商品は細心の注意をもって丁寧に取り扱っておりますが、猫アレルギーの方はご一考ください。
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りさちゃん、なんでもなーい
¥1,320
お父さんお母さんには内緒にしないで何でも話してほしいんだよ。 この絵本を読めばそういうことが自分でわかるかもね。 (店主) 絵と文:いしはらまこちん 出版社:ナナロク社 帯文:326(ナカムラミツル) 装丁:大竹美由紀 仕様:A5判 上製 オールカラー 34ページ ISBN:978-4-904292-36-5 C8771 『THE3名様』の石原まこちん、 はじめての絵本。 大好きなお人形を壊してしまったりさちゃん。 「なんでもな~い」って隠していたら、 あれれ、頭の上に雲ができちゃった……。 この雲、どうやったらなくなるのかな? 子育て奮闘中(3児のパパ)の 人気イクメン漫画家・石原まこちんが、 小さな娘のために描いた絵本です。 「こどもも大人も忘れちゃいけない」 と~っても大切なこと」 326(ナカムラミツル) 〔プロフィール〕 いしはらまこちん 1976年東京都生まれ。3児のパパ。石原まこちん名義で漫画家として活躍。代表作『THE3名様』は自身の経験をもとにニートの生態を描き、佐藤隆太主演で実写シリーズ化されるなど、大ヒット作となった。 本作では一転して、3児の姉弟のパパとしての実体験をもとに、はじめての絵本作品を描く。
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渡部雄吉写真集 張り込み日記
¥2,970
SOLD OUT
昭和33年に起きた事件を写真で追うドキュメンタリー。 当時の刑事たちの捜査への気迫が多数のモノクロ写真から伝わってきた。 ミステリ作家の乙一(おついち)氏によるテキストも緊張感を高める。 (店主) 構成と文:乙一 出版社:ナナロク社 装丁:祖父江慎+柴田慧(cozfish) 仕様:B5判 ソフトカバー PUR製本 トリプルトーン印刷 204ページ 発売:2014年11月 ISBN:978-4-904292-52-5 C0072 昭和33年、茨城県水戸市千波湖畔―。 子供たちが発見したのは 切り取られた体の一部だった。 犯人の手掛かりを追って、舞台は、東京へ。 ベテランと若手、2人の刑事が真相に迫る。 「実際の捜査」を20日間にわたって密着撮影、 140点以上を収録した実録写真集!! 60年前に、写真家・渡部雄吉が撮影したのは、 実際の殺人事件を捜査する刑事2人組の捜査記録でした。 20日間にわたり撮影された、のべ1000枚以上の写真を、 ミステリー作家として人気を集める乙一が構成に参加、 一冊の写真集となりました。 写真の合間には、乙一による事件概要を記載。 徐々に解明される事件の全貌を追いながら、 渡部雄吉の写真の真に迫る美しさが堪能できる一冊です。 ●あとがきより 僕がこの写真集に感じていたテーマは「日本」だった。 太平洋戦争終結から13年ほどが経過しているとはいえ、戦後の気配を色濃く写真の中に感じることができたし、事件解決の直後に東京タワーが完成していることも印象的だった。 ページをめくるうちに建物が高くなり、背景となる都市の暗闇は増す。2人の刑事がその深奥へと入っていくような構造にしたかった。人探しをする刑事の姿に、都市に埋没しそうな自我を探す現代人の姿を重ねた。刑事が探していた男の正体に関しては、本来の名前を捨て他人になりすまして生きねばならなかったという事実が、日本の抱えているテーマに合致するような気がして腑に落ちた。もちろん、それらは僕が勝手に写真から感じていたイメージであり、読者の皆様はそれぞれにこの写真集をたのしんでいただけたらなとおもう。 ―あとがき(本書構成・乙一)より抜粋 ●本書について 本書の刊行にあたって、2つの先行する写真集の存在があります。 渡部雄吉が撮影した本作品は、神保町でイギリスの古書店バイヤーにオリジナルプリントが発見されたことを契機に、2011年、フランスの出版社Editions Xavier Barralが『A Criminal Investigation』として初めて刊行されました。2013年には、日本で保管されていたオリジナルネガフィルムから新たにプリントし再構成した作品を、日本の出版社roshin booksが『張り込み日記』として刊行しました。本書はこの2冊を源に誕生いたしました。 ナナロク社版では、印刷に際してオリジナルネガフィルムから直接、製版を作りました。 フィルムのノイズや、パーフォレーション(フィルムの両端にある穴)などをデザインに生かしています。 印刷はトリプルトーン(3種類のモノクロ印刷の掛け合わせ)による重厚な表現を行いました。 〔プロフィール〕 渡部雄吉(わたべ・ゆうきち) 1924年山形県酒田市生まれ。写真家。 1943年から写真家として活動。1950年に独立し、総合雑誌に作品を発表。1974年、日本写真協会年度賞を受賞など、国内外で賞を受賞。著書に『STAINED GLASS』『大いなるエジプト』『アラスカ・エスキモー』『揚子江下り』『水の都・蘇州』『神楽』『巴里物語』他、多数。1992年、紫綬褒章を受章。1993年、死去。
