページ 上製本 ISBN978-4-910023-04-5 発売日:2023年2月20日 きのこ回文ってなんですか? 世にも稀なる きのこ回文作家が紡ぐ 愉快で奇妙な 54の物語 ひっそり静かな夜の森。抜き足差し足忍び込むと… そこには、きのこ回文の世界がありました。 よく焼けたシイタケ、耐えるツエタケ、奇抜なツバキン…上から読んでも下から読んでも同じ顔。世界を逆さにのぞくとあらわれる不思議の国へようこそ。きのこたちは皆、あなたの到着を心待ちにしていましたよ。楽しい仲間がほとんどですが、中には猛毒のあるやつもまじっていますので、ご用心。あなたが回文の一部になってしまうようであれば、それはそれ、わたしたちは大歓迎です。どうか、言葉の端から端までゆっくりご堪能ください。それでは、よい航海を(ボン・ボヤージュ)! 文 おおうち もとひろ きのこ回文家。サックス吹き。関東きのこの会副会長。 小出版社専門オンライン書店「書肆ならたけ屋」を経営しつつ、日々あらゆる言葉を逆さまにして暮らしている。 「神の子おおうちもとひろ。人、餅、魚お好みか」 (かみのこおおうちもとひろひともちうおおこのみか) 絵 うつろ あきこ 漫画家。ある日タマゴタケを見つけたことから、きのこ愛に目覚める。コミックエッセイ『かわいいきのこ』(イースト・プレス)を刊行。その他の作品に『宇宙屋台へおいでませ』(全2巻/小学館)などがある。 「良く噛みな。うつろ見てみろ。通な味覚よ」 (よくかみなうつろみてみろつうなみかくよ)
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だめあめだ
¥500
SOLD OUT
回文家コジヤジコ氏がイラストも手がけた回文絵本。 回文は作者の個性が滲み出て面白いのですが、コジヤジコ氏の回文はほのぼのしていて、しかも絵もほのぼのしていてじつにお人柄がでているのです。 (店主) 雨の日に読みたくなる、小さな回文絵本を作りました。 ーーーーーー 回文・絵 コジヤジコ デザイン むらかみ 印刷・製本 レトロ印刷 2022年11月20日 初版第1刷発行 ーーーーーーーーーー 中綴じミシン製本 ※青い糸が雨みたいです 仕上がり75×200mm 表紙 +本文20頁 ーーーーーーーーーー コジヤジコ Twitter: @cozyar_kaibun
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1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?
¥1,980
SOLD OUT
東京都府中市の大國魂神社といえば、1900年以上の歴史がある大きな神社ですから、数多くの祭事が今なお行われています。 その中でも関東三大奇祭の一つであるくらやみ祭りに焦点を当てた本書。 著者の取材力で事細かに、また豊富なイラストも交えてわかりやすく記されています。 とくにお近くにお住まいのかた、ぜひ! (店主) 著:かぶらぎみなこ 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:A5判(ソフトカバー) 頁数:144P 発売日:2019年4月11日 ISBN:978-4-909842-02-2 「くらやみ祭」1000年以上の歴史が一冊の本になりました。 府中市在住の著者による、イラスト満載のガイドブック!! 2019年、最も注目すべきお祭りを全ページイラストで徹底ガイド! ! ○「くらやみ祭」とは? 東京都府中市にある西暦111年起源の大國魂神社で毎年5月に開催されるお祭りです。 1000年を超える伝統と格式のある例大祭で、「武蔵府中くらやみ祭」として東京都指定無形文化財にも登録されています。 かつては街の明かりを消した深夜の暗闇の中で行われていたため「くらやみ祭」と呼ばれるようになりました。 府中市郷土の森博物館館長 小野一之さん推薦! ——これまで、この祭を知るには郷土の森博物館常設展示室の祭コーナーと同館発行のブックレットを人には薦めてきた。 今回のかぶらぎさんの本の登場により、これを上回る強敵(仲間?)が現れたのである。 このことを、武蔵府中の伝統文化の理解と継承、府中の人たちの絆の発展のために、心から喜び、本書を推薦したい。 (「解説」より) まえがき 「くらやみ祭」という、ちょっと独特なネーミングの祭をご存知でしょうか? これは東京都府中市にある大國魂神社の例大祭の名称です。長年に渡り遂行されてきた、非常に歴史と伝統がある祭で東京都指定無形民俗文化財としての価値も備えています。 近年は観光客も増え、テレビでも全国に向けて放映されるなど、たくさんの方々に注目されてきています。 しかし、同時に「祭は見に行くけれど、詳細についてはよく知らない」とか「知りたいけれど、今さら聞きにくい」という声を耳にする機会が増えてきました。 そのような経緯を踏まえたある日、不意に「祭をイラストで表現できたら、情報や魅力が伝わりやすいのではないか」と思い立ち、この本の制作を試みた次第です。 ある方は、くらやみ祭を「府中の人にとってのアイデンティティー」と称していました。たしかに地元の祭を知ることは、その街の歴史の変遷や、祭を維持してきた方々の努力の営みを知ることにも繋がります。同時にその土地ならではの、文化や人情なども垣間見ることができるのです。 本書をお読みになった後、より一層くらやみ祭や、府中の街の人々に親しみを感じていただけましたら、嬉しく思います。 かぶらぎみなこ 府中市出身のイラストレーター。國學院大學卒。 絵地図やポスター、イラストルポ、CDジャケット、書籍挿絵など幅広く制作。 著書に自らの介護経験を描いたエッセイ『親が倒れた日から、いつかくるその日まで。かぶらぎさん家のケース』(TOブックス)など。 本書内での表記が「御霊絵(ごりょうえ)」となっておりますが、 正しくは「御霊会(ごりょうえ)」です。 訂正してお詫び申し上げます。
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FUCHU illustration GUIDE BOOK 府中まちあるきイラストガイド
¥1,980
府中、いい街ですね。 取材に7年もかけただけあって、府中の街の細かいところまで丹念に調べられています。 府中を歩きたくなるのはもちろん、自分の住む街にもよく見るとワクワクがたくさんあるんだろうなと気付かされます。 (店主) 著:かぶらぎみなこ 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:A5判(ソフトカバー) 頁数:128P 発売日:2021年5月10日 ISBN:978-4-909842-07-7 ワクワクする街、府中。 7年間の取材を通じて、歩いて見つけた街の楽しさや特色を全編イラストで紹介! 「府中の魅力」が盛りだくさんの一冊。 絵地図ができるまでのルポや府中駅南口商店街・思い出マップなど、コラムも充実。 東京都のほぼ中央に位置する府中市。 その昔、武蔵の国(現在の東京+埼玉+神奈川の一部)の国府が置かれていたから、「府中」です。 そんな”東京の中心市”を、府中生まれ、府中育ちの著者が地元の魅力を一冊の本にまとめました。 府中で定番のお店をはじめ、神社や公園などのスポットをイラストで紹介しています。 カバー裏面に収録されている著者が3年かけて描いた府中市の詳細絵地図は必見です。 府中市民でなくとも楽しめる、府中ガイドブックです。 はじめに 街歩きはワクワクします。 その場所にしかない個性豊かなお店を眺めたり、土地の歴史を感じたり、暮らしている人々と交流したり。