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点滴ポール 生き抜くという旗印

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この力強さは、こころを病みがちな現代においてとても励みになる。
(店主)

著者:岩崎航
写真:齋藤陽道
出版社:ナナロク社
装丁:寄藤文平 鈴木千佳子
仕様:四六判 上製 本文184ページ
発売:2013年6月
ISBN:978-4-904292-43-3 C0095


著者の岩崎航は、仙台市在住の37歳です。
3歳で進行性の筋ジストロフィーを発症。
現在は常に人工呼吸器を使い、
胃ろうから経管栄養で食事し、
生活のすべてに介助が必要な体で
ベッド上で過ごしています。
しかし、自殺願望に覆われた10代、
身体の苦しみに苛まされた20代を越え、
30代の今、力強くまたユーモアを交えた詩を
生み出し続けています。

管をつけると/
寝たきりになると/
生きているのがすまないような/
世の中こそが/
重い病に罹っている
(「貧しい発想」より)

ただの闘病記にはない、
すべての生きる人に勇気を与える
新時代詩人のデビュー作です。


〔プロフィール〕
岩崎航 ( いわさき・わたる)
 1976年仙台市生まれ。詩人。本名は、岩崎稔。仙台市立向山小学校、仙台市立五橋中学校、宮城県仙台第一高等学校通信制課程を卒業。3歳の頃に進行性筋ジストロフィーを発症。17歳のとき、自分の未来に絶望して死のうとまで考えたが、「病をふくめてのありのままの姿」で自分の人生を生きようと思いを定める。今は胃ろうからの経管栄養と人工呼吸器を使い、在宅医療や介護のサポートを得て自宅で暮らす。
25歳から詩を書き始め、2004年の秋からは五行歌を詠む。2013年7月、詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(写真・齋藤陽道/小社)を刊行。各界から大きな評価を得る。
2014年には、仙台にて詩人の谷川俊太郎と自身初となる朗読会を開催。以後、講演会、トークイベントなど、精力的に活動中。

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