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へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々
¥1,650
こんなにもユーモアにあふれる老人ホームが他にあるだろうか。 老後は福岡で暮らしたいくらいだ。 宅老所よりあいのホームページは一度訪れていただきたい。 http://www.yoriainomori.com (店主) 著者:鹿子裕文 出版社:ナナロク社 装画:奥村門土(モンドくん) 装丁:寄藤文平+鈴木千佳子 仕様:四六判 並製 288ページ 発刊:2015年12月 ISBN:978-4-904292-64-8 C0095 ぶっとばせ、貧老! 未来はそんなに暗くない。 「僕たちは、〈老人ホームに入らないで済むための老人ホーム〉を作ります。」 お金も権力もない老人介護施設「よりあい」の人々が、森のような場所に出会い、土地を手に入れ、必死でお金を集めながら特別養護老人ホームづくりに挑む! これは、自分たちの居場所を、自分たちの手で作ろうとした人々の実話です。 『ヨレヨレ』という雑誌をご存知でしょうか? 創刊号の表紙は、まさかの宮崎駿。しかしこの雑誌には、宮崎駿の「み」の字も、ジブリの「ジ」の字も出てきません。描かれているのは、「宅老所よりあい」という福岡の小さな介護施設で実際に起きたドタバタのみ。直販・直取引だけで販売されているにもかかわらず、『ヨレヨレ』は全国の熱狂的な読者に支えられ、累計1万4000部以上の売り上げを叩き出しました(現在は販売終了)。 この雑誌『ヨレヨレ』の企画、取材、撮影、執筆、編集、レイアウト、制作進行、おつかいなどなどを一人で担っているのが、福岡在住の編集者・鹿子裕文(かのこ ひろふみ)さんです。 そんな鹿子さんの初の書き下ろし単行本がついに刊行となりました。 本のタイトルは、『へろへろ』。 サブタイトルは〈雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々〉。 『ヨレヨレ』同様、「宅老所よりあい」を舞台にしながらも、『ヨレヨレ』では描ききれなかったさまざまな物語――雑誌『ヨレヨレ』誕生のいきさつ、貧乏な施設「よりあい」があの手この手で必死でお金を集め、ついに「総額3億2千万円の特別養護老人ホームを建てるまで」の話――が、『へろへろ』ではたっぷりと語られています。 「老い」という誰もが避けることのできない命題を前に、あるときはバカみたいに楽しく、そしてあるときはジーンと胸に迫るかたちで、次から次に、ジェットコースターのようにさまざまな出来事が展開していく怒涛の288ページ! 〔著者プロフィール〕 鹿子裕文(かのこ・ひろふみ) 1965年福岡県生まれ。編集者。早稲田大学社会科学部卒業。ロック雑誌『オンステージ』、『宝島』で編集者として勤務した後、帰郷。『シティ情報ふくおか』編集部を経て、1998年からフリーの編集者として活動中。2013年、「宅老所よりあい」という小さな老人介護施設で起きているドタバタのみを取り上げる雑誌『ヨレヨレ』を一人で創刊(第4号まで発行)。ありえない企画と不思議な誌面が噂を呼ぶようになり、ブックスキューブリックの「売り上げベスト10」で18週連続1、2、3位を独占するという空前絶後の記録を打ち立てる。杉作J太郎が率いる「男の墓場プロダクション」のメンバー。人生でもっとも影響を受けた人物は早川義夫。 宅老所よりあいのホームページ http://www.yoriainomori.com twitterアカウント @yorehen
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深夜百太郎 入口
¥1,650
SOLD OUT
宮部みゆき氏もお薦めしているのでこちらのツイートをご覧ください。 https://twitter.com/midnight100taro/status/667728797836296192 (店主) 著者:舞城王太郎 写真:MASAFUMI SANAI 出版社:ナナロク社 装丁:祖父江慎+コズフィッシュ 仕様:B6判変形 並製 432ページ 発刊:2015年9月 ISBN:978-4-904292-61-7 C0093 舞城版「百物語」 2冊連続刊行の第1弾!! 「怖いんやったら、 今明かりは点けん方がいいで?」 2015年の夏、100日にわたって毎夜発表された 舞城王太郎が描く百の怪奇小説、 佐内正史が写した百の怪異写真。 その「入口」となる50話を収録。 あらゆる恐怖を見つめる50小説50写真! ! ! 本書は5月24日から7月12日までの50日間に発表された作品です。 ●目次 アナタタ/倒れた木/地獄の子/踏切/二階の火の玉王子様/ゆらゆら/グルグル/ミルナレ地蔵/家族の手/蛍の光/友達の部屋/笑う鬼/あじさいの中/夜のダム/兵頭くん/山の小屋/穴の蓋/河童の地蔵/ファミレスの子供/叔母の主張/図書館の彼女/軽トラの荷台/隣の豚/座敷のあじさい/床下の猫の通り道/エロ本小屋/車の河/入れない家/夏の落ち葉/手握り/トイレットペーパー・ゴースト/オクリカエシ/夢の猿/耳に入る虫/風呂の外/横内さん/空の大王/忠犬バッチ/トイレ問答/体育館でかくれんぼ/パソコン共用/手招き/パクった傘/アルバム/高架下の首吊りストーカー/猫の段ボール/客が一人のバス/夜中の暗い風呂/買ってない品物/車の蛇/全50話 〔プロフィール〕 舞城王太郎 Maijo Otaro 1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。 