歩く速度で街を見ると、たくさんの発見があり、そのすべてがなんだか宝物を見つけたように楽しく感じます。 この本では東京のほぼ真ん中に位置する、府中市の魅力をたくさん描いてみました。「府中」という地名を聞いた時、思い浮かべるイメージは人それぞれだと思います。お祭りが盛んだとか、歴史が古いとか、緑が多いとか。東京だけど、どこか牧歌的でゆったりとした雰囲気のある街です。 以前、この街の全貌を詳しく知りたいと思い、3年ほどかけてすみずみまで歩き、巨大な絵地図を作成しました。今回はその絵地図を描いた時に気づいた物事に加え、新たにガイドブックとしての要素も取り入れて、様々な角度から一つの街の姿を描き出してみました。 本書では、単に店舗等をご紹介するだけではなく、普段はなかなか見られないお菓子工場の見学ルポや、長くご商売を続けてきたお店の様々な知恵や工夫などもお伝えしています。読み終わった後は、府中のお店や施設に一層の親しみを持って頂くとともに「府中に行ってみたいな」とか「もっと知りたいな」と思って頂けたらとても嬉しいです。 かぶらぎみなこ イラストレーター。東京都府中市出身。國學院大學卒業。書籍のほか、絵地図やポスター、ルポ、CD ジャケット、挿絵の制作など幅広い媒体で活動中。著書に『親が倒れた日から、いつかくる…その日まで。かぶらぎさん家のケース』(TO ブックス)、『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭りってナンだ?』(遊泳舎)がある。
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26文字のラブレター
¥1,980
SOLD OUT
都々逸の本です。 恋愛の機微を的確に表現した作品たちは、現代の恋する人たちにもしかと共鳴するのです。 (店主) 絵:いとうあつき/編:遊泳舎 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:B6判(ハードカバー) 頁数:160P 発売日:2019年12月6日 ISBN:978-4-909842-04-6 粋でロマンチックな、26文字のリズムに酔いしれる——。 恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす 江戸末期〜明治にかけて流行した26文字の唄「都々逸(どどいつ)」。本書では、恋愛にまつわる60作品を現代解釈を交えたイラストとともに紹介します。 さらに、スペシャルコラム「都々逸を詠む」では、現代の作家やアーティストの方々による、オリジナル都々逸を掲載。 時代を超えてよみがえった珠玉の恋の唄を、じっくりと味わってみてください。 ○都々逸とは? 俳句が「5・7・5」、短歌が「5・7・5・7・7」であるのに対し、都々逸は基本的に「7・7・7・5」の形式になっているのが特徴です。 寄席で三味線を弾きながら唄われるなどして親しまれ、唄い継がれてきたものが多かったため、思わず口ずさみたくなるような独特のリズムを持っています。 ○SPECIAL COLUMN「都々逸を詠む」執筆者 ・川嶋あい (シンガーソングライター) ・伊波真人 (歌人) ・わかつきひかる (作家) ・ボンジュール鈴木 (シンガーソングライター) はじめに 「都々逸」をご存知でしょうか? 「ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする」 教科書に載っていることでも知られる一節です。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 「都々逸」は「どどいつ」と読み、江戸時代の終わりから明治時代にかけて、主に庶民の間で流行した唄のことを指します。俳句が「5・7・5」、短歌が「5・7・5・7・7」であるのに対し、都々逸は基本的に「7・7・7・5」の形式になっているのが特徴です。 寄席で三味線を弾きながら唄われるなどして親しまれ、唄い継がれてきたものが多かったため、思わず口ずさみたくなるような独特のリズムを持っています。時代を経て、日常的に触れる機会は少なくなったように思えますが、歌謡曲の歌詞にもそのリズムが応用されているなど、実は今でも都々逸は日本文化の中に息づいているのです。 また、韻を踏んだり掛詞を用いたりと、言葉遊びの要素もあり、洒落っ気に満ちています。いわゆる「粋」とでも言いましょうか。人気テレビ番組「笑点」の大喜利のお題として目にすることもありますね。即興で唄われることも多かったようで、気取らず自然に楽しめるからこそ、広く世間に親しまれたのでしょう。 そんな都々逸には、恋愛にまつわる唄も数多く、心地よいリズムとともに、ストレートに情感に訴えかけてくる力があります。本書では、古くから唄い継がれてきた都々逸の中から、恋愛にまつわる60作品を選びぬき、現代解釈を交えたイラストとともに紹介します。 さらに、スペシャルコラム「都々逸を詠む」と題して、現代の作家やアーティストの方々に、オリジナル都々逸を制作していただきました。 時代を超えてよみがえった珠玉の恋の唄を、じっくりと味わってみてください。 いとうあつき 1990 年生まれ。東京都在住。文教大学教育学部卒業。 2016 年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。 Web: itoatsuki.tumblr.com/ Twitter: @atuki2126 Instagram: @atsuki_ito_
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言の葉連想辞典
¥1,980
普段使わないような美しい言葉もたくさん載っているので、想像力や創作意欲が喚起される一冊。 漢字一字のテーマごとに連想される語句が並ぶ。 (店主) 絵:あわい/編:遊泳舎 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:B6判(ハードカバー) 頁数:160P 発売日:2019年6月5日 ISBN:978-4-909842-03-9 イラストから連想して言葉を探せる、新しい辞典。 「思わずグッとくる、洗練された言い回しを知りたい」 「心が洗われるような、美しい日本語を味わいたい」……。 本書は、日常を少しだけ豊かにしてくれる粋な言葉の数々と、繊細で美しいイラストが詰まった「表現の宝箱」。 語彙力を磨きたい大人や、表現力を磨きたいクリエイターにもおすすめの、インスピレーションを与える一冊です。 『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』につづく「YUEISHA DICTIONARY」の第3弾! 全ページにイラストが入っている、「直感で楽しめる」辞典を作りました。 言葉を調べるだけでなく、読み物としても、画集としても、様々な楽しみ方のできる一冊。 シリーズ通して装丁にもこだわっているので、贈り物にもおすすめです。 はじめに 世の中には無数の言葉があります。 文章を書くとき、あるいは人と話をするとき、 まったく同じ内容だったとしても、 使う言葉によって、その印象は大きく変わります。 どんな言葉を選ぶかは、とても重要なことなのです。 ぶ厚い辞典が大型のショッピングセンターなら、 本書はセレクトショップならぬセレクト辞典。 「日常を少しだけ豊かにしてくれる」という視点から 選び抜いた言葉を紹介します。 どうかみなさんが新しい言葉と出会い、 願わくばお気に入りの言葉を見つける きっかけになれますように。 あわい 1981東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後イラストレーターとして活動を始める。2013年頃から女性をモチーフにしたイラストレーションを描き始める。Web広告、雑誌、似顔絵などの制作を手がける。誠文堂新光社イラストノート誌「第14回ノート展」準大賞受賞。 P55「斟酌」の読みが「かんしゃく」となっておりますが、正しくは「しんしゃく」です。 訂正してお詫び申し上げます。