MASAFUMI SANAI 佐内正史 1968年静岡県生まれ。1995年、第12回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。1997年『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。『わからない』『message』『俺の車』『鉄火』など写真集を多数刊行。小説家との共著に、角田光代『だれかのことを強く思ってみたかった』、吉田修一『うりずん』がある。2012年、詩集『人に聞いた』を刊行、同年CD+BOOK「川本真琴and幽霊」でミュージシャン川本真琴との共作として作詞、作曲、演奏、歌を担当した。近年は自主レーベル「対照」より『浮浪』『DUST』『赤車』『パイロン』『度九層』他、精力的な出版活動を展開している。
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深夜百太郎 出口
¥1,650
SOLD OUT
深夜百太郎の後編。 「深夜百太郎 入口」とセットでどうぞ。 (店主) 著者:舞城王太郎 写真:MASAFUMI SANAI 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292624 Cコード:C0093 舞城版「百物語」 2冊連続刊行の第2弾!! 二つの街を行き来する百物語、遂に出口へ。 その先で何を見たの? 50写真!一話完結50小説! 〔プロフィール〕 舞城王太郎 Maijo Otaro 1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。 MASAFUMI SANAI 佐内正史 1968年静岡県生まれ。1995年、第12回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。1997年『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。『わからない』『message』『俺の車』『鉄火』など写真集を多数刊行。小説家との共著に、角田光代『だれかのことを強く思ってみたかった』、吉田修一『うりずん』がある。2012年、詩集『人に聞いた』を刊行、同年CD+BOOK「川本真琴and幽霊」でミュージシャン川本真琴との共作として作詞、作曲、演奏、歌を担当した。近年は自主レーベル「対照」より『浮浪』『DUST』『赤車』『パイロン』『度九層』他、精力的な出版活動を展開している。
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すべてのものは優しさをもつ
¥1,870
SOLD OUT
僕がいいなと思ったのはこれだな。 「もともとは何もなかったはずなのになくしてしまったような気がする」 仮名の開き方も絶妙。 (店主) 著者:島楓果 出版社:ナナロク社 定価:1870円(本体1700円+税) 仕様:164ページ、B6変型 装丁:名久井直子 ISBN:978-4-86732-008-2 C0092 「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選として、刊行が決まった著者による第一歌集。「百発百中」と唸らせた、日常への観察眼。本の裏側には金で箔押しされた一首が光る。 島楓果(しま・ふうか) 1999年3月生まれ。富山県在住。
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インロック
¥1,870
単語と単語のあいだの詩的跳躍が楽しい。 最近「想像力」を使ってないな、というかたはぜひどうぞ。 (店主) 著者:森口ぽるぽ 出版社:ナナロク社 定価:1870円(本体1700円+税) 仕様:122ページ、四六変型 装丁:名久井直子 ISBN:978-4-86732-009-9 C0092 「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、岡野大嗣 選として、刊行が決まった著者による第一歌集。「一筆書きの電子音楽」のようと評された短歌を、本の天地を断裁する特殊造本に納めた一冊。 森口ぽるぽ(もりぐち・ぽるぽ) 1997年12月生まれ。山形県在住。
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あなたのための短歌集
¥1,870