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悪魔の辞典
¥1,760
SOLD OUT
「成功:失敗というラベルの付いた濁り酒の上澄み」 なんて素敵じゃないか。 でも全体的には著者の悪魔的な面が遺憾なく発揮された風刺辞典である。 (店主) 著:中村徹/絵:Yunosuke 出版社:遊泳舎 定価:本体1600円+税 判型:四六判変形(ハードカバー) 頁数:288P 発売日:2018/12/4 ISBN:978-4909842008 「人間とは何か?」を問う、日本一エグい辞典が登場! アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』を原案に、500単語を悪魔的視点で書き下ろし。 さらに150点を超えるユーモアたっぷりのイラストも収録しました。 文字とイラストの両面から人間の本質を問う、問題作です。 『ロマンスの辞典』(著・望月竜馬/絵・Juliet Smyth)とともに、“言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」の第1弾! 言葉の魅力をより引き出すイラストもたくさん収録された、時に深く、時に笑える、遊べる辞典です。 まえがき アンブローズ・ビアスに愛をこめて 16歳のときに、古書店で手に取った一冊の本の衝撃を今でも忘れられない。その本の名は『悪魔の辞典』。1911年にアメリカで出版されたアンブローズ・ビアスの名著である。 様々な言葉の意味を、まったく別の角度から再定義したビアスの『悪魔の辞典』は、辞典という形式を取りながらも、定義という名の鎖に繋がれた言葉たちを解放し、自由を与えたといっても過言ではない。その風刺を利かせた視点やユーモアたっぷりの言い回しが、私の捻くれた性格に拍車をかけたのは無論である。 本書は偉大なる文筆家、アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』を原案として、ビアスに魅せられた捻くれ者が作った、新しい『悪魔の辞典』である。語句の選定、意味・用法の記述については、人間の普遍的な滑稽さに加え、現代社会や我が国特有の習慣に対する風刺や疑問点などを軸に、筆者の主観で決めさせていただいた。また、掲載した言葉の多くにはイラストも添えているので、そちらも楽しんでいただきたい。どのイラストも、文章の刺激をより増幅させる絶妙なスパイスとなっているはずだ。 とはいえ、100年以上前にビアスが解き放った数多の言葉たちを再び鎖に繋ぐ気など毛頭ない。本書を手にしてくださった読者の方々それぞれが「こんな考え方もあるのか」「この言葉は私ならこう定義付けする」というように、一つひとつの言葉について考える機会になれば、幸いである。 著・中村 徹(なかむら・とおる) 編集者・ライター。高知県出身。大学でコミュニケーション学を専攻。 『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?』『言の葉連想辞典』など数々の編集・執筆を担当。 言葉やビジュアルを通して、人生を考えるきっかけになる本を探求する。 Yunosuke(ユーノスケ) イラストレーター/グラフィックデザイナー。広島県出身。都内在住。 雑誌、書籍のイラストレーションをはじめ、ショップ・企業ののロゴ、グッズのデザインなど イラストとデザインの両面から幅広く活動中。
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ロマンスの辞典
¥1,760
恋愛にかんする言葉を集めて解説した辞典。 どの言葉もひとことで説明されていて、それは詩的なメタファーでもある。 「嫉妬:強く縫いつけられた愛の裏地」 深い。 (店主) 著:望月竜馬/絵:Juliet Smyth 出版社:遊泳舎 定価:本体1600円+税 判型:四六判変形(ハードカバー) 頁数:288P 発売日:2018/12/4 ISBN:978-4909842015 日本で一番ロマンチックな辞典ができました。 「ロマンス」という まったく新しい切り口から505単語を選定。 雰囲気たっぷりに描かれた131点のイラストも収録しています。 読んでも、眺めても、ページをめくるだけでも楽しめる、プレゼントにも最適な一冊です。 同時刊行の『悪魔の辞典』(著・中村徹/絵・Yunosuke)とともに、“言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」の第1弾! 言葉の魅力をより引き出すイラストもたくさん収録された、時に切なく、時にキュンとする、ロマンチックな辞典です。 まえがき 日常に「ロマンス」というフィルターを 本書は、調べ物をするにはまるで役に立たない辞典である。なぜなら掲載されている語句が「ロマンス」という極めてあやふやな基準によって選定されたからだ。しかもその意味は、すべて私の主観によって書かれている。 「ロマンス」という言葉にどんなイメージを抱いているだろうか。まず、似た言葉に「ロマン」というものがある。おおよそ夢や冒険といった観念と隣り合わせで使われるものだ。「男の『浪漫』」という風に、漢字で表されることもある。一方で「ロマンス」は主に恋愛事を指すことが多い。さらに、その極北にあるのが、景色や言葉、雰囲気などに広く用いられる「ロマンチック」という言葉だろう。 それぞれの言葉の本来の意味はさておき、本書ではそれら三要素をひっくるめて「ロマンス」として扱った。いわゆる辞典とは一線を画す一冊に仕上がった。それゆえ、記した言葉の意味のほとんどは、受け手のみなさん一人ひとりによって異なる捉え方ができるはず。もしも本書のどこか一箇所だけでも、みなさんの感受性にキュンと刺さることができたなら、これほど幸福なことはない。 本書は単なるフィルターである。そこに正解など存在しない。だからこそ、本書を手がかりに、日常の中に隠されたロマンスを見つけ出していただきたい。この世界という舞台は、視点というスポットライトの当て方をほんの少し切り替えるだけで、悲劇にも、喜劇にもなり得るのだ。引くのでも、読むのでもなく、ただ感じるつもりで、どうか思いのままにページをめくっていただきたい。 望月 竜馬(もちづき・りゅうま) 編集者・ライター・ロマンチスト。大分県出身。 思わずくすぐったくなるような、感性を刺激する本作りがテーマ。 担当作に『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『言の葉連想辞典』などがある。 Juliet Smyth(ジュリエット・スミス) イラスト絵画を中心に、愛する喜びをテーマにした作品を描く。 シンプルな線の絵に、自身で紡いだ詩を添えた形でTwitter やInstagram に掲載。 挿絵、個展、企業とのコラボなど、幅広く作家活動を展開する。 誰にもある「忘れたくない一瞬」を表現するのが生涯の目標。
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57人のおひめさま 一問一答カウンセリング 迷えるアナタのお悩み相談室