一人一人が木下氏に投げかけたエピソードをもとに、その人だけのための短歌をつくるプロジェクト。 依頼者がうれしいのはもちろん、あなたが共感できる一首もあるはず。 (店主) カバーはお選びいただけません。ご了承ください。 著者:木下龍也 出版社:ナナロク社 定価:1870円(本体1700円+税) 仕様:224ページ、四六変型 装丁:名久井直子 ISBN:978-4-86732-006-8 C0092 【100のお題から生まれた100の短歌を収録】 歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する短歌の個人販売プロジェクト「あなたのための短歌」が一冊の歌集になりました。 依頼者の協力を得て、これまで作歌した700首の中から100題100首を一冊に収めました。歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が詰まった歌集です。 【プロフィール】 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口県生まれ。歌人。 歌集に『つむじ風、ここにあります』、『きみを嫌いな奴はクズだよ』(共に書肆侃侃房)。小社刊行書籍に、岡野大嗣との共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、谷川俊太郎と岡野大嗣との共著『今日は誰にも愛されたかった』、『天才による凡人のための短歌教室』がある。
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震えたのは
¥1,870
著者が病気という属性を持つが故に感じる「負い目」や「弱さ」。 だがそれは誰しもがふとした瞬間に感じるものでもある。 だからこの詩人の言葉に共感できるのだ。 (店主) 著者:岩崎航 出版社:ナナロク社 ISBN:9784867320044 Cコード:C0092 定価:¥1,870(税込) 発売日:2021.6.15 ページ数:160 装丁:鈴木千佳子 『点滴ポール 生き抜くという旗印』が大きな反響を呼んだ岩崎航の第2詩集。 人工呼吸器を使い、経管栄養で食事し、生活のすべてに介助が必要な体で過ごす、 筋ジストロフィーの詩人、岩崎航。 自殺願望や病による苦しみを越え、詩を生み出し続ける姿がNHK ETVで 特集番組として放映されるなど、広い層の読者の皆様に支持を得ています。 『震えたのは』装丁を手掛けたのは鈴木千佳子さん。 折り重なる波を連想させる青いカバーがとても美しいです。 本文も全体が空や海を連想する淡い水色となります。 著者の岩崎航さんからのメッセージです。「うれしい。こわい。震えたのは、懸命に生きようとしているからです。自分の暮らしを作っていくなかで湧き出すその震えを言葉にして一冊の詩集にしました」 著者プロフィール 岩崎航 1976年仙台市生まれ。詩人。3歳で進行性筋ジストロフィーを発症。 25歳から詩を書き始める。2013年刊行の第1詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』 (写真・齋藤陽道/ナナロク社)がロングセラーに。以降、活躍の場を広げる。
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点滴ポール 生き抜くという旗印
¥1,540
この力強さは、こころを病みがちな現代においてとても励みになる。 (店主) 著者:岩崎航 写真:齋藤陽道 出版社:ナナロク社 装丁:寄藤文平 鈴木千佳子 仕様:四六判 上製 本文184ページ 発売:2013年6月 ISBN:978-4-904292-43-3 C0095 著者の岩崎航は、仙台市在住の37歳です。 3歳で進行性の筋ジストロフィーを発症。 現在は常に人工呼吸器を使い、 胃ろうから経管栄養で食事し、 生活のすべてに介助が必要な体で ベッド上で過ごしています。 しかし、自殺願望に覆われた10代、 身体の苦しみに苛まされた20代を越え、 30代の今、力強くまたユーモアを交えた詩を 生み出し続けています。 管をつけると/ 寝たきりになると/ 生きているのがすまないような/ 世の中こそが/ 重い病に罹っている (「貧しい発想」より) ただの闘病記にはない、 すべての生きる人に勇気を与える 新時代詩人のデビュー作です。 〔プロフィール〕 岩崎航 ( いわさき・わたる) 1976年仙台市生まれ。詩人。本名は、岩崎稔。仙台市立向山小学校、仙台市立五橋中学校、宮城県仙台第一高等学校通信制課程を卒業。3歳の頃に進行性筋ジストロフィーを発症。17歳のとき、自分の未来に絶望して死のうとまで考えたが、「病をふくめてのありのままの姿」で自分の人生を生きようと思いを定める。今は胃ろうからの経管栄養と人工呼吸器を使い、在宅医療や介護のサポートを得て自宅で暮らす。 25歳から詩を書き始め、2004年の秋からは五行歌を詠む。2013年7月、詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(写真・齋藤陽道/小社)を刊行。各界から大きな評価を得る。 2014年には、仙台にて詩人の谷川俊太郎と自身初となる朗読会を開催。以後、講演会、トークイベントなど、精力的に活動中。
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幸せについて
¥1,100
SOLD OUT