¥1,760
何か上手くいかないことがあったら、そうです、お姫様にアドバイスしてもらえばいいのです。 彼女たちは語り継がれるほどの力強い生きかたをしているのですから。 それにしても57人ものお姫様に会えるなんてすごい。 (店主) 文:秋カヲリ/絵:momomosparkle 出版社:遊泳舎 定価:本体1600円+税 判型:四六判変形(ソフトカバー) 頁数:240P 発売日:2021年7月16日 ISBN:978-4-909842-08-4 誰にも言えない人生のモヤモヤを、おひめさまに打ち明けてみませんか? ◇失恋を引きずっていて苦しいです。前に進むにはどうしたらいいですか? ◇「自分はダメだ」と思うことが多く、自己肯定感が低いです。どうしたら自己肯定感が上がりますか? ◇友人や知り合いに嫉妬してしまい、素直に「おめでとう」と言えません。 ◇育児が大変で楽しいと思えず、イライラして強く叱ってしまいます。 そんな現代人の抱えている「恋愛」「仕事」「人間関係」「家族」「心と体」にまつわるお悩みに、57人のお姫様が答えます。あなたの人生の主役は、あなた自身。ヒロインとして物語の世界を生き抜いたお姫様から、生き方のヒントを学べる一冊です。 プロローグ 満月の夜。悩みで頭がいっぱいだったあなたは、道を一本間違えてしまいました。 はっとして顔を上げると、薄暗い路地裏におばあさんが座っています。提灯の濃いオレンジに妖しく照らされた顔には、風格ある皺がくっきりと浮き上がっていました。正面の机に一冊の本が置かれています。 目が合うなり手招きされ、あなたはおそるおそる近づいていきました。 「あんた、悩んでいるんだろう。だからこんな路地裏に入ってきた」 「えっ、どうしてわかったんですか」 「そりゃあ、辛気くさい顔をしてるからだよ」 おばあさんはくつくつ笑って続けます。 「私がここで何をしていると思う?」 「え? うーん、占いですか?」 「違う違う、イタコだよ。口寄せをするのさ」 「口寄せって……亡くなった人を憑依させて、話すやつですよね」 ——オカルトだ、あやしい。 いぶかしげに眉をひそめるあなたに、おばあさんはぐいと顔を寄せます。 「信じてないねえ。でも、口寄せであんたの悩みは軽くなるよ」 おばあさんは机の上の本を手に取り、目の前に突き出しました。 「この本の中に、たくさんのおひめさまがいる。さまざまな国のさまざまな時代を生きたおひめさまが、あんたの悩みに答えてくれるだろう」 「相談したら、今の悩みがなくなるんですか?」 「すぐに溶けてなくなるほど、あんたの悩みは矮小なのかい? ネット世代はすぐに答えを欲しがるからいけない。そんなちっぽけな悩みならネット検索でもするんだね」 「だって、おひめさまが答えてくれるって言うから!」 「おひめさまは、ぐるぐる悩んでいるあんたに気づきや選択肢を与えて、光を見せるだけだ。その光の下へ行くも行かないもあんた次第だよ」 「あくまでアドバイスってことですか?」 「そうだよ。自分で決断して行動しなければいつまでも強くなれない。またすぐ壁にぶつかって悩むだけさ」 なーんだ。ちょっとがっかりしながら本を開くと、たくさんの悩みがずらりと並んでいます。今あなたが抱えている悩みや、前に抱えていた悩み、これから抱えそうな悩みもありました。 「気になる悩みを選んでごらん。相談相手にぴったりなおひめさまを呼んであげるから」 「本当に……? そもそも、なんでおひめさまなんですか?」 「おひめさまはいつかのどこかのヒロインで、その舞台の主役を張る実力の持ち主だ。あんたの人生の主役は、もちろんあんた。おひめさまから主役たる生き様を学びなよ」 ——なんだかよくわからないけど……ダメでもともと、渡りに船、悩みに老婆。試しに聞いてみよう。 「じゃあ、お願いします」 「はい、1600円」 「お金取るんですね」 「取るよ、これで生きてるんだからね」 「じゃあ……この悩みについて相談したいです」 お金を渡し、おずおずとひとつの悩みを指さすと、おばあさんは両手を提灯にかざしました。 橙色の光が大きく揺れ、流星群が降り注ぐようなきらめきに包まれた瞬間———凛としたおひめさまの声が聞こえてきたのです。 秋カヲリ(あき かおり) 1990年、茨城県生まれ。東京女子大卒、都内在住。ADHDのパンセクシャルで、作家・ライター・コピーライター・心理カウンセラーとして活動する一児の母。恋愛依存、育児鬱を経験し、心理学を生命線にして今に至る。ADHDゆえに受験勉強や会社員生活などのルーティーンが極端に苦手で、ITベンチャー・広告代理店・化粧品メーカー・社史制作会社を転々とするが、いずれも1年前後で退社した会社員不適合者。感情や思考を整理できる執筆が精神安定剤で、幼少期から偏愛し生業にする。女の生きづらさやADHDの不適合感とうまく付き合うため心理カウンセリングを実践し、現代女性のゆらぐ心を支えるコラムを多数執筆している。 Twitter: @hagiwriter Instagram: @akikawori linktree: https://linktr.ee/akikawori momomosparkle(もももすぱーくる) ハッピーでポップなイラストが特徴のバイリンガルイラストレーター・漫画家・エッセイスト。小さな頃から多様な文化に触れながら育ち、カリフォルニアでアートとアニメーションを学んだ後、女子美術大学を卒業。人と話すのが大好きで、かわいいものやおいしいもの、新しいものに目がない THE・てんびん座。著書に『ハピドラ! マンガで紹介 気分ぶちアゲ海外ドラマ』(柏書房)がある。挿絵やウェブ漫画のほか、ドラマレビューやコラムも人気。 Twitter: @momomosparkle Instagram: @momomosparkleofficial
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GOOD DESIGN FILE 愛されつづけるデザインの秘密
¥1,980
SOLD OUT
僕は辞典なり図鑑なりは写真のほうがありがたいと思っていたのだが、この本はイラストがばっちり決まっている。 コラムも興味深い。 (店主) 著:高橋 克典/絵:彩蘭弥 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:四六判変形(ソフトカバー) 頁数:248P 発売日:2020年7月7日 ISBN:978-4-909842-05-3 あの商品はなぜ、人々の心をつかむのか?」 サントリー角瓶、無印良品、ポッキー、iPhone、コカコーラ、シャネルスーツ、キッコーマン醤油ほか、あらゆるジャンルから選出した47の商品・ブランドに、フルカラーのイラストとともに迫る! 外資系企業5社のトップを歴任し、数々の企業を売上アップに導いた著者ならではの視点で、小さな会社の経営者やフリーランスが抱える悩みを解決。危機の時代を生き抜くための「効率」と「安定」の経営術とは? ロゴデザインから法律問題まで、幅広い内容のコラムにも注目。金のインクが光る高級感あふれる装丁が書棚を彩る一冊。 目次 1章「愛されつづけるデザイン」 ・iPhone ・ヴァイオリン ・コカ・コーラ ・サントリー角瓶 ・Gショック ・しょうゆ卓上びん ・SUWADA つめ切り ・ゼムクリップ ・ポッキー ・柳宗理のレードル ほか コラム「ロゴデザインと日本の「家紋」」 2章「デザインと経営」 ・デザインが企業の持続的成長を支える ・労働生産性アップのためにデザインを活用 ・デザインに関する知的財産権 はじめに みなさんの目の前に、AとBの二つの製品があります。機能や品質はほとんど同じですが、値段はBよりAの方が3割も高いです。