ひとつひとつが少ない文字数で書かれた「幸せについて」の言葉。 幸せ感あふれる温かい一冊です。 (店主) *カバーは3種類のうちの「小さな幸せ〜」になります。 著者:谷川俊太郎 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292846 Cコード:C0095 定価:¥1,100(税込) 発売日:2018.12.15 これまで、いわゆる「人生論」は一切出版してこなかった谷川さんですが、87 歳(当時)で初めて、「幸せ」をテーマに、全編書き下ろしの書籍を刊行しました。 豊かな人生経験と、詩人としてのみずみずしい感性から生み出された谷川俊太郎オリジナルの「幸せ」論。 短いことばと手書きの文字で書かれた本書、70年近くを詩人として生きてきた谷川さんの人生の知恵とことばがたくさん詰まった1冊です。 俺、いま幸せなんだよね。 歳とってカラダが重くなって、朝っぱらから昼寝をしたい気分だけど、 ココロはなんか余分なものがなくなって、軽くなってる。軽いのは軽薄とは違うよ。 快活っていうのが近いかな、青空みたいなココロ、でも少しは雲もある。 (本文より) ※カバーは全部で3種類あります。(本の中身は同じです) 本文からの抜粋ではなく、こちらも谷川さんによる書き下ろし、著者直筆のことばです。カバーを取ると、美しいブルーグレーの表紙があらわれます。
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おやときどきこども
¥1,760
もう一度、親子として向き合おうと思わせる新たな視点を、しかしそれは「こども」であったときに見ていたはずの視点を思い起こさせてくれるような本ですね。 (店主) 著者:鳥羽和久 (学習塾塾長、書店「とらきつね」店主) 定価:1600円+税 刊行:ナナロク社 仕様:四六変形ソフトカバー 272ページ ISBN:978-4-904292-94-5 C0095 本の紹介と、試し読みを公開しております! https://note.com/nanarokusha/n/n402f6b4085e3 「正しさ」を手放して始める、新しい人間関係を描いた一冊。 福岡で小中高生たち150余名が学ぶ教室「唐人町寺子屋」を開校して20年、数多くの親子と接してきた著者が、現代の親子が抱える多様でリアルな問題を、子どもたちの生き生きとした語りと鋭い考察から描きだします。 えこひいきする先生、子育てに自信のない親、虐待、 言葉で伝わるという思い込み、スマホ依存……。 「正しさ」を手放したところから始まる、新しい人間関係のあり方をリアルな事例とこれまでにない批評でつづる本。 ※本書では多くの書籍や楽曲が紹介されます。その一例です。 朝井リョウ、東浩紀、こだま、千葉雅也、若林正恭、庵野秀明、 マヒトゥ・ザ・ピーポー、米津玄師、槇原敬之、最果タヒ、國分功一郎、植本一子 etc… 【著者プロフィール】 鳥羽和久(とば・かずひさ) 1976年福岡県生まれ。学位は文学修士(日本文学・精神分析)。 大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開業。 現在は、株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、 及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、小中高生(150余名)の学習指導に携わる。 教室の1Fには書店「とらきつね」があり、主催する各種イベントの企画や運営、独自商品の開発等を行う。 著書に『親子の手帖』(鳥影社)など。 http://tojinmachiterakoya.com/torakitune.html 【帯文公開!!】 ●東浩紀(批評家、作家) 鳥羽さんに子どもを託した親は恵まれていると、 ひとりの親として思った。 学習塾でこんな対話が可能ならば、 地域の未来は明るい。 ●寺尾紗穂(音楽家、文筆家) 「先生は私に言葉を与えてくれました」 一人の教え子の言葉は、鳥羽さんの教育にかける情熱を伝えるとともに 教師や親、大人たちが、いかに子供の言葉を奪い、 自らも言葉を手放してしまったかを示している。 大切な誰かにきちんと向き合いたいすべての人に薦めたい一冊。
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ヒーシーイット アクア
¥1,047
SOLD OUT
著者:ウィスット・ポンニミット 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292020 Cコード:C0079 定価:¥1,047(税込) 発売日:2009.5.15 タイ在住のマンガ家「タムくん」がノートに描いた枚数もジャンルもバラバラのマンガシリーズ第1弾。 巻末に詩人の谷川俊太郎さんによる解説を収録。 谷川さんはじめ多くの方に絶賛された「部屋」は必見です。
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ヒーシーイット オレンジ
¥1,047
著者:ウィスット・ポンニミット 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292266 Cコード:C0079 定価:¥1,047(税込) 発売日:2012.6.15 著名人ファンも多いタムくんの、傑作短編シリーズ第2弾がついに刊行。 前作『ヒーシーイット アクア』(解説:谷川俊太郎)は、 外国人では初の文化庁メディア芸術祭マンガ部門入賞。 今回は、優しくてちょっとイジワルなショートショート17編と タイのゆる~いくらしを描くイラストエッセイ17編を収録。 解説は, 「murmur magazine」で女子に大人気の服部みれいさん!!
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ヒーシーイット レモン
¥1,100
著者:ウィスット・ポンニミット 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292679 Cコード:C0079 定価:¥1,100(税込) タムくんの傑作短編シリーズの 日本語版第3弾! タイ在住の人気マンガ家、タムくんことウィスット・ポンニミットが描く、ページ数もジャンルも自由な短編マンガ集「ヒーシーイット」シリーズの日本語版第3弾です。 マンガ25話と、各話の終わりにそのお話のイラストメッセージも25編を収録。 今回も和訳と手書き文字もすべて本人によるものです。 第1弾の『ヒーシーイット アクア』(小社)は平成21年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて外国人として初めて入賞しました。 マンガ以外にも「SAKEROCK」や「くるり」のミュージックビデオの制作、個展やアートフェスの参加など、常に話題を呼んでいる、タムくんの原点といえるシリーズ、ぜひご覧ください! ●解説 タムくんのまんががその全体で伝えようとしていることは、だれかを愛しく想うエネルギーで声なき声を見る方法なんだと思った。 ―巻末解説「声なき声を見る」齋藤陽道より
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藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない
¥1,100
著者:藤岡拓太郎 出版社:ナナロク社 装丁:名久井直子 仕様:B6変形 並製 236ページ 発刊:2017年9月 ISBN:978-4-904292-74-7 C0079 TwitterやInstagramで大人気の漫画家、 藤岡拓太郎のはじめての本。 1ページ漫画217本を収録! 2014年から2017年の間にネット上で発表した1ページ漫画、およそ500本の中から厳選した217本と、 「あとがき」を含めた書き下ろしの文章5編を収録。 小躍りしたくなるポップなブックデザインは、装丁家の名久井直子さんが手塩にかけて考案。 本をめくって楽しい、本棚に置いて嬉しい一冊になりました。 本書の制作日記や、単行本に収録していない作品も、藤岡さんのサイトで読むことができます。ぜひご覧ください。 藤岡拓太郎特設サイト https://www.takutaro.com/natsugatomaranai/ 〔プロフィール〕 藤岡拓太郎(ふじおか・たくたろう) 1989年大阪生まれ。ギャグ漫画家。2014年からTwitterやInstagramを中心に1ページ漫画を発表。笑いと映画と大相撲とラジオが好き。 公式サイト:https://www.takutaro.com
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ぞうのマメパオ
¥1,760
著者:藤岡拓太郎 出版社:ナナロク社 定価:1760円(本体1600円+税) 仕様:196ページ、A5版 ISBN:978-4-86732-011-2 C8771 【『たぷの里』の藤岡拓太郎、2作目の絵本。】 小さな女の子ジュンちゃんと、小さな象 のマメパオが、走って転んで、また走る。 子どもも大人も読めば踊りたくなる、 シュールでキュートな196 ページ。 藤岡拓太郎(ふじおか・たくたろう) 1989年5月31日、大阪生まれ、大阪在住。 2014年からTwitterとInstagramでギャグ漫画の発表を始める。著書に『藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない』、『大丈夫マン 藤岡拓太郎作品集』、絵本『たぷの里』(いずれもナナロク社刊)がある。かわいいと思うものは、トムとジェリー、ダンボ、パンダコパンダ。
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大丈夫マン 藤岡拓太郎作品集
¥1,100
著者:藤岡拓太郎 出版社:ナナロク社 装丁:鈴木千佳子 判型:A5並製 100頁 発行:2021年1月 ISBN:978-4-86732-000-6 C0079 デビュー作『夏がとまらない』はじめての絵本『たぷの里』の 藤岡拓太郎による最新コミック集! ↓著者・藤岡さんよりコメント↓ こんにちは 短くて ゆかいな漫画集 『夏がとまらない』に続く、2冊目の漫画集です。2017年から2020年にかけて、TwitterやInstagramで発表してきた1ページ漫画や2ページ漫画に加え、この本のために描き下ろした22ページの短編漫画「街で」も収録しています。 今回は「いつでも鞄に入れて持ち歩ける詩集のような漫画集にしよう」というテーマで、3度目のタッグとなるナナロク社と本づくりを進めてきました。装丁は鈴木千佳子さんです。 また、前作『夏がとまらない』を出した時に、漢字がまだ読めない子供も読んでくれているという声もけっこう聞いたので、この本には全作品の台詞にルビ(ふりがな)を付けました。 読んで、笑って、大丈夫と思える本になれば嬉しいです。 2020年12月5日 藤岡拓太郎 【プロフィール】藤岡拓太郎(ふじおか・たくたろう) 1989年大阪生まれ。ギャグ漫画家。2014年からTwitterやInstagramを中心に1ページ漫画を発表。笑いと映画と大相撲とラジオが好き。