ところがAのデザインはとても魅力的で、一目で気に入ってしまいました。みなさんなら、どちらの製品を買いますか? これは、本書を通して私がみなさんに問いかける質問です。数百円の製品から一千万円を超える製品にまで、通底している課題は全く同じ。買い手にとっては、AとB、どちらの答えがあっても不思議ではありません。 しかし、もしあなたが製品やサービスを売る立場だったら、絶対に「3割高く売りたい」と思うはずです。それを叶えてくれるのが「デザイン」なのです。実際にデザインの力によって、同じ機能や品質の製品でも、3割どころか10倍、20倍高くても売れることがあります。その上、長い期間に渡って売り続けることも可能です。 本書では、世界中にある優れたデザインの製品を紹介します。その多くが長い歴史を有しており、50年、100年を超えて愛されている製品もあります。こうした製品を持った企業がどれほど高い利益を長期間に渡って享受できているかは、想像に難くありません。なにしろ開発費や製作コストを大幅に節約でき、市場における認知度は非常に高く維持できる上、派生商品も容易に開発できるのです。 今、日本経済は未曾有の環境変化に遭遇しています。その最たるものが、少子高齢化による労働人口の減少です。もちろん定年の延長や廃止、外国人の登用、またIT化やAI導入などで労働生産性アップに取り組んでいる企業も少なくありませんが、大多数の中小企業は、利益の低下に悩みを抱えています。 これでは従業員の賃金も上がらないため、消費も伸びません。日本経済がデフレから本格的に脱却できずにいるのも、ここに原因があります。そんな厳しい状況下に「新型コロナウイルス」という、とてつもない災禍が日本経済に襲いかかってきました。今こそ消費者が「欲しい」と思う商品やサービスを提供していくことが、企業の生き残りにつながるのではないでしょうか。 そもそも日本企業の時間あたりの労働生産性は、2019年時点でOECD(経済協力開発機構)加盟35カ国中21位と低く、主要先進7カ国の中ではデータを追える1970年以降、最下位を続けています。そこで本書では、デザインの力によって一人当たりの労働生産性を飛躍的に上げる経営術についてお伝えしていきます。製造業はもちろん、GDPの7割を占めるサービス業にも応用できます。経営に携わる多くの方に、参考にしていただけるはずです。 冒頭のAとBの例のように、みなさんがデザインを気に入って、周りの製品より3割高い製品を購入したとします。最初は「少し高かったな」と感じても、飽きのこないデザインであれば簡単に買い換えることはなく、長期間に渡って使用するはずです。買い替え需要は減るものの、そもそも一製品あたりの利益率が大幅にアップしているので、経営的には問題ありません。これがデザインの力です。 限りある労働力を最大活用するために、また少ない予算で最大利益を上げるために、デザインの力を大いに活用してみませんか? 小さな会社を経営している方や、個人でフリーランスとして活動している方もいらっしゃると思います。はじめにお断りしておきますが、デザインを活かした経営に向いているのは、大企業よりも、むしろ中堅以下の規模の会社です。 では、実際に超長期間に渡って売れ続けるデザインを編み出したり、経営に取り入れるためにはどうしたらいいのでしょうか。そこにはいくつかの法則がありますが、まずは「百聞は一見にしかず」です。世界的に大成功したデザインの秘密を解き明かしながら、これから50年、100年と使い続けられる製品をつくり出すためのヒントを探っていきましょう。 高橋 克典 (タカハシ カツノリ) (著) アルシュ株式会社代表取締役。これまでに「シャルルジョルダン」「住商オットー」「カッシーナ・イクスシー」「WMFジャパンコンシューマーグッズ」など数々の外資系企業の経営に携わる。コンサルティングや講演活動も実施。著書に『ブランドビジネス』(中公ラクレ)、『カッシーナ・スタイル』(ダイヤモンド社)、『海外VIP1000人を感動させた外資系企業社長の「おもてなし」術』(ダイヤモンド社)、『小さな会社のはじめてのブランドの教科書』(ダイヤモンド社)などがある。 http://www.terranos.jp/ 彩蘭弥 (アラヤ) (絵) 旅を愛する画家。アジアを中心に旅をしつつ、現地でのスケッチをもとに日本画を描いている。東映「神・鬼・麗 三大能」の背景画制作や、株式会社バルコス鳥取店・東京目黒本店の店内装壁画制作など、幅広い仕事を手がける。挿絵を担当した本に『はつみみ植物園』(東京書籍)がある。2017年より毎年、銀座・藤屋画廊にて個展を開催。 https://chacha-portfolio.weebly.com/
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名前のないことば辞典
¥1,980
「畳語」と呼ばれる同じ語を2回繰り返す言葉を集めて、ゆるい解釈とゆるいイラストで説明した辞典。 「きみ、意外にごわごわしてるんだね。」って熊手を持ったクマが言われてて、なんか笑いました。 (店主) 著:出口かずみ 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:四六判変形(ハードカバー) 頁数:272P 発売日:2021年2月22日 ISBN:978-4-909842-06-0 知っているのに引きたくなる、新感覚の絵辞典。 「わくわく」「もじもじ」「だらだら」など、日常で何気なく使っている感覚的で曖昧な言葉約300 語を、いぬ、ねこ、ぶた、くま、はりねずみなどの動物たちが、ストーリー仕立てでコミカルに紹介します。 古事記や万葉集の時代からある「言葉じゃない言葉」の奥深さを、楽しく学べる一冊です。 “言葉を楽しむ辞典”として立ち上げた「YUEISHA DICTIONARY」。『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『言の葉連想辞典』につづく第4弾! オノマトペ(擬音語・擬態語)、感嘆詞などをイラストを用いて紹介した”絵本のような辞典”ができました。 親しみやすいポップなイラストは、大人から子どもまで楽しめます。 はじめに ある日、某輸入食品店のレジで量り売りのコーヒー豆を注文したときのことです。店員さんに「これを二百グラム、ええと……あの……これを……」と、なぜかいきなり頭が真っ白になりました。豆を〝挽く〞というワードがどうしても出てこなくなったのです。店員さんは笑顔で優しく、うんうんと相槌を打ちながら私の口から〝挽く〞という言葉が出るまでゆっくり待ってくれたのですが( しばらく泳がしやがったな、とあとで思いましたが)、私は身振り手振りと一緒に「あの、豆をこう、ガリガリ……」と必死で伝えたのです。 やっと店員さんが「お挽き、して?」と誘導してくれ、「そうそれ! 挽いてください!」と晴れて頼めました。その場に安堵の空気と笑いが生まれ、「ガリガリ」が手伝ってくれたかもなと振り返って思ったのでした。 こんなふうに日常では気がつかないくらい、物事を表現する際に便利に使ってしまっている「名前のないことば」たちを、いぬ、ぶた、あひる、くま、かめ、ねこ、はりねずみの7種類の動物たちの日常に溶け込ませてまとめてみました。どこかの小さな町でこんなことが繰り広げられているかもしれない、と読んで楽しんでいただけたらと思います。 出口かずみ (でぐち かずみ) 1980 年、佐賀県生まれ。猫2匹と暮らしながら絵を描いている。主な著書に『どうぶつせけんばなし』『画集 小八』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『おべんとういっしゅうかん』(学研プラス)、『ポテトむらのコロッケまつり』(文:竹下文子、教育画劇)、『たくはいびーん』(文:林木林、小峰書店)など。好きな名前のないことばは「ごろごろ」。
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私立文章女学院
¥1,980
昭和ポップなイラストがかわいらしいが、「今」使える文章の書き方講座。 この本をマスターすれば文章を書くのがめっちゃ得意になるでしょう。 (店主) 文:加藤道子/絵:深川優 出版社:遊泳舎 定価:本体1800円+税 判型:四六判(ソフトカバー) 頁数:224P 発売日:2022年11月7日 ISBN:978-4-909842-10-7 もし、女子校に「文章」の授業があったら “3人の高校生と学ぶ「文章のきほん100」” 「知る→考える→伝える」の3つのステップでわかりやすく解説! アンニュイなタッチで描かれる80’s 風のキャラクターが、女子校を舞台に繰り広げる青春ストーリー。 どこか懐かしくユニークな物語に沿って、文章の基本が自然と身につく「楽しく学べる実用書」です。 加藤道子 ブックライター。1974年、東京生まれ。広告代理店、出版社を経て32歳でフリーランスに。子育てをしながらブックライターの道へ。40歳のとき、編集の学校「1冊の本を書きあげるためのBWライター講座」で講師を務める。育てたライターは250人以上。年間約10冊の本に携わり、手がけた本は100冊を超える。2022年、初の著作として制作に携わった「わたしを見つけた女たち」(Rashisa出版)は、海外での発売も決定。 Instagram: @kato_michiko0809 深川優 イラストレーター。滋賀育ち神奈川在住。武蔵野美術大学卒業。人物イラストを中心に広告・書籍・雑誌など様々な媒体で活動中。主な装画に『うまれることば、しぬことば』(集英社)、『あのこは美人』(早川書房)、『おんなのじかん』(新潮社)などがある。ギャラリールモンドにて2016年「待ちあわせ」、2018年「あいちゃん」、2020年「東京」個展を開催。 Instagram: @yu_fukagawa
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よるのいぬいのるよ
¥800
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ならたけ屋店主も「きのこ回文家」を名乗るほど回文には一家言あるのだが、コジヤジコ氏の回文の詩的な感じは私には全く出せないのである。 もちろん回文としてのクオリティも完璧で、そこに安福望さんのイラストがイメージ通り以上のかわいらしさを添えている。 こういう本をみなさんに知っていただくことが、ならたけ屋の使命なのです。 (店主) 36の回文とイラストで構成したコジヤジコの小さな回文詩集です。 作(回文):コジヤジコ イラスト:安福 望 デザイン:こまゐ図考室(駒井和彬) 印刷・製本:藤原印刷株式会社 発行所:食パンとペン 2020年11月22日 初版第1刷発行 ーーーーーーーーーー A6縦変(14cm × 9cm)/40頁 ーーーーーーーーーー 『よるのいぬいのるよ』をお買い上げいただいた方に「よるのいぬカード」を差し上げます。かわいいです。※写真4枚目 ーーーーーーーーーー コジヤジコ(こじやじこ) 1977年生まれ。回文家。 回文絵本『まくらからくま』(作:コジヤジコ / 絵:伊藤彰剛 / 岩崎書店)、回文絵本『いました姉妹』(作:コジヤジコ / 絵: 若林夏 / 世界:シスター社)。 Twitter: @cozyar_kaibun 安福 望(やすふく・のぞみ) 1981年生まれ。イラストレーター。 『食器と食パンとペン』(キノブックス)、柳本々々との共著 『バームクーヘンでわたしは眠った』(春陽堂書店)
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てがみがきたな きしししし
¥1,980
SOLD OUT
ファンタジックな絵が怖可愛い絵本。 独特の浮遊感で、どこか別の世界へ連れて行かれるよう。 (店主) 著者:網代幸介 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:A4上製 頁数:32 ページ 発刊:2021年06月22日 ISBN:9784909394538 Cコード:8793 装丁:大島依提亜 ゆうびんやさんの運命は。 謎の洋館。待ちうけるおばけたち。 幻想的な作品世界で人気の画家・網代幸介が描く、てんやわんやな配達奇譚。 著者情報 著: 網代幸介(あじろこうすけ) 1980年東京都生まれ、東京在住の画家。空想から生まれた物語や実際に見た夢が描かれた世界には、人、動物、架空の生物など愛おしいキャラクターがちりばめられており、観るほどに親しみが増していく。装画や演劇のビジュアルなど様々な仕事を手がけるほか、2018年には小学館より絵本『サーベルふじん』を刊行。作品集に『Огонёк アガニョーク』(SUNNY BOY BOOKS)がある。
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みゃーこ湯のトタンくん
¥1,650
猫の街の銭湯「みゃーこ湯」。 猫がみんな風呂に入ってます。 猫って基本水が嫌いだから風呂も嫌がる子が多いんだけど、一旦あの温かさを知ったらじつは好きになる子もけっこういるんじゃないかと思う。 (店主) 著者:スケラッコ 出版社:ミシマ社 定価:¥1,650(税込) 判型:A5判 頁数:160 ページ 発刊:2021年12月10日 ISBN:9784909394613 Cコード:0095 装丁:佐藤亜沙美 いいお湯沸いてまっせ! ネコの街の銭湯「みゃーこ湯」を営む店主・トタンと、街で唯一の人間・ハラさん。銭湯のお客さんは……みんなネコ! 風呂掃除して薪で湯を沸かし、今日も明日も商売繁盛。 そんな銭湯での日々のおはなし。 『盆の国』『バーオクトパス』などで注目を集める漫画家・スケラッコの最新作は、ネコ×銭湯×小商い! ちょっと不思議でやさしい、心もからだもあたたまる銭湯ネコマンガが誕生です。 ◎滋賀にある銭湯「都湯」が監修を担当。銭湯お墨付き! ◎webマガジン「みんなのミシマガジン」で話題の連載を書籍化。描き下ろしも盛りだくさん! 目次 第1話 街の銭湯 第2話 ウチで働いてみーひん? 第3話 みゃーこ湯の1日 前編 第4話 みゃーこ湯の1日 後編 図解!みゃーこ湯のしくみ 第5話 はじめての銭湯 第6話 サウナ事情 第7話 優しい態度には裏がある 番外編 スーパー銭湯 第8話 いちにちマルシェ 第9話 定休日は大忙し 第10話 なんで銭湯やってんですか? 第11話 年に一度の盆踊り 第12話 そんな日もある 番外編 電気風呂 第13話 絶景、煙突掃除 第14話 帰るべき場所 第15話 大晦日の夜 第16話 すごく暖かい日に 最終話 もうひとつのみゃーこ湯 著者情報 著: スケラッコ(スケラッコ) 京都在住。漫画家、イラストレーター。銭湯では電気風呂と水風呂が好き。 著書に『盆の国』『大きい犬』『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』(以上、リイド社)、『バー・オクトパス』(竹書房)、絵本『マツオとまいにちおまつりの町』(亜紀書房)など。
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ぽんこさんの暮らしのはてな?