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たぷの里
¥1,320
著者:藤岡拓太郎 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292891 Cコード:C8771 定価:¥1,320(税込) 発売日:2019.7.21 対象年齢 赤ちゃんから君まで あの『夏がとまらない』のギャグ漫画家、 藤岡拓太郎の初めての絵本です。 何度読んでも笑える不思議なリズムです。 作者コメント 大げさじゃなく、赤ちゃんからおばあまで、おかんもおとんも浪人生も笑う絵本を作ろうと思いました。大人になって絵本から遠ざかっていた僕を笑わせてくれた長新太さんの絵本のように、この絵本も色んな人を笑わせてくれればうれしいです。たぷの里の腹を君にものせたい。 「たぷの里」特設ページでは試し読みのほか、藤岡拓太郎によるエッセイ「たぷの里のこと」を公開中! https://www.takutaro.com/tapunosato/ 著者について 藤岡拓太郎(ふじおか・たくたろう) 1989年5月31日、大阪生まれ。2014年からTwitterとInstagramでギャグ漫画の発表を始め、2017年に1ページ漫画をまとめた『藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない』(ナナロク社)を刊行。『たぷの里』は初めての絵本作品となる。笑いと映画とラジオと大相撲が好き。 Twitter @f_takutaro / Instagram @takutaro5
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史群アル仙作品集 今日の漫画2
¥1,100
著者:史群アル仙 出版社:ナナロク社 装丁:名久井直子 仕様:四六判 並製 226ページ 発刊:2017年6月 ISBN:978-4-904292-72-3 C0079 「この人は、愛の本質を知っている。」 ―帯文より、詩人・谷川俊太郎 1ページで描かれた、こころ揺さぶる物語。 前作から3年―。 平成生まれの漫画家・史群アル仙、苦みと甘みの第2集! ! 懐かしくて、かわいくて、切なくて、つらい。 Twitterから登場した史群アル仙の鮮烈なデビュー作『今日の漫画』、待望の続巻です。 1ページ漫画96作に、書き下ろし漫画「トタン屋根のユキナ」を収録。 本作のテーマは「愛」。前作よりさらに一層かわいく、そして切ないお話がつまっています。 前作につづいて人気装丁家・名久井直子さんによる造本で、愛らしさと切なさをぎゅっと包んでいます。 〔プロフィール〕 史群アル仙(しむれ・あるせん) 1990年生まれ。漫画家、クレパス作家。女性。大阪府出身。漫画家・クレパス専門画家・即興BIG漫画ライブペインター。「kiske3」「padGALLERY」所属アーティスト。ADHD(注意欠陥・多動性障害)を公表している。 小学4年生で「自分の手で昭和の漫画の画風を未来へと引き継ぐ」ことを決意。漫画家を志す。15歳の頃、絵画への興味と「クレパス」に惹かれ「クレパス画家」となる。2013年より、ツイッターを中心に1ページ漫画「今日の漫画」を発表。瞬く間に評判を呼んだことを契機に、漫画家デビューを果たす。ライブイベントにも数多く出演し、決められた時間内に即興で自身の背丈を越えた漫画を描き上げる「即興BIG漫画ライブペインティング」は大きな話題となる。自画像と共に描かれているのはフクロウのぬいぐるみ「ウッウー」。 著書に、『臆病の穴』(秋田書店)、『アオキヒビハ。』(KADOKAWA)、『迷うは君の世界』(主婦の友社)、『史群アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~』(秋田書店)がある。
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冬のUFO・夏の怪獣【新版】
¥1,320
著者:クリハラタカシ 出版社:ナナロク社 ISBN:9784867320013 Cコード:C0079 定価:¥1,320(税込) 発売日:2020.11.7 もしボクが神サマなら、この本を持ってる人を先に救う。 ヨシタケシンスケ NHK「あさイチ」で絵本作家のヨシタケシンスケさんが、 大好きな本として紹介したマンガが、 装いもあらたに【新版】となり新発売!! 2015年に刊行した『冬のUFO・夏の怪獣』に、 作者のクリハラタカシさんが全編手を入れた一冊です。 