¥1,980
子どもみたいに「なんで?」と訊くたぬきのぽんこさんに、きちんと科学的な理由を答えてくれる周囲のみんな。 優しくてずっと見ていられる作品。 (店主) 著者:ウルバノヴィチ香苗 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:A5判並製 頁数:160 ページ 発刊:2022年07月15日 ISBN:9784909394699 Cコード:0095 装丁:漆原悠一(tento) 仕組みがわかるって、楽しい。 漫画でひもとく、暮らしの科学 電子レンジで物が温まるのはなぜ? クエン酸や重層で汚れが落ちるのはなぜ? コンポストで堆肥ができるのはなぜ? …etc. はてな探しの名人・たぬきのぽんこさんが、個性豊かな同居人(人間)たちと、暮らしの知恵を学ぶストーリー。 生活に役立つヒントが満載! 親子で読んで自由研究の参考にも! 目次 第1話 電子レンジのはてな? 第2話 クエン酸と重曹のはてな? 第3話 野菜冷凍のはてな? 第4話 湿度と気温のはてな? 第5話 秋の七草のはてな? 第6話 発酵のはてな? 第7話 録音のはてな? 第8話 炭のはてな? 第9話 インクのはてな? 第10話 コンポストのはてな? 第11話 風呂敷包みのはてな? 第12話 家庭菜園のはてな? 著者情報 著: ウルバノヴィチ香苗(ウルバノヴィチカナ) 漫画、アニメーション、イラスト、キャラクターデザインなどを手がけるクリエイター。デザイン会社にイラストレーターとして10年在籍したのち、個人業へ転向。リイド社のWebコミックサイト「トーチ」と月刊紙「コミック乱」で、江戸の日常漫画「まめで四角でやわらかで」を連載しているほか、YouTubeなどでオリジナルアニメーションなどを公開中。
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小田嶋隆のコラムの向こう側
¥1,980
2022年6月に惜しまれつつ亡くなった小田嶋隆氏の、最後のコラム集。 ファン必携の一冊。 (店主) 著者:小田嶋隆 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:四六判並製 頁数:256 ページ 発刊:2022年08月31日 ISBN:9784909394705 Cコード:0095 装丁:尾原史和 稀代のコラムニストの遺稿集にして傑作コラム集 「書くことがない」という書き出しの伝説コラム、親友へ捧げる詩、「晩年は誰のものでもない」、自らの病について、など人間オダジマがあふれる作品から、フェミニズム、嫌酒権、ウクライナへの思い…生前最後の一本を含む社会派コラムまで、コロナ下に書かれた18本を厳選。 ●本書編集人・三島邦弘より 本書は、さる2022年6月24日にお亡くなりになった小田嶋隆さんの遺稿コラム集です。遺稿集とはいえ、小田嶋さんの生前より進めていた企画です。5月末、小田嶋さんから電話があり、「医者は、夏を迎えられないかもしれない、とか言ってるんです」と軽やかにおっしゃいました。その際、『小田嶋隆のコラムの切り口』の編集を「とても気に入っており、ああいう編集でもう一冊まとめてほしい」とご希望いただきました。それで急きょ、進めることになりました。6月20日にご自宅へお見舞いにうかがったとき、小田嶋さん自ら、本書のタイトル案を述べられ、その場で、『小田嶋隆のコラムの向こう側』に決まりました。 『小田嶋隆のコラムの切り口』は紙媒体に掲載されたコラムを中心にまとめたのに対し、本書は、全てウェブ媒体(小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」)に載ったもので編集しました。その意味で、『コラムの切り口』の姉妹編のような位置づけの一冊でもあるはずです。 2020 年春のコロナ以降のロングコラム18選を収めた、文字通り、小田嶋さんのラスト・コラム・ ブック。くりかえしくりかえし、楽しんでいただけましたら幸いです。 目次 まえがきに代えて 第1章 コロナと孤独とコラムニスト 第2章 コラムの逆回天 第3章 さらば、酒と友と 第4章 晩年は誰のものでもない 第5章 コラムの向こう側 著者情報 著: 小田嶋隆(オダジマタカシ) 1956年東京赤羽生まれ。幼稚園中退。早稲田大学卒業。一年足らずの食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『小田嶋隆のコラム道』『上を向いてアルコール』『小田嶋隆のコラムの切り口』(ミシマ社)、『ポエムに万歳!』(新潮文庫)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『東京四次元紀行』(イースト・プレス)など多数。2022年6月24日、病気のため死去。享年65。
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小田嶋隆のコラムの切り口
¥1,650
稀代のコラムニスト小田嶋隆氏によるコラムの書き方第2弾。 TBSラジオ「たまむすび」のコメンテーターとしての活躍も記憶に新しい氏だが、本業のコラムニストとしてはこんな風に考えていたのである。 文章術を学ぶためだけではなく、読み物としても楽しめるシリーズ。 (店主) 著者:小田嶋隆 出版社:ミシマ社 定価:¥1,650(税込) 判型:四六判並製 頁数:200 ページ 発刊:2020年03月20日 ISBN:9784909394323 Cコード:0095 装丁:尾原史和(BOOTLEG) こんなふうにも書けるのか! 枠組みを決めて書く 会話に逃げる 分析を装い、本音をぶち込む オチをつける 長文も短文も、かように 天才コラムニストの技がいかんなく詰まった傑作コラム集。 ブログ、SNSなどの執筆の参考にも… 爆笑必至です。 目次 まえがき 第1章 枠組みの勝利 第2章 分析を装い、本音をぶち込む 第3章 会話に逃げる 第4章 オチに注目! 第5章 裏を見る眼 第6章 長いコラムはかように 第7章 短いコラムはかように あとがき 著者情報 著: 小田嶋隆(オダジマタカシ) 1956年東京赤羽生まれ。幼稚園中退。早稲田大学卒業。一年足らずの食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『小田嶋隆のコラム道』『上を向いてアルコール』(以上、ミシマ社)、『ポエムに万歳!』(新潮文庫)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『ザ、コラム』(晶文社)など多数。
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小田嶋隆のコラム道
¥1,650
稀代のコラムニスト小田嶋隆氏による、コラムの書き方。 コラムを書いて面白い人は、コラムの書き方を書いても面白いのである。 (店主) 著者:小田嶋隆 出版社:ミシマ社 定価:¥1,650(税込) 判型:四六判:頁数:256 ページ 発刊:2012年05月21日 ISBN:9784903908359 Cコード:0095 装丁:尾原史和(SOUP DESIGN) 内容 足掛け5年、ミシマ社ホームページ及び「ミシマガジン」に掲載された人気連載「コラム道」、ついに書籍化。 深遠かつ実用的、抱腹絶倒間違いなし。天才コラムニスト、本業を初めて語る! 「コラムは、道であって、到達点ではない。だから、コラムを制作する者は、方法でなく、態度を身につけなければならない。」 「(コラムの)書き出しに芸はいらないのである。」 「さよう。コラムは、メモとはまったく別の地点に着地することが多い。」 「「乗れている時は読み直すな」というポイントも、実は、「〆切」によってもたらされる」 ……書き出し、オチ、文体と主語、裏を見る眼…天才コラムニストによる「超絶!文章術」。 内田樹氏との夢の対談も収録。 書店員の方々の声 いやいや「面白い」とはこういう文章のことを言うのでしょう。「日光見ずして結構と言うなかれ」のごとく「『コラム道』を読まずして「面白い」と言うなかれ」です。 (三省堂書店営業本部 内田剛) もし秋元康が『アイドルの作り方』という本を書いたら、インテルの長友が『サイドバック道』という本を書いたら、みんな読むだろう。この『小田嶋隆のコラム道』は、まさにそれ。 (紀伊國屋書店梅田本店 浅山太一) 正しいコラムの書き方指南書、正座して読め!!みたいな本を想像していて押忍!先輩!と正座して読みはじめましたが、なーんだ、おもしろいじゃないですか!先輩!しかもなんかかっこいい。 (ジュンク堂書店仙台ロフト店 佐藤純子) 目次 PART1 第一回 コラム道に至る隘路 第二回 コラムとは何か 第三回 コラムと枠組み 第四回 会話はコラムの逃げ道か 第五回 モチベーションこそ才能なり 第六回 書き出しについてのあれこれ 第七回 結末、結語、落ち、余韻、着地 第八回 コラムにメモはいらない? 第九回 文体と主語(その1) 第十回 文体と主語(その2) 第十一回 推敲について PART2 第十二回 すべては要約からはじまる 第十三回 裏を見る眼 第十四回 長さとコラム 特別対談 小田嶋隆×内田樹 著者情報 著: 小田嶋 隆(オダジマ タカシ) 1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『我が心はICにあらず』(光文社文庫)、『人はなぜ学歴にこだわるのか』(知恵の森文庫)、『1984年のビーンボール』『サッカーの上の雲』(以上、駒草出版)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『その「正義」があぶない。」(日経BP社)、共著に『9条どうでしょう』(毎日新聞社)、『人生2割がちょうどいい』(講談社)などがある。
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自由が丘の贈り物 私のお店、私の街
¥1,650
店主も大学が近かったもので、自由が丘にはよく遊びに行っていたものである。 でも若い頃なんていうのは経験も少ないし、その日を生きることに精一杯で物事の良し悪しなんてわからないので、この本に登場するほとんどのお店を見逃していた。 今おじさんになって改めて訪ねたら、若い頃に楽しんだ自由が丘とは全く違った面白さが待っているのだろう。 それは「ガオカ」が変わったのではなく、ようやく私の視野が広がってきたものと信じている。 自由が丘は、じつは誰が行ってもいい街なんじゃないかな。 (店主) 編:ミシマ社 出版社:ミシマ社 定価:¥1,650(税込) 判型:四六判 頁数:160 ページ 発刊:2013年06月28日 ISBN:9784903908434 Cコード:0026 装丁:大原健一郎(NIGN) モンブラン、亀屋万年堂 総本店、私の部屋、ポパイカメラ、自由が丘ロール屋、cafe イカニカ、金田、白山米店、なんた浜、エル・ペスカドール…… 「自由が丘の顔」46の店主が、こそっと教えてくれた「こぼれ話」「感動秘話」「おすすめ店」etc. ・・・物語のように読める街ガイド本。 本書は、「自由が丘のほがらかな出版社」を一貫して標榜しているミシマ社が、「ミシマ社編」として、『THE BOOKS~365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』『仕事のお守り』につづきお届けする第3弾。 目次 何度食べても飽きません ――自由が丘定番の味 コラム1 自由が丘は、こんな街です。 大切な人への贈り物 ――…のつもりが、自分用にもう一つ コラム2 自由ヶ丘文化村 エッセイ 内田樹 パワーをもらう夕ご飯 ――打ち上げや帰りが遅くなった日に コラム3 自由が丘デパートと、ひかり街 エッセイ よしもとばなな 欲しいもの、揃います ――所せましと置かれた棚から 通いつめたくなるお店 ――この、店主と時間に会うために コラム4 知る人ぞ知る、自由が丘 インタビュー 浦沢直樹 自由が丘に○○年 ――街の歴史とともに 立ち寄らずにはいられない ――飽きない身近なお店 コラム5 取材できなかったオススメ店 インタビュー 大木凡人 自由が丘時間を過ごす ――この街だけの快適さを おまけミシマ社オススメの自由が丘スポット 目次 何度食べても飽きません ――自由が丘定番の味 コラム1 自由が丘は、こんな街です。 大切な人への贈り物 ――…のつもりが、自分用にもう一つ コラム2 自由ヶ丘文化村 エッセイ 内田樹 パワーをもらう夕ご飯 ――打ち上げや帰りが遅くなった日に コラム3 自由が丘デパートと、ひかり街 エッセイ よしもとばなな 欲しいもの、揃います ――所せましと置かれた棚から 通いつめたくなるお店 ――この、店主と時間に会うために コラム4 知る人ぞ知る、自由が丘 インタビュー 浦沢直樹 自由が丘に○○年 ――街の歴史とともに 立ち寄らずにはいられない――飽きない身近なお店 コラム5 取材できなかったオススメ店 インタビュー 大木凡人 自由が丘時間を過ごす ――この街だけの快適さを おまけミシマ社オススメの自由が丘スポット 著者情報 編: ミシマ社(ミシマシャ) ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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もえる!いきもののりくつ
¥1,980
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哺乳類やら昆虫やら、様々な動物たちの興味深い生態を軽い文章で紹介してくれる本書。 いろんな生き物がいますが、それぞれがそれぞれの合理性に基づいて生きているのです。 同著者の「クモのイト」(ミシマ社)も販売中。 https://naratakeya.base.shop/items/68116913 (店主) 著者:中田兼介 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:四六判並製 頁数:224 ページ 発刊:2022年07月15日 ISBN:9784909394729 Cコード:0045 装丁:鈴木千佳子 いきものたちの驚きの生態と「りくつ」を、 「燃え・萌え」博士が解説! ・妻を亡くしたクマノミは性転換する。 ・アリは自前の抗生物質で感染症対策をする。 ・トビは森林火災を利用する。…etc. 世界の動物行動学者たちの最新研究を紹介しながら綴る、81編のほがらかエッセイ。 写真やイラストも満載! どんなに奇妙に見えていても、調べてみれば、そこには生きる「りくつ」が通っているものです。つまり、いきものたちは皆、自分なりのやり方で合理的なのです。このことを押さえれば、私たちは、上から目線でなく、同じ地球をシェアする同輩としていきものと接することができるはず。(…)そして私たちがどんないきものか、手がかりが得られると思うのです。――「はじめに」より 目次 りくつ・その1:食うか、食われるか りくつ・その2:オスメスってなんだろう? りくつ・その3:これも一つのプロポーズ りくつ・その4:それでもみんなと暮らしたい りくつ・その5:相手や道具を利用する りくつ・その6:からだのつくりには意味がある りくつ・その7:実は、いろいろ考えてます りくつ・その8:ケンカに勝つ! りくつ・その9:人新世のいきものたち りくつ・その10:時に交尾は命がけ りくつ・その11:奇想天外ないきものたち 著者情報 著: 中田兼介(ナカタケンスケ) 1967年大阪生まれ。京都女子大学教授。専門は動物(主にクモ)の行動学や生態学で、目に見える現象を扱うことにこだわるローテク研究者。ヒトの中では、社会性が低めでシャイで臆病な個性を持ち、形態的特徴としてはやや頭部が大きい。また、田畑で作物を育て、冬には薪ストーブで温まるという習性を持つ。現在、日本動物行動学会発行の国際学術誌『Journal of Ethology』編集長。著書に『クモのイト』(ミシマ社)、『まちぶせるクモ』(共立出版)、『びっくり! おどろき! 動物まるごと大図鑑』シリーズ(ミネルヴァ書房)など。
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ちいさいミシマ社 最初の晩餐
¥1,980
同名映画の監督自身によるノベライズ。 食事ってほんとに家族を思い起こさせるよね。 映画も観なきゃ。 (店主) 著者:常盤 司郎 出版社:ミシマ社 定価:¥1,980(税込) 判型:四六判並製 頁数:224 ページ 発刊:2020年03月20日 ISBN:9784909394347 Cコード:0093 装丁:鈴木千佳子 父の遺言は、目玉焼きでした。 2019年11月、染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏らをキャストに迎えて公開され、高崎映画祭で最多受賞した構想7年の渾身の映画を、監督自らが小説化。 父の通夜に、久々に集まった家族と親戚。ぎこちない空気の中で、母は一風変わった「通夜ぶるまい」の料理を淡々と出していく。目玉焼き、焼き芋、ピザ…一品ごとに父との時間が蘇り、やがて家族が知らなかった「家族の秘密」が浮き彫りになっていく…。 再婚同士の家族が「家族になる瞬間」を描いた、「ちいさいミシマ社」初の小説。 著者情報 著: 常盤 司郎(トキワ シロウ) 福岡県生まれ。映画、CM、ミュージックビデオの監督・脚本をはじめ、サザンオールスターズ初のドキュメントムービーなど様々な分野で活躍。実の父との関係を綴った短編映画『クレイフィッシュ』(2010)がShort Shorts Film Festivalで最優秀賞と観客賞を開催初のダブル受賞。そして、『最初の晩餐』(2019)が第34回高崎映画祭で最優秀監督賞ほか最多4部門を受賞。本作が劇場長編映画デビュー作であり、初の小説となる。
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