目次 巻頭漫画 休日、父と電車で動物園に行った話 犬と海 午後から雨 冬のUFO ひろしとみどり 私立探偵大町駿作の事件簿以外 暇なキョーコさん 博士くんの発明と絶望 私立探偵大町駿作の事件簿以外② ひろしとみどり② 春のめざめ達 私立探偵大町駿作の事件簿以外③ ひろしとみどり③ 金曜日の晩ご飯 17時の目覚まし 私立探偵大町駿作の事件簿以外④ ヒミツ倶楽部のひみつ ひろしとみどり④ 私立探偵大町駿作の事件簿以外⑤ 友達の家 私立探偵大町駿作の事件簿以外⑥ キョーコの怖い話 蜃気楼 私立探偵大町駿作の事件簿 赤いボタン ひろしとみどり⑤ 夏の怪獣 あとがき 巻末漫画 著者プロフィール クリハラタカシ 1977年東京都生まれ。漫画、イラストレーション、絵本などを制作。 マンガ作品に『ツノ病』『ラッキーボギー』『隊長と私』(すべて青林工藝舎)。 絵本作品に『ぱたぱたするするがしーん』(福音館書店)、『これなんなん?』(くもん出版)、『とおくにいるからだよ』(教育画劇)、『こうえん』(偕成社)、『ゲナポッポ』(白泉社)ほか多数。
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学校と先生
¥1,100
著者:おほしんたろう 出版社:ナナロク社 装丁:佐藤亜沙美 判型:A5判 並製208ページ 発刊:2019年3月22日 ISBN:978-4-904292-87-7 C0079 ひとことイラスト投稿がTwitter、instagramで大人気の芸人漫画家・おほしんたろう。 はじめての全編描き下ろしギャグストーリー! 教室を舞台に「なつかしかわいい」6ページ漫画25本、おまけ4コマもたくさんの充実っぷり。 細かい仕掛けもふんだんに盛り込まれた一冊です。 ==== 毎日がくだらなくて、 何も起こらなくて、 でも腹がよじれるほど面白い。 「そう! ! これは……青春! ! 」 『岡崎に捧ぐ』の山本さほ先生 ==== <著者プロフィール> おほしんたろう 1985年佐賀県生まれ。九州大学卒。福岡在中のピン芸人。ワタナベエンターテイメント所属。Twitterに投稿するイラストネタがHKT48指原莉乃さんらに絶賛され話題となる。2015年に『おほまんが』(KADOKAWA)刊行。
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Catnappers 猫文学漫画集
¥1,760
*サイン本ございます。 著者:長崎訓子 出版社:ナナロク社 ISBN:9784904292907 Cコード:C0079 定価:¥1,760(税込) 長崎訓子が描く わがままで自由奔放な 名作文学のシニカルな猫たち。 著者の長崎訓子さんは、『金持ち父さん 貧乏父さん』をはじめ 『武士道シックスティーン』『億男』などのベストセラーの装画、挿絵のほか幅広い活躍をしている人気イラストレーター。 長崎さんが3、4年に1度のペースで刊行している文豪たちによる名作短編をマンガで描き下ろした作品集の第3弾が本作です。 オリジナル2作品を含めた全11作品は、いずれも、猫が主要な役割を果たすかわいくも不思議な物語ばかりです。 ブックデザインは、前2作と同じ大島依提亜さん。 印刷は、美術印刷で名高い山田写真製版所が担当。微細な濃淡も再現した作品集としても美しい一冊です。 【収録作品】 ルナール「猫」 別役実「なにもないねこ」 芥川龍之介「お富の貞操」 中原昌也「子猫が読む乱暴者日記」 筒井康隆「池猫」「飛び猫」 小川未明「ねことおしるこ」 サキ「レディ・アンの沈黙」 赤川次郎「いつか、猫になった日」 菅原孝標女「更級日記」 長崎訓子「Catnappers」 【プロフィール】 長崎訓子(ながさき・くにこ) 1970年 東京生まれ。イラストレーター。書籍の装画や挿絵、絵本、漫画、映画に関するエッセイなど多方面で活動中。主な装画の仕事として『金持ち父さん 貧乏父さん』『武士道シックスティーン』『億男』など。漫画の作品集に『Ebony and Irony 短編文学漫画集』『MARBLE RAMBLE 名作文学漫画集』。飛ぶ教室(光村図書)にて偏愛映画コラム『子どもたちによろしく』執筆中。
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玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ
¥1,540
著者:木下龍也 岡野大嗣 出版社:ナナロク社 挿込小説:舞城王太郎 装画写真:森栄喜 装丁:大島依提亜 判型:B6判変形 上製 136ページ 定価:1400円+税 発刊:2017年12月 ISBN:978-4-904292-77-8 C0092 新世代歌人による新時代歌集が誕生しました。 男子高校生ふたりの視点で紡がれた、七月一日から七夕までの七日間の物語歌集。 ひとつひとつの歌は物語の断片を彩りながら、その強い光を放っている。 日常から徐々に滲みだす青春の濁りを、新鋭歌人ふたりによる217首の歌が描きだします。 ふたりがむかえる七日間の結末とは。本書をぜひ開いてください。 木下龍也(きのした・たつや):1988年山口県生まれ。2013年『つむじ風、ここにあります』、2016年『きみを嫌いな奴はクズだよ』を刊行。 岡野大嗣(おかの・だいじ):1980年大阪府生まれ。2014年『サイレンと犀』を刊行。
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